二世帯住宅で同居している

義母がコロナ禍に

認知症と診断されました



普段の介護を担っているのは

義父ですが

ケアマネさんや

通っているデイサービスなど

介護周りの窓口は

市内に住む義妹がキーパーソンと

なって動いてくれています



義母の認知症は

レビー小体型認知症と呼ばれる

ものですが


その特徴である

幻覚や幻聴症状はあまりないのか

または怖くて言えないのか

わからないけれど

その事を口にすることは

あまりありません


アルツハイマー型認知症に比べて

記憶は残る方なので

例えばデイサービスに行った日に

夕方、晩御飯のおかずを

持っていくと

必ず


今日はへんなとこ(デイサービス)に

行ってきたよ


と報告してくれます

デイサービスのない日は

そういうことは言わないので


ちゃんと行ってきたことを

覚えているんですね



覚えていられないことも

もちろん多いのだけれど


それは繰り返し同じ事を

言うことで

記憶が曖昧になる不安を

とりのぞこうとしてるのかなと

思います



そんな中で自分の年齢を

よく言うんです


デイサービスでは

何かを喋らないといけない

自己紹介をしなくちゃって

いう思いがあるのかな


私は85だよ!

って自信をもって言います


昨年末に年齢が一個上がって

実際には86歳になったのですが

なかなかアップデートできません



昨年は1ヶ月ほどで

84歳から85歳にアップデート

できたのだけれど

今回は苦戦しています



義母が

私は85だよ!

というと

義父が必ず


え?え?


と言って訂正を促します


まあ認知症さんには

否定の言葉は言わない

ってつもりで

そういうのだけれど


え?え?

じゃわからないってば爆笑

しかもその言い方が

人をおちょくるような言い方なので

聞いている私ですら

イライラする感じなんです


義母にしてみれば

85歳だと自信をもって言ったのに

義父のえ?え?って微妙な反応に

どうやら違うらしいけど

違うの?って思うみたいで

不穏になりかけてしまうんです



言葉かけひとつで

不穏のスイッチが入ってしまので

言葉選びは大切ですよね



その後義父は紙に

「86才」

と大きく書いて

目の前においています




そして

ここ1週間


自信なさげに義母が


私は86才⁉︎


と言うようになり

アップデートできたかな?🤔



もはや何歳でもいいんじゃない?

と思っている私ですが

義父のスパルタが義母には

いいみたい