ヤントフラット | ヒューストン駐在妻の旅ブログ

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旦那の転勤に着いてきた形でヒューストン生活が始まりました。ヒューストンと書いてあるけどヒューストンの情報は皆無です。そんな駐在妻の究極のマイペースブログです。

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2017年12月26日。
ずっと夢見てきたザ・ウェーブ。惜しくも昨日はクリスマス休暇のため抽選にも行けず、本日やっと抽選に行けました。ところがクリスマス休暇で旅行する人が多く、ありえない数の人ガーン10人の枠しかないのに300人以上がエントリーしたそう叫び

あまりにもエントリー人数が多いため、抽選会場へは代表者しか入れませんでした。仕方なく私はビジターセンター内で待機。
しばくしてがっくりと肩を落とした旦那が帰ってきました。もちろん外れ。あまりの倍率に当初はこの街に3日間滞在する予定だったのを急遽5日間に変更。さすがに同じホテルは無理でしたが別のホテルが奇跡的に空いてました音譜また明日リベンジしますメラメラ

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ビジターセンター内にはこの辺りの地層の説明などがあり、とても興味深く見れました。

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ハズレはある程度予想していたので、抽選が終わった後アンテロープキャニオンへ。アッパーとロウアーがありますが、予約なしでも行けたロウアーへ。と思いきや、やはりクリスマス休暇。ここも本日分は売り切れてしまったよう。いつのまにかネット予約のシステムまでできていたので、早速その場でネット予約。ちなみにここでは無駄にWi-Fi完備携帯
ネットによればあまりにも観光客が来すぎて1月から大幅値上げするようなのですが、なんとか12月30日の予約を取れました。いつからロウアーはこんな人気になったの?!

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ネット予約をしていると原住民のナバホ族のパフォーマンスが始まりました。伝統の踊りを黙々と披露してチップをもらいまくるナバホ族。稼ぎますな〜

そしてザ・ウェーブ抽選がダメだった時用にいくつか調べていた旦那。今日は秘境好きの旦那が見つけてきたマイナースポット、ヤントフラットへ行きたいと思います。
ヤントフラットはユタ州の大都市セントジョージから車で約1時間と比較的近くにある知る人ぞ知る絶景ポイント。赤、白、オレンジの様々な色が織りなすちょっと変わった模様のある岩だそうで、特に朝日や夕日の時間帯が素晴らしいとのこと。
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この辺はハイウェイを走るだけでも素晴らしい景色がラブラブ!しかしあまり天気が良くないけど大丈夫か…

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晴れたラブラブ!
ヤントフラットまでへは未舗装路を進みます。比較的整備されてるので、雨さえ降らなければ大丈夫そうです。

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トレイルヘッドの目印。ヤントフラットここ!っていう看板などはなく、何台かの駐車スペースがあるだけの場所なのでよく調べて行かないと迷いそうです。着いたのはお昼近かったのですでに何台かの先客がいました。そういう意味では昨日のイエローロックよりはメジャーなのかも?!

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トレイルヘッドからは1マイルほど歩くようです。道は一本(おそらく)なので道なりに行けば辿り着けます。


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歩きにくい砂漠だった道もだんだんなくなり、岩場が見えてきました。ゴールはもうすぐ!


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オオカミ?!と思いきや飼い犬でしたわんわんこの辺で動物を見かけると一瞬ドキッとします笑


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見えてきました目マイナーな場所のいいこところは柵や看板などなく、色々なところを自由に散策できるところですかねニコニコその分危険もありますがそこは自己責任で!

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崖上を歩くだけでも素晴らしいけど、自由に降りられるようなので降りて夕焼けスポット探し。



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崖上からみるとあまりにも急で降りるのは無理かと思いましたが、この地層はザラザラでどんなに急なところでもしっかり歩けました。それでもいつ転げ落ちるかわからないのでちょっと怖かったガーン

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さらに進むとヤントフラットの独特な地形が見えてきました。

この地形は1億8000万前の砂岩層で、元々は海だった大陸が隆起してできました。その隆起したものが溶解と凍結を繰り返す中で風によって運ばれてきた砂が積もり積もって1500万年かけて作られたそう。この地層の厚さは600m以上あり、赤い地層に含まれる酸化鉄の影響で赤やオレンジの色が付いています。ちなみに白いところは長い年月をかけてふるいにかけられた鉄が排出されたことによるそうで、白い地層の近くには鉄の塊がよく落ちてます。

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歩けば歩くほど絶景ばかり。どこも素晴らしくてどこで夕焼けを見ようか迷ってしまいます得意げ

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個人的絶景スポット!

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目の前の山の頂上に登ってみたいけど体力も温存させたい…アリゾナ・ユタの絶景めぐりは時間と体力がいくらあっても足りません。

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こんな急な崖を降りてきました!この地層不思議なくらいに滑らないんですニヤリ

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朝や夕方の時間がおススメとあったけど、昼は昼で太陽光によって色鮮やかになり、青空にも映えるのでとっても綺麗。


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不思議な形の岩!

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陽が落ちてきて徐々に色が変わってきました。これは急いで腰を落ち着けるところを探さねばえっ

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いやはや素晴らしいとようやく腰を落ち着けて夕焼けを待つ姿勢に入ると、旦那が衝撃の一言。

俺がこの場所の写真を見つけて感動したのはここじゃない気がする。

なんとガーンもう陽が落ちてきているので急いで移動。せっかく降りてきたところをまた登り、別のポイントへ移動しました。…この登りがとてつもなく大変あせる

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少し迷いながらも別のポイントを見つけました。
ここだ!と旦那が一言。やはり旦那の絶景ポイントを見つける執念は素晴らしいねー

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先ほどの場所と同じようでまた違う。ここは降りていくトレイルがあり、お馴染みの石を積み上げた目印通りに進めば簡単に降りていけます。どうやらここがメジャースポットのようです。


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だんだん赤く染まってきました。

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歩けば歩くほど出会える絶景ばかりでなかなか腰を落ち着けられませんおーっ!

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先ほどの場所のアップダウンの激しさで限界を迎えそうだった私は、ある程度のところで諦めてゆっくりと日の入りを見ることにしました。

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絶景への執念の塊である旦那はどこまでも進む…右上の小さな黒い点が旦那です。

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陽が落ちるとまた違う色になりました。

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ついに日の入り!太陽に焦点当ててるので真っ暗ですが、まだまだ薄暗い感じです。

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私の一番好きな瞬間!日の入り直後の貴重な一瞬です音譜

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この貴重な一瞬では雲がとっても綺麗な色に染まるんですおーっ!

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夕焼けの時にはある程度の雲があると幻想的で素晴らしい景色になりますラブラブ!でもこの色を見れるのはほんの一瞬あせる大自然ってはかない!

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あまりの素晴らしさに時間を忘れてひたすら変わりゆく色合いを眺めていました。

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どこまでいったかわからないくらい遠くまで散策していた旦那が戻ってきました。さすがにもうそろそろ行かないとDASH!

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と思ったら空の色が変わったとかなんとかで行ってしまったショック

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早く行かなきゃいけないのはわかっているけどなかなか引き上げられません。ほんの一瞬でもみのがしたくないくらいの絶景でしたニコニコ

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帰りは目印あるし、トレイルは一本道だし音譜と余裕ぶっこいていたら…見事に迷いました叫び始めに行き着いたところから闇雲に歩いてこの場所に来たことと、この場所付近には低木とはいえ木が生い茂ってるので見通しが悪い。さらにみんなが闇雲にあるいてるためか足跡を辿るだけだとどこに行くかわからないあせる
余裕ぶっこいていたため方角などもきちんと見ておらず、そんな中でもどんどん暗くなる周囲ガーン本気で今夜は野宿するしかないかと思いましたが、なんとか脱出DASH!大自然に油断は禁物と改めて思いましたねー