現場、現実を知らないかな? | ゴルフ迷走記

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↓「BSフジ プライムニュース」をみた。


2024年1月8日(月)
『浮くか沈むか日本経済 円安インフレの重しは 景気の明暗分けるカギ』
世界的なエネルギー&食糧市場の混乱に“円安による輸入インフレ“が重なり、急速な物価高に苦しめられた昨年の日本経済。今春、物価上昇に見合う賃上げは本当に期待できるのか。そもそも賃上げの恩恵から縁遠い高齢層の消費は動くのか。“脱デフレ”に向けたアベノミクスの看板政策だった大胆な金融緩和&機動的な財政出動の「出口戦略」も絡んで、正念場を迎える2024年の日本経済。先行き不透明な景気の行方を徹底検証する。

ゲスト
D・アトキンソン
元ゴールドマンサックスアナリスト 小西美術工藝社社長
藤井聡
元内閣官房参与 京都大学大学院工学研究科教授
矢嶋康次
ニッセイ基礎研究所総合政策研究部常務理事チーフエコノミスト
土居丈朗
慶應義塾大学経済学部教授 東京財団政策研究所研究主幹


一言で言うとやはり企業の内情を知らないと思った。
特に労組については全くその実情を理解していない。

大企業の例ですが、労組は「社会党」解党と共にその存在価値は"会社側のポチ"となった。
バブル崩壊以前のオイルショックの時、何度もストライキを敢行しても会社側は賃上げの水準を頑なに拒み、結局のところ労組が会社に負けて春闘が終わった。
このことが後に大きく勢力を変えたと言わざるを得ない。
要するに会社の言いなりの労働組合となったのである。

そもそも、裏事情は会社側(人事)などを束ねる「総務」とか「勤労」とか「人事」という看板を掛けた管理部門の幹部と、組合の幹部は一般の社員が行かないような料理屋で常々会食をしているのである。
政治の世界でも与野党の幹部が同じようなことをやっているのと同じ?

ぶっちゃけた言い方をすれば"なぁなぁの関係"である。

更にもう一つ、労組の役員は元々は工場のブルーカラー出身者が多い、この人たちが、支部のトップになり、更に本部のトップになり、最後は地協とか、労組の関連団体に天下る。
又は「連合」等に役員として各企業の代表で入っていく。
また、労組の役員と言っても当該会社の社員である。
労組役員になった時点で「査定」という給与の処遇はトップクラスになる、3期6年もやると基本給の差はとても大きくなる。
またまた、労組のトップになるとブルーカラー出身であっても給与の処遇は部長クラスになるのです。

おいらが退職する頃から、この給与の処遇に関わる呼称への昇格は公表されなくなったのはある意味うなづける。
(課長とか部長というのは肩書、その肩書になるには先程言った呼称になる必要があり、任用は事業所のトップの所で一人一人行われる。
おいらも仕事が始まる前の7時30分に事業部長の所で辞令を貰ったことがある、その前日に隣の部長から明日は二日酔いで出社するなよ!って言われたのを覚えている。
その日はおいらの上司に前祝と言って焼き鳥屋に行ったな(笑))

会社の収益の責任は設計部長にあったので物の原価構成に否応なしに精通するのが設計出身者、勿論経理部門の人は当然分かっている。(設計の幹部は頻繁に経理とすり合わせもしていた)

ブルーカラーでは到底会社の収益の仕組みなど知る由もない、こういった人が組合の役員として会社と折衝しても・・・自明ですね。

もう、労組の役割は終わったのではないかとも思う、法律上大企業では存在しているが、それは建前であって昭和の時代の意味合いはない。
せいぜい現有社員の「雇用確保」の為に会社側が一応仁義を切る(法律に違反せずやったというエビデンスのため?)


会社側のいうことを聞かざるを得ない、特に不況時は、
賃上げも表舞台で話すのは夜の会食で大筋話を決めて建前だけだからね。

おいらの後輩で労組に行った奴は未だに天下り先で偉そうな立場にいる。

そう言えば、おいらのゴルフの師匠はご近所に住んでいた組合出身者を"労組成金"みたいな言い方をしたのを記憶している。

まずいかな?この投稿は!守秘義務の範疇ではないだろう、