昨日、近所の仲良し、クマちゃんから電話があった。
その時私はジムに行こうと、荷物を詰め込んだリュックを背負い
戸締りをして出かける寸前だった。
「あ~た!今日お昼用意しておくから、一緒に食べようよ!」
と、一方的にまくしたてる。
珍しくご主人が友人と会食に出かけるので、留守に二人で昼食を
と、誘ってくれた。
ご主人は、癌で入院し、長い闘病から自宅に戻ることが出来た幸せな日々。
が、最近再発し再び心配を抱えている。
自宅から、国立癌センターに通い治療の再開だ。
抱えきれないほどの心配や不安を抱えながら、前向きに頑張る姿には
静かな闘志を見る事が出来る。
クマちゃんは、音大を出たピアノに先生。音には敏感で
私とは合唱団のパート仲間、沢山学ばせてくれた人だ。
何より感謝しているのは、ボランティアの高齢者交流会で
長い事「会計係」を引き受けてくれた恩人だ。
お互いに90歳近い年齢で、思いやりを続けられる幸せを朝から受けた。
電話を切ってジムに行き、40分のズンバを夢中で楽しんだあと、
汗だらけの体を乾拭きして、ジムを飛んで出た。
マンションの8階で、私の着くのを待っているクマちゃんの姿が
目に浮かぶ、バスの中を駆け出したい思いでいた。
私の夫は3ヶ月で帰らぬ旅に出たから、わけもわからずアッっという間だったが
クマちゃんは、何年もご主人の癌と向き合い、辛苦を共にしている。
今、思い出すと、心から、気持ちを込めて話し合えるようになれたと思う。
33年間続けた、高齢者交流会、最後の日クマちゃんも一緒です。

