これからの子ども達が生きていく時代 | 子ども達と自然に暮らそ!

子ども達と自然に暮らそ!

十和田で耳つぼジュエリーのおうちサロンをする傍ら、
子育てがラクに楽しくなるように、
自然食、自然療法などを取り入れながら、
子ども達との自然な暮らしを提案しています。

2020年

なくなっているであろう職業という予想があります。



電車の運転士・車掌、レジ係、

通訳、速記・ワープロ入力、

プログラマー、新聞配達員、

レンタルビデオ、ガソリンスタンド、

高速道路の料金徴収業務、仲卸業者、

小規模農家、兼業農家、大手電力会社、

自然エネルギー関連、参議院議員、専業主婦、

日本人の取締役、中間管理職、受付・案内業務、

一般事務・秘書、オペレーター・コールセンター、

訪問型営業、金型職人、倉庫作業員、

工場労働者、コピー・FAX・プリンター関連、

証券・不動産ブローカー、

ヘッジファンドマネージャー、

証券アナリスト・ファイナンシャルプランナー、

生保レディ、

教員、交番の警察官



機械化が進み、

省力化されるために

人手がいらなくなるだろう、

ペーパーレス化、

少子化、

インターネットにより、

店舗やセールススタッフがいらなくなくなるだろう、

という予想。



子どもが、

電車の運転士さんになりたいと言っていたとして、

その子が大きくなったときには、

その職業はもう機械化されて、

人手がいらなくなってしまっているかもしれない時代です。


さらに、外国人労働者も

たくさん流入し、

ただでさえ省力化され、

企業がなくなり、

雇用の場が減ってくるのに、

安い外国人労働者が、

工場などで使われていくようになると、

さらに働き口が少なくなってきます。




2020年には、

大学入試も、

センター試験が廃止され、

高2で大学受験ができるようになり、

思考、判断能力が問われるようになります。

「自分の考え、判断を表現する力を養う」ことが

求められるようになります。

今までのような暗記型だけでは、

対応しきれない、

応用力、表現力が試されるのです。



今、

詰め込み型の教育で、

言われたことだけやってればいい、

みんなと同じ行動をしなければならない、

そうやって育てられてきた子ども達が、

言われた通り勉強して、

何となく高校行って、

何となく大学入って、

社会にポンと出た時、

そこで

急に、

自分で考えて行動しなさいと言われて、

どうすることもできなくなってしまう、

ということが多々あるようなのです。

言われた仕事はこなせるけど、

言われなきゃわからない若者も多いと

嘆いている職場の上司の声も、

聞こえてきます。


「今どきの若者は」、

と、いつの時代も口にすることかもしれませんが、

でも、

彼らは、そうやって教育されてきたのだから、

仕方のないことかもしれません。



そして、ここへきて、

自分で考える力が問われる時代がやってくる、

ということで、

子ども達の教育でも、

だんだんに考えさせる問題が多くなってきています。

アクティブラーニングと言って、

決まった答えのない問題に対して、

協力しながら調査し、

それぞれの意見をプレゼンテーションし、

討論して、

解決策を提示していく、

というようなことを

やり始めているところもあるようです。



そう、

自分で考えて、

他者と協力しながら

問題を解決していく力が、

これからの時代、

子ども達に求められているのです。





今春中一になる世代が、

大学入試を受けるころには

そういう時代になっているということです。




そういう時代を生きていく子ども達に、

何ができますか?


やっぱり、

ただ、みんなと同じでいい、

というだけでは、

弱いのです。

個性豊かに、

その子の好きなもの、

得意なものを持って、

自己表現できることが

子どもにとっての強みとなります。



自分には何にもいいところがない、

やりたいこともない、

そんな子ども達がたくさんいます。

本当にもったいないです。

才能は眠ったまま、

好きなことを仕事にできるはずないという思い込みも、

もったいないです。


インターネットも発達した今、

いろんなことが可能になっています。

このまえも、テレビで、

普通の専業主婦が、

自分の手作りしたものをネットで売って

月20万とかって、やってました。

やろうと思えば、

自分の好きなことして稼げる時代なんですよね。


大事なのは、

自分が作りたいものをただ売る、

という一方的な発信ではなく、

買ってくれる人は、

どんなものを望んでいるのか?

どんなものがあったらうれしいのか?

という、相手に対する共感力。


自分さえ良ければいい時代は終わり、

共感力が求められる時代。


必要とされるのは、

機械にとってかわられない、

アイディア、

強み、

技術力、

表現力、

共感力。




そこで、

昨日も書いたように、

子ども時代に、

好きなことをとことんやらせてみるとか、

五感をたっぷり使って、

外遊びや自然体験するとか、

友達とめいっぱい遊んですごすとか、

そういうことが、

子ども達の大事な土台になっていくのだと思うんです。

部活や塾や習い事で忙しくって、

自分の好きなことをする時間もなく

過ごす子ども時代は、

あまりにももったいない。



土台がしっかりしていないと、

強い建物ができないように、

その大事な土台を作らないまま

知識や情報だけ積み重ねても、

ちょっとしたことで揺らいで、

崩れてしまう。

社会に適応できなくなっていってしまう危うさがあります。



先を見据えて、

子どもを育てる。

早期教育が必要なのではなく、

土台作りが大事な子ども時代。



親や、子どもにかかわる人には、

そんな、これからの時代の流れを、

知っておいて欲しいと思います。