歌ともの参加するオルフ祝祭合唱団の創立30周年記念演奏会でTOPPANホール。
すごい合唱、というか、すごい現代音楽を聴かせてもらった。
そもそもバーンスタインのチチェスター詩篇、プーランクの人間の顔、を実演で聴ける機会なんてまずない。よかったよ。

チチェスター詩篇は、ヘブライ語とはいえ歌詞はおなじみのものだが。ピアノ・打楽器の意外性、驚愕。ボーイソプラノの美声。それらが合唱と相まって、スリリングでドラマティックで美しい世界を創りだしていた。

人間の顔は、ナチス占領下で息を潜めて生きていたパリの芸術家たちの、絶望ではなく怒りや希望、硬い決意を想像しながら聴いた。

冒頭のモテットとて、おなじみの3番のようなものとは違う、現代的な作品で。
現代音楽を追求している指揮者の馬場武蔵氏ならではのプログラムとパフォーマンス。
聴きごたえある素晴らしい演奏会でした。
30周年おめでとうございます。