ザ・ウェーブ 抽選 | 元ヒューストン駐在妻の旅ブログ

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旦那の転勤に着いてきた形でヒューストン生活が始まりました。ヒューストンと書いてあるけどヒューストンの情報は皆無です。そんな駐在妻の究極のマイペースブログです。
(もう日本帰ってます)

二度目の抽選に行ってきました。前回はクリスマス〜年末にかけての時期だったため倍率が高く、来場記録を更新したとかえっそのため会場には代表者しか入れなかったので、私にとっては初めての抽選会参加です。


今回もたくさんの車がいましたが、前回よりは若干少ないかな?8:30受付開始なので8:15くらいにビジターセンターに来ました。


実は今回も代表者しか入れないと思っていたので車で待機してたのですが、エントリーだけ済ませた旦那が今回は入れるから来たら?と呼びに来てくれましたにひひそして初めて踏み込んだ抽選部屋にはすでにたくさんの人!5日間の余裕があるとはいえ今回も無理かもなぁと諦めてました。

散々書かれているとは思いますが、ここでもザ・ウェーブの抽選について書きたいと思います。
ザ・ウェーブはバーミリオンクリフ国定公園の中のノースコヨーテビュート内にある独特な地形の名前です。他にサウスコヨーテビュートもありますが、ノースもサウスも自然保護のため1日20人しか入れません。中でもザ・ウェーブのあるノースは大人気で倍率も高く、サウスはエントリーさえすれば行けちゃうらしいですグッド!
そして20人の内10人はネット抽選。一回5ドルなのとネットでできる気軽さからとてつもない倍率でとてもじゃないけど当たる気がしませんガーン現に私たちは2年間毎月チャレンジしてダメでした…現地ならネットよりは倍率がいくらかマシなので今回突撃したわけですにひひ現地抽選はエントリー順に番号が割り当てられ、ビンゴ大会などでよく使われるコロコロ回すやつ↓を回して行われます。

そのためエントリーを早めにしようが遅めにしようが関係ないのです!実際に一番乗りで抽選に行った人がギリギリにエントリーに来た人が当たって悔しいなんて話もよく聞きます。完全に運ですねあせる
エントリーは代表者のみですが、1グループ当たり最大6人まで応募できます。でも抽選枠の10は10グループではなくきっちり10人。つまり6人グループが当選してしまうと自動的に残り枠が4人になってしまうのですそして4人枠に例えば5人グループが当選しても行けるのは4人だけという徹底ぶりですガーン例外として残り1枠に対し2人組以上が当選したら2人までならOKらしいです。なるべく1人で行くのはやめてほしいそうで、1人エントリーの人には当選した誰かと必ず行くことという注意事項もありました。

長くなりましたが抽選会に話を戻します。
8:50くらいまでは椅子が埋まってるくらいで今回は少なくてよかったねーなんて余裕ぶっこいてましたが、抽選開始が近づくとワラワラと入ってくる人ガーン壁際で寄りかかってた私たちの前に次々と立ち見の人が来たので、背の低い私は抽選の様子が全く見えなくなる悲劇汗抽選開始時間には部屋に入りきれず外で待機する人も出てくるほどの人、人、人ガックリ

いよいよ抽選開始。
係員がコロコロ回してエントリーナンバーを呼びます。まず当選したのは1人でエントリーした人。次に2人組。1人や2人だと歓声が上がります。そして次に当選したのはなんと6人叫び一斉にブーイングが起きました爆弾ということは残り1枠…その時点で会場にいた半数以上が帰ってしまいました。
最後の一枠は3人でエントリーした親子。3人だと2人までしかいけません。それを悟ったお父さんが迷わず辞退…と思いきやお母さんブチ切れパンチ!涙を流しながらお父さんを責めまくります。当選できるのはこれが最後かもしれないと思うとお母さんの気持ちもわかりますが、どんなに泣き叫んでも行けるのは2人。3人で行けないならいみがないとお父さんが断固として辞退してました。

そんな様子を眺めながら半ば諦めていたら奇跡が起きましたひらめき電球その後当選した2組はなんと帰ってしまったらしく、最後に呼ばれたのは20番。
その番号が呼ばれた瞬間に喜ぶ旦那とポカンとする私。そう、私は肝心なエントリーナンバーを聞き忘れていたのですショック!時間差で喜びを感じて旦那と喜びを分かち合おうとした瞬間、さっきの親子がやっぱり行くとか行かないとかで揉め出したDASH!
良くも悪くも一度辞退しても先に当選した人がやっぱり行くと言いだしたらそちらが優先になるのです。親子は盛大な夫婦喧嘩の末に最終的には辞退してくれました。
私はそんなドラマを見てしまうと喜ぶのが申し訳なくなってしまって歓喜を逃してしまいましたショック!

当選した10人を残して他の人は帰っていきます。帰りがけに先ほどの親子はまだ喧嘩をしていて、特にお母さんの怒りは凄まじくあの親子はこの後の旅を楽しめたのだろうか汗
いざ許可証の受け取りをとなったら1人多い?!番号と名前の確認をしていたら、おじいちゃんが20番は自分だと言い張ってるガーン焦った私たちも手元にあるエントリーナンバーを確認しましたが、確かに20番と書いてある…
どうやらそのおじいちゃんは前日にエントリーしていて、一度エントリーしたらずっとその番号が有効だと思っていたらしい。エントリーは毎日するものでその日に割り当てられた番号がその日の番号だということを丁寧に説明されて、ようやく理解したおじいちゃん。この世の終わりのような顔をして帰って行きました。
それもそのはず、この日も10枠に対して300人近くがエントリー。つまり30倍。オフシーズンでも10倍〜20倍でピークには50倍になることもあせる次に当選できる保証はどこにもありません。むしろないかも。それを考えたらお母さんの怒りもおじいさんの落胆ぶりも納得です。
そんな色々なドラマがあったため肝心な許可証の写真や抽選の様子などの写真を撮り忘れましたDASH!

ようやく当選した10人は許可証を受け取り、様々な注意事項などを聞いて解散。冬場でも乾燥が激しいため1人あたり最低2リットルの水を持っていくよう指示されました。他にも圏外でも911は繋がることや、許可証がないと罰金だけでなく前科がつくため必ず許可証を付けて歩くことなどたくさんの注意を受けました。一番怖かったのが去年の夏だけで8名もの死者行方不明者が出たという説明でした叫び必ず1人にならないことは何度も念を押されました。

ついにザ・ウェーブに行ける!!