膵頭部癌 検査入院のための検査、と題して
3日間の入院。
しかも絶食で針を何か所も差され、大変だったと思う。
顔が小さくなって、頬がゲッソリこけた。
2月9日から最初の1か月で、体重が5キロ落ちた。
前回の1週間入院より、今回の3日間入院の方が
体の負担が大きいような気がして、気が重かった。
本日9時30分、退院の手続きのため病院に到着。
ナースセンターで、今後の打ち合わせをしていると
先生をお呼びしますから、と、待合室に案内されて。
9時から、外来の診察が始まっているのに
手を休ませたら申し訳ない、と、恐縮していると
若い先生と、看護婦さんが入室して来た。
何時もの、佐々木先生ではない。
テッキリ、助手の先生を回してくださったと思い
お礼を言って、説明を聞いた。
先生「お薬の飲み方が下手なので、練習をしていただきます」と言う。
私は、エッ…? 薬なんて出ていなかったのに、と不思議な気がして。
先生「本当は、病院に居て欲しかったのですが、どうしても退院したいと言うので
ご本人様の意見も大切で、無理に止められませんから…」と言う。
私は、隣の旦那の顔を見た。そんな大事な話を、何故一言も私に言わないのだ
何も聴いていない。薬の話も今初めて聞いたのだ、一緒にいる看護婦さんも
相槌を打ち先生に共鳴している。旦那は、仏頂面でしら~ッ。
「この、貼り薬もお家で交換して頂きます」と胸をさすって見本を示す
貫禄のある偉そうな看護婦さん。
なに~まだあるの?貼り薬って何事?何時からそんなことになった?
目の前が真っ黒、貧血が起きそうなほどビックリ。
3日前、家を出る時は薬は黄疸の処置薬だけ。しかも正常に戻っていたので
飲まないでいたはず。
何が、何時どうしたのだろう。頭の中は、不安でパニック。
二人の顔を交互に見比べて、説明を待った。
先生は、退院の正式書類を旦那に差し出して、説明にはいろうとしている。
点呼である。「…? それ誰の名前、違います」冷静な夫の声。
国立病院の先生と看護婦さんが、こんな初歩的なミスをするんだと驚いた。
パソコンの上には、山のような薬が積まれ、私たちに持ち帰ってと言う訳だった。
無駄な心配をしたけれど、気が付いたら可笑しさがこみあげて
押さえるのが大変だった。しきりに謝る二人の前で、笑い転げたい気持ちを抑え
ムッとした旦那を急き立てて、帰り支度を急いだ。
山のような薬が我が家でなくて、ホッ。
来週金曜日、また、佐々木先生と再会の約束をして
病院を後にしました。
