こんにちは、ウスイです。
2020年を境にオンラインイベントが一気に増えて
それが日常になった結果
無料のイベントがめっちゃ増えました。
セミナー１つとっても
リアルだと3000円くらいは当たり前だったのが
同じ内容のセミナーでもオンラインだと高く感じる。
リアル感、現場の空気感はもちろん大事ですが
アフター、二次会の価値とか別として
得られる知識やノウハウは変わらないんですけどね。
リアルとオンラインは空間は違えど
享受する価値は実のところ変わらないわけで、
なんなら移動時間やそこに関わる見えないコスト
時間のムダを省けたことにより生まれる時間など
いろいろ考えると、すごく便利になってるから
本来はリアル以上の価格価値は
あってもいいんですけどね。
現場にいかない手軽さが、内容にかかわらず、
価値を安く感じさせてしまうのかなと思ってます。
会場に行くまで、参加するまでに、
時間と労力がかかればかかるほど
その工程自体に価値を付加してしまう。
わざわざ交通費と時間をかけて参加するのだから
という、自分自身への納得感を
無意識に強制発動してしまう感じです。
コロナ以前は、リアル交流会とかでも
安くてもワンコインや1000円くらいは
払ってたんですよね。
そのくらいの費用が、今ではそれすら高く感じる。
慣れってのは怖いもんです。
一方で、価格＝価値ではないけど
世の中の商品やサービスは
価格に応じた人や商品に出逢えるというのも
紛れもない事実。
無料の交流会と一万円の交流会では
参加者の層が違うように、セミナーイベントも同じ。
少しキツイ言い方をすると
無料イベントはきっかけにはいいけど
そこだけウロウロしてても
その先にあるものは手に入らないし
イメージするなら、言い方はなんですが、
デパ地下の試食コーナーを漁って
商品買わずにお腹を満たしてるようなもの。
消費者としてのテストマーケティングだとして
お試しはありですが、それを何年もやってるのは
どうなんだろうなぁという感じ。
心が貧しくならないのかな？
一時的にはそういう時期もあるし
それはそれでいいと思いますが
何年もそれを続けてると
それが自分の中であたりまえになってしまうのは
結局のところ、自分の生き方や選択に
自身が持てない自分を育ててしまうんじゃないかと
そんな風に思ってたりします。
昔の人は的を得たこと言っていて
安物買いの銭失いという言葉がある通り
安かろう悪かろうはいまだにあって
安いものはそれなりのものが多い。
物だとすぐ壊れて、結局また新しいものを買うから
余計なお金をかけることになる。
だったら最初から
価値に見合ったものを買っておけば
良質で長く使えるものを
手に入れられる確率が上がります。
これは個人的な感覚ですが
安さと引き換えに、自尊心を売ってる気もします。
そういうのばかりを
探してしまう自分になっていませんか？って話。
もちろん、なんでもかんでも
お金をかければいいというわけではなく
世の中の無料サービスを利用するのはいいけど
あくまでもそれはお試しとか間に合わせであって
必要なことを見極めたら、しっかり対価を払って、
欲しいものを正々堂々と
自分のものにしたらいいと思うんですよね。
僕が無料イベントを数多く提供しているのは
必要なものにお金と時間をかけてもらうために
無料で手に入るものは
それはそれで手にしてもらって
自分にとって必要なものを見極めてもらう機会を
より多く提供していきたいと思ってるから。
なので、必要と価値を感じたものについては
買ってもらえるとありがたいなってのは本音です。
聖人君子ではないので
すべてボランティアでやっていては
生活が成り立たない事実もあるので
そこはきれいごとではなく
個人の経済活動として当然のことですしね。
無料イベントの中でも
僕自身以外の方を招いての
イベントやセミナー・講座などは
その講師の方やサービス提供者の方の
提供しているものに価値を感じたことによる
シェア、情報共有の機会提供なので
機会をムダにしないでもらえると
主催者としては嬉しいなと思います。
あくまでも１個人、１主催者としての
考えですけどね。
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