ローカル路線バス乗り継ぎの旅Z第2弾を見て | sa19830701

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ローカル路線バス乗り継ぎの旅のファンで、この影響を受けて、各地区が運行されるバス会社、運行する区間の国道や都道府県道の路線についても興味を持つようになりました。
私は、常に日本全国の道路地図、鉄道地図、時刻表を所持して、経路のリサーチをしています。

 8月8日にBSテレ東でローカル路線バス乗り継ぎの旅Z第2弾が放送されました。

 初回放送は2017年7月8日です。

 

 

 スタートは山梨県南都留郡富士河口湖町精進湖から、目指すゴールは栃木県那須郡那須町那須岳までを3泊4日で路線バスのみを乗り継いで行く行程です。

 マドンナは舟山久美子さんです。

 

 スタート地点(山梨県南都留郡富士河口湖町精進湖)

 

ゴール地点(栃木県那須郡那須町那須岳)

 

 スタートの山梨県南都留郡富士河口湖町から10時20分に出る富士急山梨バス(現在は富士急バス)鳴沢・精進湖・本栖湖周遊バス(Blie-Line)バスで南都留郡富士河口湖町へ向かいました。

 南都留郡富士河口湖町から先は国道139号線を通って大月市に向かっても接続はできなく、そのまま富士吉田市へ向かうことにしました。

 富士吉田市に辿り着いても、国道139号線に向かうのは途中の富士吉田市と都留市に挟まれている南都留郡西桂町内には路線バスが何もなく、都留市から大月市方面にしかありません。

 他にも国道413号線を南都留郡山中湖村~南都留郡道志村方面は繋がるが、徒歩移動もなく移動できる手段としては、私が調べた限りでは、国道413号線を南都留郡道志村に向ければ、ここから神奈川中央交通さんで相模原市緑区三ケ木(みかげ)~相模原市緑区橋本~国道16号線を通って八王子市に繋がります。

 結局、徒歩移動するという決断で、12時15分に出る富士急山梨バス(現在は富士急バス)で国道139号線を通って富士吉田市白糸橋に向かいました。

 ここから都留市に向けて約9キロメートルの徒歩移動で、13時51分に途中都留市東桂にバス停を見つけましたが、その時刻が3分前の13時48分発が出てしまい、更には最終バスで、そのまま都留市まで続けて歩くしかありませんでした。

 都留市に15時10分に到着し、ここから富士急山梨バス(現在は富士急バス)で大月市へのバスが1日に出るのが10時00分発の1便のみとまた繋がらなくなり、接続が難しい状況です。

 その都留市からも富士急山梨バス(現在は富士急バス)で南都留郡道志村に向かうバスがあり、最初から南都留郡道志村方面を選べばよかったのではと思いました。

 結局、富士急山梨バス(現在は富士急バス)で都留市から16時30分に出るリニア見学センター行きの都留市大原橋に向かうことにしました。

 ここからも約4.5キロメートルを歩くこととなり、途中大月市立中央病院に到着したところで、すぐにも大月市に向かうバスがあり、そのバスに乗車しました。

 大月市に18時05分に到着し、ここから富士急山梨バス(現在は富士急バス)で国道139号線を通って北都留郡小菅村に向かう最終時刻が18時20分発があり、初日目は山梨県北都留郡小菅村に泊まることとなり、翌朝は国道139号線~国道411号線を通る京王電鉄バスの子会社、西東京バス奥12で8時57分に出る東京都西多摩郡奥多摩町方面のバスに乗ることにしました。

 

 二日目は山梨県北都留郡小菅村からの開始で、まずは国道139号線~国道411号線を通って行く京王電鉄バスの子会社、西東京バス奥12で8時57分に出るバスで東京都西多摩郡奥多摩町へ行きました。

 西多摩郡奥多摩町からも青梅市に向かう途中、国道411号線を通ってJR東日本青梅線川井駅から先は西多摩郡奥多摩町と青梅市市境にあたるJR東日本青梅線御嶽(みたけ)駅まで路線バスが途切れ、次の京王電鉄バスの子会社、西東京バス奥30の9時38分発は過ぎてしまい、その次の同じく奥31が12時14分発と約3時間も待たなければならず、その待ち時間の間、京王電鉄バスの子会社、西東京バス奥20を10時15分に出るバスで日原(にっぱら)鍾乳洞に向かい、ここから西多摩郡奥多摩町に戻るにしても11時00分発と15分しかなく、時間調整がかなり要するところでした。

 西多摩郡奥多摩町に戻り、埼玉県に向けての路線経路がJR東日本青梅線川井駅から青梅市吉野までの約5キロメートルは徒歩移動、ここから東京都営バス梅76で国道411号線を通って青梅市、東京都営バス梅77でJR東日本青梅線河辺(かべ)駅、西武バス入市32-1で入間市に抜けるバスがありました。

 定刻になり、12時14分に出る京王電鉄バスの子会社、西東京バス奥31で国道411号線を通ってJR東日本青梅線川井駅へ向かい、ここから青梅市吉野までの約5キロメートルは徒歩移動、14時09分に青梅市吉野に到着、東京都営バス梅76で国道411号線を通って青梅市方面が14時27分発とあり、東京都営バス梅77でJR東日本青梅線河辺(かべ)駅に15時28分に到着、西武バス入市32-1で入間市方面が7分後の15時35分発と進み具合としてはいいところです。

 入間市に16時15分に到着、ここから西武バス狭山27で国道16号線を通って狭山市方面が10分後の16時25分発、狭山市からは川越市には直接つながらず、まずは西武バス狭山30で狭山台団地へ、ここから西武新宿線新狭山駅までの約1.5キロメートル徒歩移動、西武新宿線新狭山駅に17時55分に到着、この次の西武バス川越62で川越市に向かうバスが平日に8時台と18時台のそれぞれ2便、計4便しかない時刻表の中、先発時刻の18時12分発で川越市に向かいました。

 18時45分の時点で、川越市からは東武バスウエストで、鴻巣市に向かう川越03の最終発車時刻が19時13分、桶川市に向かう川越04の先発が18時55分(最終21時10分)、上尾市に向かう川越06系統の先発が19時43分(最終20時55分)と3つに分かれますが、難しい選択肢でしたが、結局選んだのは川越市を19時43分に出る東武バスウエスト川越06で上尾市方面を選びました。

 この選択が、残りの2日間に大きく響くことになりました。

 上尾市に20時45分に到着し、ここから丸建自動車(けんちゃんバス)(2021年3月より運行休止)で蓮田市方面が21時25分発があるが、宿泊ができるかどうかも気がかりなところもあり、結局二日目は埼玉県上尾市泊まりとなりました。

 

 三日目は埼玉県上尾市からの開始で、6時20分に出る丸建自動車(けんちゃんバス)(2021年3月より運行休止)で蓮田市方面のバスに乗り、ここから東武系列朝日自動車蓮32で国道122号線を通って白岡市下大崎へ、ここから久喜市(旧南埼玉郡菖蒲町)台までの約1.5キロメートルは徒歩移動、久喜市(旧南埼玉郡菖蒲町)台から東武系列朝日自動車白01で久喜市(旧南埼玉郡菖蒲町)上町、東武系列朝日自動車桶02で久喜市(旧南埼玉郡菖蒲町)に到着しました。

 久喜市(旧南埼玉郡菖蒲町)から加須市にかけては路線バスが何もなく、結局加須市根古屋まで約4.5キロメートルは徒歩移動となりました。

 10時28分に加須市根古屋に到着し、ここから東武系列朝日自動車加32で加須市方面の先発時刻が10時58分発と約30分の待ち時間となり、その加須市に11時17分に到着し、加須市のコミュニティバス(かぞ絆号)シャトルバス(東武系列朝日自動車委託業務)で東武日光線柳生駅への先発時刻が12時27分発と1時間10分の待ちとなり、その間に埼玉県ではさいたま市(旧浦和市)ではうなぎが盛んな町と言われていることで、その加須市で名物のうなぎを食しました。

 定刻になり、12時27分に出る加須市のコミュニティバス(かぞ絆号)シャトルバス(東武系列朝日自動車委託業務)で東武日光線柳生駅に向かい、利根川を跨いで旧北埼玉郡北川辺町に入り、東武日光線柳生駅に13時30分頃に到着しました。

 ここから群馬県邑楽(おうら)郡板倉町にある東洋大学近くまでの約3.5キロメートルは徒歩移動で、その東武日光線板倉東洋大前駅に14時25分に到着、ここから館林市外四町広域公共路線バス館林・板倉線で国道354号線を通って館林市方面の先発時刻が14時45分発があり、方角的には西方向と逆向きしかなく、そのまま国道354号線を通って館林市へ行くしかありませんでした。

 館林市に到着し、ここから館林市外四町広域公共路線バス渡良瀬巡回線(西巡回)で館林市木戸町への先発時刻が16時00分発といつものように、北関東に入れば接続は非常に悪い感じです。

 ここから栃木県足利市久保田町の約3キロメートルは徒歩移動で、その足利市久保田町に17時10分に到着し、ここから足利市生活路線バス61系統御厨線(左回り)で足利市方面の最終12時25分発は既に出ており、また更に足利市大久保町まで北上して歩き、足利市大久保町に18時30分に到着、ここから足利市生活路線バス40系統富田線で岡崎山方面の19時44分発と1時間14分の待ちとなり、その間に夕食を摂り、更には足利市から佐野市にかけても路線バスが繋がらず、北関東はローカル路線バスの旅最大の強敵という烙印はまたもや突き付けられることになりました。

 定刻になり、19時44分に出る足利市生活路線バス40系統富田線のバスに乗り、途中の寺岡町で下車、ここから宿の送迎で佐野市に向かい、翌朝、佐野市から9時00分に案内所の開所を待ってからの移動となり、三日目は栃木県佐野市泊まりとなりました。

 

 最終日の四日目は栃木県佐野市からの開始で、まず、案内所でゴールの那須郡那須町まで那須岳にかけて聞き込みをしたところ、佐野市からは関東自動車佐野新都市線(万葉浪漫バス)(左回り)でイオンモール佐野新都市に向かった後、ここから国道50号線を栃木市(旧下都賀郡藤岡町)にある道の駅みかもまでの徒歩移動、栃木市のコミュニティバス(ふれあいバス)岩舟線(東回り)で栃木市にはつながります。

 その関東自動車佐野新都市線(万葉浪漫バス)(左回り)でイオンモール佐野新都市への先発時刻が9時22分発とすぐに出ることとなり、イオンモール佐野新都市に到着した後、ここから国道50号線を栃木市(旧下都賀郡藤岡町)にある道の駅みかもまでの約2.5キロメートルは徒歩移動、道の駅みかもから栃木市のコミュニティバス(ふれあいバス)岩舟線(東回り)で栃木市に辿り着き、ここから宇都宮市にかけては北上する経路すら接続が悪く、最北で行けられるのは栃木市のコミュニティバス(ふれあいバス)金崎線で栃木市(旧上都賀郡西方町)金崎を経て、鹿沼市楡木(にれぎ)までは徒歩移動、鹿沼市楡木(にれぎ)からは関東自動車01系統楡木宇都宮線で宇都宮市へはつながります。

 栃木市から宇都宮市にかけては、まず、栃木市のコミュニティバス(ふれあいバス)金崎線で栃木市(旧上都賀郡西方町)金崎まで乗車、ここから鹿沼市楡木(にれぎ)までの約5キロメートルは徒歩移動、鹿沼市楡木(にれぎ)に15時23分に到着、関東自動車01系統楡木宇都宮線で宇都宮市方面の先発時刻が16時05分発にありました。

 鹿沼市楡木(にれぎ)から16時05分に出る関東自動車01系統楡木宇都宮線で宇都宮市に向かい、乗車中に東野交通(2018年10月より関東自動車と統合)の車内広告をご覧になり、ゴールの那須岳へのバス停、那須ロープウェイまで那須塩原市(旧黒磯市)から東北新幹線那須塩原駅かJR東日本東北本線(通称宇都宮線)の最北端である黒磯駅から一本で行けらることが判明し、その栃木県庁がある宇都宮市に17時15分頃に到着しました。

 宇都宮市からゴールの那須岳に向けて、17時33分に出る関東自動車62系統で塩谷郡塩谷町玉生(たまにゅう)行きのバスで、途中宇都宮市(旧河内郡上河内町)で下車、ここから18時39分に出る上河内地域路線バス(ユッピー号)(関東自動車委託業務)氏家線でさくら市(旧塩谷郡氏家町)まで移動し、さくら市(旧塩谷郡氏家町)に19時00分頃に到着しました。

 さくら市(旧塩谷郡氏家町)から先は東野交通(現在は関東自動車)喜連川・馬頭線で国道293号線を通って那須郡那須町(旧那須郡小川町)に向かいたいが、最終バスは過ぎてしまい、結局、さくら市(旧塩谷郡氏家町)で足止め=失敗となりました。

 

 足止めとなったさくら市(旧塩谷郡氏家町)からいずれも残り4本の乗り継ぎで、ここから東野交通(現在は関東自動車)喜連川・馬頭線で国道293号線を通って那須郡那珂川町(旧那須郡小川町か馬頭町)、同じくW2系統で大田原市で途中下車、大田原市のコミュニティバス那須塩原線で東北新幹線那須塩原駅、東野交通(現在は関東自動車)でゴールのバス停(那須ロープウェイ)、もうひとつは東野交通(現在は関東自動車)喜連川・馬頭線で国道293号線を通って那須郡那珂川町(旧那須郡小川町か馬頭町)、同じくW2系統で終点の那須塩原市(旧那須郡西那須野町)、那須塩原市のコミュニティバス(ゆーバス)黒磯・西那須野線(JRバス関東委託業務)(2018年10月より東北新幹線那須塩原駅で分割)で東北新幹線那須塩原駅、東北新幹線那須塩原駅から東野交通(現在は関東自動車)でゴールのバス停(那須ロープウェイ)を残すこととなりました。

 

 

 田中要次さんと羽田圭介さんのローカル路線バスの旅第2回目(特別編を含め3回目)は、スタートの南都留郡河口湖町から国道139号線を通って都留市~大月市方面に行くか、国道413号線を南都留郡道志村~神奈川県相模原市緑区三ケ木(みかげ)出るのと、もうひとつは埼玉県川越市から東武バスウエストで鴻巣市に向かう川越03の最終発車時刻の19時13分、桶川市に向かう川越04系統が18時55分(最終21時10分)、上尾市に向かう川越06が19時43分(最終20時55分)と3つの選択が正に勝敗を分ける戦いでした。

 そして、利根川を跨いだところからが選択経路はほぼ一択で、その北関東はいつものことですが、市境すら路線バスが通っておらず、結局、ローカル路線バスの旅最大の強敵という烙印はまたもや押されることになりました。

 その成否を分けるデッドラインは逆算したところ、三日目の夜に宇都宮市に辿り着かないと失敗確定という結果でした。

 今回は徒歩移動が非常に多く、徒歩移動なく済む経路としては、最終的にスタートの南都留郡河口湖町からは富士急バスで国道413号線を南都留郡道志村へ向かった後、ここから神奈川中央交通三55や三56で相模原市緑区三ケ木(みかげ)、神奈川中央交通橋01で相模原市緑区橋本、神奈川中央交通八77で八王子市まで路線バスでつながりました。

 川越市の3つの選択は、結局、簡単につながったのは東武バスウエストで川越03で鴻巣市に向かっていれば、この後、東武系列朝日自動車で加須市方面に行くことができたのです。

 総括としては、徒歩移動もなく、路線バスでどの経路で移動するのか最終的には難しい選択に狭まれたように感じました。