ということで気を取り直してグランドステアケースエスカランテ国定公園(長い)内のcotton wood Rd 沿いにあるイエローロックへ向かいます。ここには黄色、オレンジ、ピンク、白の色とりどりの模様がある大きな一枚岩があるそうです。
マイナー中のマイナースポットで日本人はおろか現地の人もほとんど訪れず、最盛期の夏でさえ1日に数人しか訪れないとかないとか。そんな場所をどこからか見つけてくる旦那に感服です
公園の入り口。ここからcotton wood Rdを目指します。
この園内は基本未舗装路で、牛が放し飼いされています。たまに道路を渡ってきたり、道路の真ん中で立ち止まっていたりするので注意が必要です
もうすでに素晴らしい景色ばかり!イエローロックに期待が高まります
まだ真冬なので川辺には霜が降りてました。それでも日中は暑いくらい。ユタの気温差恐るべし
なんとなく面白い形の岩があったので撮ってみました
ここがイエローロックへ向かうトレイルがある場所。何台か停められるスペースはありますが、もちろん誰もいません。
トレイルの入り口。事前によーく調べないと見つけられなさそうな場所です。
川は半分くらい凍ってますが、太陽が上がり始めたためか凄い勢いで溶けてます
トレイルの標識?!ということは川を渡らなきゃならない?!ぱっと見深さはなさそうだけど、水を触ってみたらめちゃくちゃ冷たい
でも行くしかない!ということで凍ってるところを慎重に選びながら進みます。
牛が去って安心したのも束の間、道がなくなってしまい先には藪…一旦川辺まで戻ることにしました。冬で枯れ木だから先まで見通せるけど、葉が生い茂る夏は完全に迷いそう
川辺まで戻ったものの、完全に迷子
道もないしどうしよう…と途方にくれていたら反対側に人が歩いてきました。その人曰く川を渡らずに歩いてくればよかったらしい
だったらあの標識はなんだったんだ
また川を渡らねば!先ほどの場所よりも氷が厚かったのでなんとか無事に渡れました。
さらに歩くと旦那がここだ!と指したのは道なき道?!旦那についていくとちゃんとトレイルがありました
どうやらこの山を越えて行くようです。ほぼ直角にしか見えない急斜面を登るのはなかなか大変
半分くらい登ってきました。後方には素晴らしい景色
途中からこんな感じ
ロープや手すりがないので、何度か滑り落ちそうになりながらもようやく登り切りました
登った甲斐がありました
もうすでにイエローロック見えたー!!本当に黄色い!!
ここからは平坦な道ですが、道なき道を行くので迷わないようにしなければ
イエローロックの麓に着きました。近づくとあまり黄色さはありませんが、自然の芸術にため息が漏れます。
ここは朝や夕方よりも真昼間の方が色がくっきりしてよさそうです。仮に夕方にきて夕日を見てから帰るとしたら100%迷う自信あります!笑
遠方には国定公園の山々が
少し登ってみると黄色が出てきました!青空に映えて色鮮やかです
黄色だけでなく、ピンク、オレンジ、白など様々な色が様々な模様と色合いを作っています。
中央の黒いのが旦那です。ちっちゃ
ホワイトポケッツにある亀の甲羅のような岩もあります。
しばらく自然の造形美の感動に浸ってました。ちなみに日陰が全くないので真夏はおススメしません
冬でも暑いくらいなので夏だともっとやばそう
本当に一枚岩しかない場所ですがとにかく素晴らしかったです。結構な時間滞在したのですが、誰もきませんでした。私たちに道を教えてくれた人は何処へ?!
戻る時はこの岩を目印にしてました。そして先ほどの急斜面を降りるのはとてつもなく危険なので、汚れること覚悟で芝滑りのようにお尻で滑りながら降りました。ソリがあったらものすごくスリリングな崖滑りができたんじゃないだろうか…とてもじゃないけど歩いて降りるのは無理でした
大量の牛たち。この後群れで道路を横断し始めたのでのんびりと待ちました
だんだんと日が落ちてきました。cotton wood Rdは走ってるだけでも素晴らしい景色と出会える道路でした
最後に綺麗な日没も見れました