202311北海道7大都市カードの旅-12 さいはての駅に下り立ち | 乗って見て呑む

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主に北海道でひとり乗り鉄、呑み鉄、車窓鉄しています。

まずは旧釧路停車場跡へダルマダルマダルマ


先ほどの幸町公園から幣舞橋方向へ進んだところにあります。


この旅で読んでいたのはこの本。
佐賀から当時「久寿里(くすり)」と呼ばれていた釧路に来た幸吉と道南の福島生まれのさよの物語。
何度読んでも凄い!と思います。開拓とは少し違うのですがこちらも女性強し、です。
この本の中で釧路に鉄道が開通したときの話しがあり当時の高揚が綴られています。

この橋の名は幣舞橋

この川の名は釧路川

春ちゃんと

夏ちゃん

海の方へ向かうと

でたな、啄木

そして鉄にはたまらないこの歌飛び出すハート
今では釧路はさいはての駅ではないのですが釧路停車場に降りたときの啄木の新生姜、じゃなくて心象がひしひしと感じられます。


啄木が勤めていた新聞社を復元


中にもありましたニコニコ




そして…
真顔「ただの客ですよ」

ひらめき「わたしわたしわたし」

悲しい「射止められなかったの」

めぐっちゃダメでしょ、妻帯者なのに
こんな赤裸々に暴露されちゃって

ぢっと啄木を見る


1階にはカフェがあったのでちょっと休憩
これは函館の啄木小公園のある大森海岸で詠んだのですよね。

いやー、思った以上のやんちゃぶりでした。
釧路には76日しかいなかったのにようやりますな。

あちこち歌碑があり

ここには名を冠した公園が

あ、ここにもさいはての駅が。逆光ですが。

遠くから撮っていますが白ヤギさんと黒ヤギさんが草食べてました。散歩かな?

舗石にもさいはての駅。

と、歌碑巡りをしていたら列車の時間が迫っていてけっこう小走りに釧路駅に戻りました。
かなり焦りました泣き笑い

これに乗って最後の第7都市、江別へ向かいます。
気持ちのいい天気の釧路であの繊細な歌を詠んだ啄木のアレコレを学びましたダルマダルマダルマダルマ

つづきます。