夏の日差しが強くなると、

 

我が家の庭には来客が多くなって

 

様子を伺いながら、しずしずとお出ましになる。

 

勿論、主は何時もの様に

 

自由自在にお好きな所へどうぞ!と意志表示で。

 

これから、ひと夏の共同生活を共にする。

 

ここ1.2年、変化が起きた。

 

わが家の隣が1軒、それから真ん前の家

 

2軒が空き家になった。庭の木が伸び放題

 

手入れをしないので、林の様に樹木が乱立。

 

人の出入りも無くなり、無人のまま3年が過ぎて。

 

すると、野鳥たちが素早く見つけ、手入れのされない大木で

 

羽を休め、憩いの場にしている。

 

初めて聴く、美しい鳴き声に仕事の手を休め、目を凝らすが

 

名前が分からなくて残念。ウグイスも年中来ていて、

 

姉妹でのどを競い合っている。隣近所が野鳥の楽園のようで、

 

贅沢な日々が送れる田舎暮らしだ。

 

鳴き声入りの野鳥図鑑を購入しなければと

 

意気込んでいるこの頃。…

 

昔話をしながら、仲良く暮らしていた友人たちが、

 

一人減り、二人減り、姿を消して行き

 

空き家になってゆくのが何とも辛い。

 

元気で楽しい老後が続くように、明日からまた努力しなければ。