2017年12月26日。
ずっと夢見てきたザ・ウェーブ。惜しくも昨日はクリスマス休暇のため抽選にも行けず、本日やっと抽選に行けました。ところがクリスマス休暇で旅行する人が多く、ありえない数の人10人の枠しかないのに300人以上がエントリーしたそう
あまりにもエントリー人数が多いため、抽選会場へは代表者しか入れませんでした。仕方なく私はビジターセンター内で待機。
しばくしてがっくりと肩を落とした旦那が帰ってきました。もちろん外れ。あまりの倍率に当初はこの街に3日間滞在する予定だったのを急遽5日間に変更。さすがに同じホテルは無理でしたが別のホテルが奇跡的に空いてましたまた明日リベンジします
ネットによればあまりにも観光客が来すぎて1月から大幅値上げするようなのですが、なんとか12月30日の予約を取れました。いつからロウアーはこんな人気になったの?!
そしてザ・ウェーブ抽選がダメだった時用にいくつか調べていた旦那。今日は秘境好きの旦那が見つけてきたマイナースポット、ヤントフラットへ行きたいと思います。
この辺はハイウェイを走るだけでも素晴らしい景色がしかしあまり天気が良くないけど大丈夫か…
ヤントフラットはユタ州の大都市セントジョージから車で約1時間と比較的近くにある知る人ぞ知る絶景ポイント。赤、白、オレンジの様々な色が織りなすちょっと変わった模様のある岩だそうで、特に朝日や夕日の時間帯が素晴らしいとのこと。
ヤントフラットまでへは未舗装路を進みます。比較的整備されてるので、雨さえ降らなければ大丈夫そうです。
トレイルヘッドの目印。ヤントフラットここ!っていう看板などはなく、何台かの駐車スペースがあるだけの場所なのでよく調べて行かないと迷いそうです。着いたのはお昼近かったのですでに何台かの先客がいました。そういう意味では昨日のイエローロックよりはメジャーなのかも?!
トレイルヘッドからは1マイルほど歩くようです。道は一本(おそらく)なので道なりに行けば辿り着けます。
歩きにくい砂漠だった道もだんだんなくなり、岩場が見えてきました。ゴールはもうすぐ!
見えてきましたマイナーな場所のいいこところは柵や看板などなく、色々なところを自由に散策できるところですかねその分危険もありますがそこは自己責任で!
崖上を歩くだけでも素晴らしいけど、自由に降りられるようなので降りて夕焼けスポット探し。
崖上からみるとあまりにも急で降りるのは無理かと思いましたが、この地層はザラザラでどんなに急なところでもしっかり歩けました。それでもいつ転げ落ちるかわからないのでちょっと怖かった
さらに進むとヤントフラットの独特な地形が見えてきました。
この地形は1億8000万前の砂岩層で、元々は海だった大陸が隆起してできました。その隆起したものが溶解と凍結を繰り返す中で風によって運ばれてきた砂が積もり積もって1500万年かけて作られたそう。この地層の厚さは600m以上あり、赤い地層に含まれる酸化鉄の影響で赤やオレンジの色が付いています。ちなみに白いところは長い年月をかけてふるいにかけられた鉄が排出されたことによるそうで、白い地層の近くには鉄の塊がよく落ちてます。
いやはや素晴らしいとようやく腰を落ち着けて夕焼けを待つ姿勢に入ると、旦那が衝撃の一言。
俺がこの場所の写真を見つけて感動したのはここじゃない気がする。
なんともう陽が落ちてきているので急いで移動。せっかく降りてきたところをまた登り、別のポイントへ移動しました。…この登りがとてつもなく大変
少し迷いながらも別のポイントを見つけました。
ここだ!と旦那が一言。やはり旦那の絶景ポイントを見つける執念は素晴らしい笑
先ほどの場所と同じようでまた違う。ここは降りていくトレイルがあり、お馴染みの石を積み上げた目印通りに進めば簡単に降りていけます。どうやらここがメジャースポットのようです。
だんだん赤く染まってきました。
あまりの素晴らしさに時間を忘れてひたすら変わりゆく色合いを眺めていました。
余裕ぶっこいていたため方角などもきちんと見ておらず、そんな中でもどんどん暗くなる周囲本気で今夜は野宿するしかないかと思いましたが、なんとか脱出大自然に油断は禁物と改めて思いました