18日に日付が変わったそんな時だった
お父さんが逝ってしまった

わかっていたんだ
そんなにお父さんのいのちはながくないことも
食べれなくて胃ろうをして
生きていたのだから本来なら
生きてないのに医学の力で
私たちのそばにいてくれてたことも

だから本当ならもっともっと
一緒に思いやり優しく寄り添ってあげたら
よかったのに…わたしは不安と
父が放つなんだかなんともいえない
エネルギーを
やはり受けとめきれなかった

穏やかに安らかに逝くことも
サポートしてあげられずに
お父さんは逝ってしまって
救急車から病院へ

でも病院から家に戻ってきた時
わたしはこの空の美しさと優しさに
『はっ』
としました
父からの…父の優しいこころの色だと感じた


18日、19日、20日
おじいちゃんの四十九日
父の日、お通夜、お葬式
何をどうして過ごしたのか
わたしの感情は、ただひとつ
おっそろしいほどの後悔のみに支配された
もうとにかく泣いた

でもね、棺の中に父の日だから
お手紙いれようと思って
もう字も書きなぐるように
気持ちを…書いてみた
お父さんごめんなさい‼︎
1枚はごめんなさいしか出てこない
そんなお手紙だったのだけど
だんだん段々不思議と落ち着いてきて
ありがとうになっていって
最後は大好き♡って書けた

寝てるお父さんの胸にお手紙おいて
読んでね♡って伝えたら
わたしをとりまく空気がすっとかわって
握りしめられてた心臓が楽になったんだ
照れ

たくさんの出来事があった

逝ってしまってお座敷で寝てる父の横で
座布団並べてわたしも横になったら
あっという間に一緒に寝てて
みょーに安心して気持ちよく寝れたこと
(何十年ぶりに一緒に寝たか。)

父の友や親戚みんなの思い出に触れ
最後の病気でしょんぼりしてた父の
その時ばかりが占めてたんだけど
そうじゃなくお父さんは
お父さんの人生を結構楽しんでたこと
(わかって、思い出して心が軽くなった)

葬儀の挨拶のとき
泣いたことをほぼみたことない主人が
男泣きになって話せなくなるくらい
お父さんをオモッテくれてたこと

私たち家族を支えてくれてた友の
優しさもありがたすぎるほどうけとった

今もおもいのままに
書いてるけど
こんな事になるとは知らないわたし
怒涛の時間を過ごしたわたし
そしてこれから生きていく今のわたし


『まるで違う』


お父さんからのでっかすぎるギフトだと
オモッテこれからの日々を過ごすよ

父が亡くなる前あたりからよく聴いてた
この曲
魂はお知らせしてたのかな。