こんばんは、ウスイです。
セルフブランディングが重要視される中
「職業は自分自身です!」などと
自信満々に言う人を見かけることがあります。
あなたから客観的に見て、これって、
本当に効果的なブランディング手法だと思いますか?
実は「職業は自分」という
アプローチには大きな落とし穴があります。
自分の価値を具体的に示すことができておらず
相手にとっては曖昧で伝わりにくい
独りよがりのメッセージになってしまうんです。
名前で顔が浮かぶ人。
何をやってるのか、なんとなくでもわかる人。
例えば
堀江貴文やイーロンマスク、ひろゆきなど
名前を聞けば顔が浮かび、何をしてるのか
なんとなくわかる人であれば
肩書や自己紹介すらなくても
その存在が伝わります。
ちなみに彼らは実業家の側面にプラスして
他にもいろいろやってますが
早い話、名前と顔だけで誰かわかる。
そういったよほどの有名人でもない限り
職業「私」のアピールは
独りよがりな印象を与えかねません。
では、社会的に無名期の人は
どのようなアプローチが効果的なんでしょう?
僕は常々
「肩書は覚悟と思いやりで出来ている」
ということをよくお伝えしています。
自分の社会的存在価値を
わかりやすい言葉で伝えることは
相手に摩擦なく自分のことを伝えると
説明や気を遣わせるような煩わしさを与えず
ある種の優しさのような側面があると同時に
何ができる人なのかをはっきり伝えることで
その道のプロであることの自覚と決意を
覚悟を持って名乗るという側面もあるからです。
僕は、自分の肩書や職業を名乗ることは
単なる自己表現ではなく
社会的な責任を伴う行為だと考えています。
自分が何ができるのかを明確に伝えることで
相手にイメージしやすい期待値を与え
その期待に応えるための覚悟を示すことになります。
同時に
わかりやすい言葉で自分の価値を伝えることは
相手に対する思いやりでもあります。
なので、できるだけ専門用語や抽象的な表現を避け
相手が理解しやすい形で自分の役割を説明することで
スムーズなコミュニケーションが可能になるんです。
たしかに自己主張も大事ですが
普段の生活以上に、仕事の上では相手があっての話です。
相手への気遣いがない人は
プライドが高いことはいいことですが
自分の感情ばかりを優先してしまう人と映ってしまい
仕事でのご縁を自ら遠ざけることにもなりかねません。
だからこそ、セルフブランディングにおいては
自分の強みや提供できる価値を明確に伝え
それを裏付ける実績や覚悟を示すことが重要です。
そして、相手の立場に立って考え、
思いやりを持ってコミュニケーションを取ることが
信頼関係の構築につながるわけです。
「職業は覚悟と思いやりで出来ている」
という考え方を常に持っておくことで
自分の存在価値を真摯に見つめ直し
社会における使命と責任を持って
自分の役割を果たすことができるでしょう。
ただの言葉遊びでなく
本当の意味で「自分らしさ」を
表現することに繋がっていきます。
言葉は人と人を繋ぐもの。
そういった意味では
初対面の人と良い関係を築くためにも
説明しなくても伝わるくらいの
「あなた」の存在表現を磨いていきましょう。
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