プロとしての自信は語尾に現れる | 肩書職人のひとりごと

肩書職人のひとりごと

個人事業主やフリーランスとして
人の役に立ちながらも
自分らしく生きていきたい人に向けて
仕事やビジネス、人生観など、
肩書職人から見た話を綴っています。

おはようございます。

そのビジネスの入り口から出口まで。
売上作りを裏から支える専門家
クロコスタイルのウスイです。

過去を遡れば
起業家なら誰にでもデビューした日があり
これから起業する方にも、
起業を実現するなら、この時は必ず訪れます。

お金を稼ぐということは
プロとして仕事をするということ。

仮にそれが3000円の
安価なセミナーだったとしても
お客様はお金を払って、
あなたの話を聞きに来てくれるという事実は
何も変わりません。

お客様からすれば

何かしらの悩みを抱えていて
それをどうにかしたくて
プロの話を聞きに来る

ってことです。

その際に、どう接するか?

こういうブログなどで問い掛けられても
多くの人が冷静、かつ、当然のように

自信を持って堂々と対応する。
みたいなことを考えるかもしれません。

実際、その場面にあなたがなった時
果たしてそういられるか?

知ってると出来るは違うもので
頭ではわかっていても
自信の無さが出てしまう人も
多いのが現実です。

少なくとも僕はそうでした。

まだ人前で話すのが慣れない頃
セミナーを何度となく開催しましたが
セミナーのスライドは
自信を持って作ったはずなのに
要所要所で言葉が煮え切らない。

今思えば、当時の自分に
ダメ出しすることがありすぎて
目も当てられないかもしれません。

それくらい、酷かったです。

何度も言いますが、
先の例の場合
お客様は何かしらに悩んでいて
その状態を何とかしたくて
たまたま目にしたかもしれない
あなたのセミナーに何かを期待して
参加してくれています。

実績のない頃やデビュー間もない頃は
自信の裏付けもあいまいなので
どこかしら自信がなく
手探りで始めることも多い。

それは初心者心理として
しかたないことかもしれない。


それでも、お客様の前ではプロであれ。

毅然とした態度で
堂々と振舞ってほしいんです。

貴重なお金と時間を使って
参加してくれたお客様に
威風堂々、プロとして接する。

あなたがデビューしたてだろうが、
古参のベテランだろうが、
お客様には関係ないんです。

これはお店のアルバイトでも同じ。

 

違うのは、起業家の場合

初心者マークや

新人マークを付けられないってことです。

仮にモニター募集とかであっても

提供者としてはプロである必要がある。

なぜなら、お客様にとってのあなたは

私の悩みを解決してくれる救世主
かもしれないから。

セミナーの場合、
その多くがフロントセミナーというくらい
集客の入り口的な役割があって
そこに参加してくれた方に対し
問題解決の商品である高単価商品を
提案することがほとんどです。

なのに、その入り口である
3000円のセミナーで
自信無い姿が見え隠れするようでは
とてもじゃないけれど
お客様はあなたから安心して
高単価商品を買うことはできません。

どんなに中身が良くても、です。

少額でもお金を頂く以上
プロとして接する。

もし、それがデビューだったとしても

さも、そうであるかのように振舞う
というのが、プロとしての見せ方です。

 



間違えてほしくないのは
嘘をつきなさい
ってことではありません。


お客様に不安を与えず
あなたがプロとしての経験を積むために
覚悟を見せる行為である
ってことです。

自信のなさが表れやすいのは
態度に出ることはもちろんですが
他に出やすいのが言葉です。

特に語尾。

自分の保身のために
曖昧な表現をしないことを心掛けましょう。


~だと思います。
~な気がします。


他にもありますが
あいまい言葉ともいえるこれらの言葉は
あなたのプロとしての尊厳を
自ら少しずつ削いでいってしまいます。

この比較をする時
僕がよくお伝えする例でお話します。

例えば、風邪っぽい症状で病院に行った時
診てくれたその医師が

たぶん、風邪だと思います。
○○という薬が効くと思います。

と言われたら、あなたはどう思いますか?

僕はちょっと不安になります。

風邪だと思うってことは
風邪じゃないかもしれないのか?

薬が効くと思いますってことは
効かないかもしれないってこと??

性格的に楽観的であれば
気にもしないかもしれませんが
弱ってる時は、気も弱くなりがち。

医師に診てもらうなら
出来る限り正確な診断で
ハッキリ言ってもらいたいなと。


この症状は風邪です。
○○という薬が効果ありますので
そちらを出しておきますね。


こう言われたどうでしょう?

なんか安心できませんか?

医師の例では、厳密に言えば
薬機法の絡みも出てくるので
難しいところではありますが
ここで伝えたいのは

語尾をどうするかで
あなたの印象が変わりますよ。

ということです。

思いますとか
考えていますという言葉は
使いやすく、使える場面も多いです。

ただ、これらの言葉を使う時は
あなたの思いや考えを伝える時で
プロとして何かを教える・伝える時には
あまり多用しないことをおススメします。

僕もこのことを知る前は、
乱発・多用していました。

言葉が感情を連れてくるのか
無意識に自己防衛してしまう言葉でもあるため
いつまで経っても自信がないままでした。

不思議なもので、そのことを知ってからは
意識して語尾を「言い切る」ことを心掛け
それが日常になると
段々、自信もついてきました。

言葉一つで劇的な変化は望めませんが
少なくとも変化の理由の一つにはなりました。

言い切ることの重要性は
あなた自身のみならず
お客様への安心感や信頼感にも
大きく関わってきます。

もしあなたが、どことなく自信が無い。
あるいは、いつもいつも
お客様があなたの商品を買ってくれない。

そんな状態だったとしたら
一度、語尾の言葉に意識を向けて
まずは確認してみることから始めてください。

語尾を変える
または、言い切るだけで
お客様の反応はもちろん
あなた自身の内面が変わり始めますよ。

 

言い切ってしまった後

もしかしたら、責任感の強いあなたは

反動で不安が襲ってくるかもしれません。

 

でもそれは、あなたがこれから

プロとしてやっていくための

乗り越えるべき壁です。

 

言葉には責任が伴います。

 

放った言葉に対して、不安が襲っても

それを絶対どうにかしてやる!という決意が

覚悟と言われるものの正体です。

相手の変化はすぐには感じられませんが
あなたの内面が先に変わっていくことで

それに引っ張られるように行動が変わり、
近い将来、お客様の反応も変わり始めます。

まずは、内面の変化に着目しながら
語尾を意識してみてください。

言い切ることの重要さを

変化とともに体感していきましょう。

---------------------
 
起業家さんの売上UPをお手伝い
1人起業家のための売上制作所クロコスタイル

商品作成・売上UPなど
主に個人起業家の起業支援と
ビジネスモデルの再構築を得意としています。
60分個別相談受付中
3000円(税込み)※初回に限り
https://bit.ly/3tw94QV