身体に埋め込まれた人工関節の不自然な感触が
自由な動きを、そのたびに阻止して、
忘れている痛みを思い出させる。
それでも、…
1日3回飲むようにと出されて
山のように積み上げた、痛み止めの「カロナール」には
手を出さないで、身体を元に戻したい。
ジムに行けないから…
年齢的に、動かないと老いがキューピッチ。
たちまち、寝たきり症候群が手を差し伸べて
私を待っている。
これは大変!と、NHKの「朝のラジオ体操」を始めた。
6:30、元気の良い 「ラジオ体操の歌」から始まって
10分間の全身運動、とても良く考えられた動きです。
体操に参加するようになって、嬉しい事に
曲がらなかった腰が、日に日に柔らかさを取り戻し
上らなかった足が、気が付けば腰の高さまで水平に…
足の爪を切ったり、靴下をはく事は、至難の業でしたが
もたもたしながらでも、自分で出来たときは
嬉しかったですね。
それからは欲が出て、世界が広がりました。
決して痛みが止まったわけではありません。
けれど、体操のおかげで楽になってゆく体の変化を経験し
動く楽しさを思いだすことが出来ました。
感心するのは、頭から、足の先まで、平等に動かせるように
出来ている事です。
10分といえ、よくできているプログラム。
3回ほど寝坊して、目が覚めなかったけれど、
3ヶ月、毎日続いています。夫は、晴れていると
庭に出て体操しているので、窓を大きく開け
ラジオの音を大きくして、リビングの私と共動の毎日。
その後、庭の畑から夏野菜を収穫して
家に入ってくる1日の始まりが、日課になりました。
今日、夕方ジムに行くと、痛くないの?
治ったの?と何度も言われましたが、そうやって見えるほど
元気になれたのは、体操を続けたお陰…と感じていました