小学3年の三女は『こびとづかん』のコビトに夢中です。

づかんに登場する大半のコビトの特徴を暗記しています。

そして、コビトはこの世に実在する、と思っています。

 

昨夜、妻が別室で友達と長電話している間、三女が私の“見守り”を兼ねて、私のベッドサイドの床に布団を敷いて横になりながら、コビトの捕まえ方について熱心に話してくれました。

 

実は最近三女はずっと私を避けていてベッドサイドにもなかなか来てくれなかったので、二人きりでゆっり話をするのは本当に久しぶりなのです。そして、

 

「あ~ぁ、コビト捕まえたいなぁ。お友達がパパと虫とりに行くみたいに、パパとコビト捕まえに行きたいなぁ。ねぇ、どうしてパパはお友達のパパみたいじゃないの?」

 

三女が私の病気や身体のことで私に質問してきたのはこれが初めてです。

おそらく普段から訊きたくて仕方なかった質問を、三女なりに最も自然な話の流れの中で訊いたのだろうと思います。

 

「パパも○○(三女)と一緒に行きたいなぁ。コビトとりだけじゃなくて、海やプールや山にも一緒に行きたい。でも病気にかかってしまって、身体が動かないんだ。この病気は原因がわからないんだよ。」

 

その後三女の反応はありませんでした。お互い仰向けに横になっていて、私は自力で三女の顔をのぞき込むことができませんので三女がどのような表情をしていたのかもわかりません。三女はそのまま眠ってしまいました。 

 

ALSという病気は大人でもそれを受け止めるのが難しい。小3の少女に分かってもらうのは容易ではありません。

 

でも今回のやり取りができて私は嬉しかった。妻には今後も時々友達と別室で長電話をしてもらいたいとお願いしました。