子供を温かいまなざしで見つめること | 子ども達と自然に暮らそ!

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子ども達との自然な暮らしを提案しています。

最近、ふとしたきっかけで、

量子力学の面白さと不思議さを知りました。

高校の物理なんかは、数式がちんぷんかんぷんで

ちっとも面白くなかったのに。


きっかけは、二重スリット実験。



二つのトンネルを抜けたボールなどの物質は、

何度もやると、二つの線となって模様が出てきます。

もっと質量の軽い素粒子ならどうなるだろうと実験してみると、

同じように二つの線ができるだろうと予測したのに、

出てきた模様は縞模様。

どうしてだろうと、

粒子がどうやってトンネルを抜けるか観察したとたん、

粒子は物質の様なふるまいをし、

二つの線として現れたというのです。


なんでだろう?

不思議、単純にそう思うと、なぜだか知りたくなりました。



物質はすべて

様々な原子で構成されています。

人間の体だって、細胞からできているけど、

細胞もまた、無数の分子でできています。

そして、分子もまた、無数の原子から成り立っているのです。

その原子をさらに細かく見ると、

原子核が中心にあり、

その周りを電子がぐるぐる回転しています。

さらに、原子核は、

電子を持つ陽子と

電子を持たない中性子でできていることが分かっています。

そして、陽子はさらに

クオークという素粒子でできていることが解明されています。



つまり、人間も、目の前の机もパソコンも、

お昼に食べたご飯だって、

すべて素粒子でできていると言えるのです。



そして、この素粒子には二つの性質があります。

☆素粒子は波である。

☆素粒子は物質(粒子)である。



波の状態なのに、

物質(粒子)として成り立つ存在。

波は触れないけど、

物質は触れる。


そういう不可思議な状態が共存しているわけです。


そして、粒子:波(波動)の状態=5% : 95%だというのです。

つまり、波の状態がほとんどで、

物質(粒子)の状態が5%。

ってことは、私たちが目にしている、

感じているのはほんの5%に過ぎないということ!




だんだん訳が分からなくなってきましたね。

そして、この素粒子、

波の状態である素粒子を観測しようと観察することで

粒子の状態、

つまり、物質化するというんです。

観察することによって、

そこに「ある」という状態が起こる。

それをわかりやすく?説明してる動画がこちら。





量子力学では、万物を作っている「素粒子」が、

この世の常識を超えた性質を持っていることを証明しています。


その一つとして、素粒子は「目に見える物質」でもあり

「目に見えない波動」でもあるということ。

そして、素粒子は人間が観測すると「物質化」し、

観測していないときは「波動」になる
ことが判明しています。



分かるようなわからないような。

でも、これは今現在証明されている事実なんですね。


見ようと意図すれば→

思考すれば→

物質化しようとエネルギーが収縮し→

物質化する、


ということになるようです。


これが、「思考が現実化する」といわれるゆえん。



で、ふと思った。


「観察する」という行為で物質になるというなら、

人もまた素粒子でできている。

人によって「観察」されなければどうなるのか?


マザーテレサは、

「愛」の反対は「無関心」だといいました。

子供は常に「私を見て!」と言います。


「人間に観測された時に初めて出現する」

これはつまり、

「人間も誰かに観測されていないと、

注目されていないと、うまく育たない」

といえるのではないかと思うのです。


これは更に、

「子供は、大人が常に関心を寄せていないと、正しく育たない」

「注目されない子供はぐれてしまう」

「無関心が子供を壊す」

という法則が在ることを、

量子の観察実験は意味しているのではないかと。



そして、その、観察する、注目する行為には、

想いが必要なのだということも。



よく、やんちゃな子を持つお母さんは、

「うちの子は、言うこと聞かなくて大変な子だ」

と、言ったりします。

「どうしてこの子はこんなに困ったことばかりするの?」と。


「思考は現実化する」んでしたよね。

そういう目で見れば見るほど、

その子は大変な子に育っていくような気がします。


「この子のすべてがかわいい」

と、そういうまなざしで育てていけば、

そういう子に育つのではないかと。



観察する人たちが、

大変な現実ばかりを見て、

今の子ども達は大変な子ども達だと

嘆く人が多ければ多いほど、

そういう現実はなくならないのではないか?


どういう想いを持って観察するかによって、

現実は変わってくるのではないかと。


幸せな子ども達を世にあふれさせたいなら、

一人でも多くの大人が、

愛あるまなざしで子ども達を見つめていく必要があるんじゃないか?



量子力学という視点を一つ持つことで、

単なるスピリチュアルではない、

事実として

そういうことを考えられるのではないかと思っています。


ちょっぴり小難しい話になりましたが、

お付き合いいただきありがとうございます。