こんにちは!

久々にまたアメリカに行ったので、前回に引き続きZipAirに関してのお話になります。


前回は格安航空について簡単に説明して機体はこんな感じですとまで説明しましたので、今回は中身についてお話ししたいと思います。


まずは皆さんが気になるであろう機内エンターテイメントについてです。


格安航空ではなく通常の航空会社の飛行機に乗ると必ずあるのが機内エンターテイメントですよね。


一昔前はエコノミークラスには個々の席にモニターはなく正面に大きなモニターが一つと各通路に20インチもないモニターがあってそこから映画やフライトマップを観ていましたが、ここ最近は各席に10インチくらいのモニターが装備されてて映画やドラマ、フライトマップや免税商品買物にゲーム、さらには各空港の設備の説明などのページまであり長いフライトでも退屈しないようになってますよね。


さて、格安航空の機内エンターテイメントはどうなのかというと、ここがある意味格安航空の一番コストを下げているところなんだろうなと思います。


はい、モニターは一つもありません!


通常モニターがあるシート部分はこんな感じになって何とも質素な作りです。



モニターがないと何とも寂しいですね。


では長いフライトでの退屈凌ぎをどーするかと言いますと、機内Wi-Fiや各自で持ち込んだスマホやタブレットを使います。


上の写真にQRコードがあるのが見えると思いますが、Wi-Fiに接続してこれを読み込んでZipAir専用のページにアクセスします。


ページ内には機内エンタメの映画やオプションの食事や飲み物やアメニティ購入ができる項目があります。


映画に関しては7本くらい?あったと思いますが、最新の映画ではなくここ7年くらいの映画がありました。


オプションは主に食事や飲み物、あとはアメニティ関連やグッズがありましたが、私は事前に食事を買っていたのでそこから買うことはありませんでしたが、基本的に何か食べたい飲みたい使いたいとなったらこのページから購入することになります。


ちなみに機内Wi-Fiですが、一応繋がるのですが遅いです。

衛星の位置の関係や何台のデバイスがつながっているかによって通信速度は変化するらしいですが、基本的にYouTubeや Netflixのようなサブスクは無理だと思った方がいいです。

通信状態がいいとyahooニュースなどは読めますが、サクサクではないです。

往復で色々トライしましたが、動画は厳しいというのが私の結論です。


なので、周りのお客さんはそれを知っていたのか事前に各自のスマホやタブレットに好きな映画やドラマをダウンロードして見ていました。


ちなみにZipAirの機内ページにあるエンタメの動画(主に映画)は普通に見れますが、先ほど述べたように7本くらいしかないので各自事前に用意しておくのが無難だと思います。


ちなみに今の時代皆さんスマホなりタブレットをお持ちなのが前提なので座席にそれらを立て掛けるスペースも用意されています。


ドリンクホルダーも兼ねていますが、タブレット立て掛けたら多分使えません。


あと各個人のデバイス使用が前提なので、USB(type-A)とコンセントは一つづつ用意されているので充電には困りません。

(座席テーブルの下あたりにありました)


あと機内エンターテイメントはビジネスクラスにも用意がないようで同じように各自で何とかすることが求められるようです。


次に座席アメニティです。


普通の航空会社の飛行機に乗ると自分のシートの上に簡易的な枕と毛布が用意されていますが、それらがありません。イヤホンももらえません。

更に離陸前に配られるお手拭きもないです。

何もないです!

唯一あるのはエチケット袋だけです。

なので寒いと自分でなんとかするしかないです。

私はそれを見越して薄手の上着を持ち込んで毛布というか寒さ対策に使いました。


機内装備はどうか。


まずトイレ、さすが日本の航空会社、キレイでした。と言うか、ウォシュレットも完備されているのでちょっと古めの機体のアメリカの航空会社なんかよりも数倍よいです。


頭上の荷物入れやライトなんかは他と同じです。


ということで共同で使う機内装備に大きな違いはありませんでした。


次に機内サービスになります。


まずご飯、これはオプションで買うことになります。

チケットを買う時にオプションとして買うか、機内での買うかの選択肢があります。

味は、そこそこ美味しいです。レビューに牛丼がおすすめとあったので食べてみましたが、今まで食べた機内食の中でもトップクラスに良かったです。

(あくまでも機内食としてです)


あとこれはチケットを買ってから知ったのですが、機内への食べ物や飲み物の持ち込みは問題ないです。但し、アルコールはダメなようです。

なので人によっては出国手続きが済んだ先にあるコンビニや薬局で簡単に食べるものや飲み物を買っていました。

これもありかなと思いました。

機内食は牛丼と水で1200円でしたので、1200円あればそこそこコンビニで買えますしね。


ちなみに機内で買える食事は、どん兵衛、辛ラーメンなんかがありました。


他にも毛布やスリッパなんかも全てオプションで全て必要に応じて買うことを前提としています。

もちろん個人で持ち込みもできるので、事前に格安乗るなら持ち込むのがいいかもしれません。


機内サービスとはちょっと違いますが、荷物も全てオプション扱いで有料です。

重さや大きさによって値段が変わりますが、基本的に無料で持ち込めるのは7kgまでの荷物です。

カウンターで手持ちの荷物の重量も測られてシールを貼られることになります。


荷物も重さや数で料金が決まっています。

複数の荷物がある場合は各自で事前にどのくらいの荷物を預けるか、もしくは持ち込むかを決めて購入することになります。


荷物のオプションに関しては、飛行機に乗る数日前に決めておかないといけないらしいですが、当日チェックイン時に購入することもできるようです。


一応混んでいるときに当日荷物が多くて預けられませんとならないようにZipAirでは事前購入をお勧めしてるようです。


最後に客室乗務員はどんな感じかをお伝えしようかと思います。


まず客室乗務員の制服はシンプルでした。過去にANAJALに乗った時に見た客室乗務員のようにきっちりした格好というよりシンプルで動きやすい感じに見えました。

ジェンダーレスがテーマなのかは分かりませんが、私のフライトは往復全て女性でしたが、各自パンツスーツ的なのもいればスカートの方もいました。多分好きなのを選べるのかなと思いますが、最近流行りのジェンダーレスはこのようなところにも影響があるんですね。


お化粧もそんなに濃くない?感じで機内が暗いと客なのか客室乗務員なのか見分けがつきません。

サービスは流石に日本の航空会社なので問題ないです。

私は過去日本とアメリカを往復した際は基本サービスなんかないと言われるアメリカの航空会社を使っていたのでむしろZipAirはサービスいいなと思いました。


ということで、今回は主にZipAirの機内についてのお話でした。


次回は総合的な感じで感想をお伝えしようかと思います。


ではでは。