プチ学校プレパーク・ハンモックつけてみました♪ | 子ども達と自然に暮らそ!

子ども達と自然に暮らそ!

十和田で耳つぼジュエリーのおうちサロンをする傍ら、
子育てがラクに楽しくなるように、
自然食、自然療法などを取り入れながら、
子ども達との自然な暮らしを提案しています。

【大人で、他人の子にこんなに優しくしてくれる人いないよね!】

昨日は、週一回の放課後学校プレパの日。

当初、4:30からの予定でいたけれど、

どうやら水曜は3時には子ども達学校終わっているらしく、

息子の保育園を3:30に迎えに行こうと思って家を出ると、

早い子がうちにもうやってくるところに遭遇。

「保育園に迎えに行ってくるから、ちょっと待っててね」

と、伝言して慌てて息子を迎えに行く。

戻ってみると、

すでに子供たちが8人ほど集まっている!

お茶とおやつも持って、

黒板に書き置き残して、

「さあ、学校行くよ!」



自転車の子は自転車で学校に向かい、

まだ自転車で学校行っちゃダメな年齢の子は、

車に乗せて、学校へ!

荷物を降ろすと、

早速木工スタート。





木工しない子は、サッカーボールで遊んでたりします。



この子は、作るのがほんとに好きです。

自分の中であれこれ考えて、

形にするのが上手です。

だんだんのこぎりや釘の打ち方も上手になってきて、

それほど手を貸さなくても、

自分でできるようになってきました。



友達のお子さんが、たまたまお休みだった

パパさんと一緒に来てくれました。

初めての木工だったかな?

のこぎりの使い方、

釘の打ち方、

ちょっぴりパパさんにレクチャーしてもらいながら

なんか作ってみようと挑戦。

すると、年上の子が、

手を貸してくれたりして。

「でも、最後はこの子にやらせてね」って、

ひと声かけておきます。



ちょっと離れたところに、

ちょうどよさげな間隔の木を見つけたので、

今回はハンモックつけてみました。



ちょっぴり枝が低くて、

たくさん乗ったら

おしりが草についちゃいそうな高さだったけど、

木に登って何とかつけることができました。

私が木に登るところを見て、

「新藤さん、すげ~!新藤家は身体能力すげえいいじゃん!」

そばで木登りしてる息子を見やって、

感嘆の声を上げる子も。

(フフフ、そうでしょ♪)と、内心うれしい私。



そのうち、

ハンモック乗って満足した子は、

「サッカーやろうぜ!」って、校庭へ。

「おお~い!サッカーするから来いよ~!」

って、他の子も呼ぶけど、

満足できてない子はハンモックから下りずに

「ちょっと待って~!」


仕方ないので、

待ってる間に坂をごろごろ転がって遊んだり、

紙飛行機作って飛ばしたり。



たまたま通りかかった子も入ってきて、

みんなが遊んでるのみて、

紙飛行機作ろうとしました。

でも、折り方が良く分からなくて、

「ダメだ、できないや。」

木工に挑戦しようとのこぎり使い始めると、

初めての木工に、

「無理だ。」

「サッカーやろうぜ!」と言うお誘いにも、

「どうせパス回してもらえないし。」

すぐにあきらめてしまう子。

木を切るコツを教えてあげて、

最初だけちょっぴり手伝ってあげて、

「こっから先は自分でやってごらん」って、

やらせてみると、

そのうちだんだん切るコツが分かってきたみたい。

「うまいうまい!そう、いい感じ!」

って応援してあげたら、自分で木を切ることが出来た。

「できたじゃん!大丈夫、ちゃんとできるようになるんだよ。」

そっから先は、その子、

「無理だ」と言わなくなりました。

自分で考えて、

テーブル作るんだって、

材料集めて、

釘打ち付けて。

ちょっとした『出来た』自信が、

この子には必要だったんだろうな。



子ども達、

のどが乾けばお茶を飲み、

「おやつもあるから食べていいよ」

と言うと、

「新藤さんって、なんでそんなに優しいの?」

「大人で、他人の子にこんなに優しくしてくれる人いないよね!」

「他の大人ってさ、他人の子に優しくないよね。」

っていう子がいました。


最高のほめ言葉をいただいて、嬉しかったのと同時に、

この子たちが、

今までそういう大人に出会えてこなかったんだ・・・

という、寂しいような、せつないような、

何とも言えない気持ち。


「私はただ、子どもが好きだからね~。」

「あんたも、大人になったら、子どもに優しい大人になるんだよ。」

と、返しました。



そう、あななたちが子どもに優しい大人になるんだよ。

こうやって、認めてくれた大人の存在を、

心のどこかにとどめておいてね。

今すぐ周りの大人を変えることは、

今の私にはできないけれど、

今、目の前にいるこの子たちに、

優しい気持ちをかけてあげたら、

きっとこの子達は、子どもに優しい大人になるに違いない。

そのほうがずっと早道なんじゃないかと思います。

今日ここに来た12人の子どもが、

大人になって、

子どもが出来るころには、

自分の子どものほか、

子どもの友達にだって優しくしてくれるじゃない?

そのころには、4倍くらいの優しい大人がふえるかな?

そうやって、

どんどん優しい大人が増えていったらいいんじゃないかな?

なんて、この子たちの先の未来まで考えてしまいます。




ハンモックも、子どもが乗ると絶叫マシーンになって

楽しそうです。



満足した子たちは、校庭に走り出し、

サッカーしはじめるのでした。