「ただいま~」と大きな声で、中学生の孫がやってくる。
184センチの長身だけれど、幼さの残る可愛い顔で
現在地のラインを何度も入れながら、年寄りを心配させないよう
成長した心配りを見る事が出来た。
日ごろは、グッタリと病人になり切っているジイジが、
朝からイソイソと動き出し、孫と一緒の時間をどうやって楽しもうか
庭に出て動き出し、顔色まで元気な時の血色に変わる。
私も大食家の孫の為に、リュックを背負い買い出しに行く。
肉以外は、食べ物ではないように思っている孫の為に
朝から、豚肉の塊を煮込みニンニクのにおいが付かないよう
換気扇をブンブン回して、ご近所を驚かせていたりして。
アイスクリームや、コカ・コーラなど、
日ごろ触ったことも無い物を買い込んで、冷蔵庫は満杯。
老夫婦でシーンとしていた空間に、活気が漲り会話が生き返る。
ジイジは、本当に病人?と疑うような気力と体力を蘇らせ
孫と絡み合う。
来月4月のピアノ発表会で演奏する練習曲を披露してくれた。
部活では、バレー部に所属しているのがとても楽しいと語り
青春を横臥している様子。
何時もなら必ず泊まり掛けのはずが、「明日、英検のテストがあるから」…と
日帰りで。
夜の帰宅時、一緒に柏の駅まで同行したジイジ。すっかり元気を取り戻し
別人のように活き活きと出てゆきました。孫が居たら薬はいらないかも…

