総勢120名の大合唱団の発表会。
久しく会ってない友人から、チケットをもらい何か月も前から
楽しもに待っていました。
途中2回の休憩時間を入れながら、何と4時間公演の長丁場。
会場が、昔からそのまま使っている旧式です。
まず、椅子が幅が狭く、材質が悪いので硬い。最後の方は、お尻が痛いのよ。
今は、何処でも新しい椅子で、幅が広く、ふかふかのクッション。
松戸も財政困難で、それどころではないですよね。
東宝の映画館や宝塚劇場と比べたら失礼ですね。
すいませんでした。
さて本題、3部構成で、子供まで引き込み、ミュージカルをする本格的な合唱団。
会場は、勿論満席で、後ろは立ち見の方が山の様にいるから
ビックリでした。
強烈な印象は、3部で歌ったミュージカル。
…昔、TBSラジオで8/1の終戦記念日に、秋山チエコさんが
必ず読んでいた、像さんのお話。戦争で餌が無くなり、射殺されたり
飢え死にしてゆく可愛そうな動物園の生き物を題材にして
子供たちが歌い演じるから、とても残酷で聴いていられません。
私はお婆ちゃんになってから、涙腺が弱くなりすぐ故障するので
マスクの下はグショグショになりました。
動物園の園長役の青年、職員役の少女の
動物に対する愛情がヒシヒシと伝わり
何度も聴いたお話なのに、新しい感情が生まれ、劇中の中に
吸い込まれてゆきました。
折りしも、今日は沖縄の戦没者を悼む
「慰霊の日」心の底から、今の平和を守らなければ、と
涙を拭き拭き、思いました。
子供も、大人も、何か月もかかって作り上げた舞台は
素晴らしかった。聞くところによれば
寒い頃から始まった練習とのこと。
先生方の忍耐もとても大変だったでしょうが見事花開いて…。
やはり、歌は最高です。人種に関係なく、楽譜があれば
全員で輪が作れる。…ウラベちゃん誘ってくれてありがとう!
本当に楽しかった。また、お会いするのを楽しみに。