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流れに任せて雑然と

日々の出来事や読書について、雑然と綴っていきます。



永六輔さんが亡くなられたっていうニュースが報じられて、この曲をよく耳にする。永さんの作詞だったんですね!

いつ聴いても心に染みる、素敵な曲。時代を越えて愛されるのも分かるなぁ。詞とメロディと、坂本九さんの何とも切ない歌声が、見事に噛み合っているんだろう。

そう、切ないんだよね。歌詞を見ると、本当に切ない。

♪上を向いて歩こう 涙がこぼれないように
泣きながら歩く ひとりぼっちの夜♪

情景が目に浮かぶ。涙がこぼれそうになるほど悲しいけれど、こぼれないように上を向いて歩く夜…

心に染みる、いや、心に刺さるなぁ。

切ない、とても悲しい歌詞だけど、希望がある。

夜の帰り道、この曲が時に頭の中に流れてくる。悩んでいて、つらいなぁというときに、それを表に出さないように、上を向いて歩いていこうという気持ちになれる。

上を向いて歩いていれば、きっと明日に希望が持てる。そんな気分にさせてくれる素敵な曲。明日も頑張るのです。。

(写真)
サッポロのラガービールって、こういう缶はもちろん、お店でもあんまり見ない。たまたま帰りに寄ったスーパーにあって、つい買ってしまった。

30代前半の頃、当時の上司にたまに連れていってもらう寿司屋に、サッポロラガーの瓶が置いてあった。

普通のお店にはないっていうレア感覚、そして寿司屋っていうシチュエーションが、なんかちょっと大人な感じに繋がっていて、わりと楽しんで飲んでいた。

そういうのを思い出しつつ、「上を向いて歩こう」をもう一度口ずさもう。。。


かなーり久々に読書のことを。

勝海舟の『氷川清話』。それも講談社学術文庫版。前々から読みたいと思いつつも手を出さずにいて、最近ついに一念発起して読了した。

今の気持ちを一言で示せば、「良い読書できた!」

本書は勝海舟の談話を集めてまとめたもの。時期としては明治維新後に語ったもので、昔を振り返ったものから、リアルタイムの世相に対する話まで、様々なテーマを取り上げている。

勝海舟といえば、ドラマでは切れ味鋭く、テンポ速く、かつ聡明で器の大きいイメージだけど、これ読むとまさにっていう感じ。

語り口が基本的に江戸っ子口調というか、ノリの良い話言葉なので、何となく顔が見える気がして、とにかく味があったし、「生きた言葉」だと思えた。

歴史上の人物の言葉なのに、温度や息遣いが伝わってくるんですよね…

そして内容も熱い。特に印象的なのは、繰り返し語られる「西郷隆盛の偉大さ」。

勝の評価基準が分かる。事を成す人物とは、西郷のような器の大きさ、胆力が求められるということか。

勝は同時代の大久保利通や木戸孝允も、西郷には及ばないとしつつも、高い評価をしている。それに比べて、今の政治家たちの小ささを嘆いている。

何か、こういう見方って面白い。勝の評価が全てじゃないけど、「歴史を大きく動かした同志」として認めているってことかと。

歴史好きなら、ワクワクして読める本です。

あと、本書のもうひとつのポイントは、編者の努力。

『氷川清話』には、先に別の本があった。しかしその本は、筆者によって言い換えられていたり、部分的に削除されていたり。。要は編集によって、勝の談話から離れてしまっていたようだ。

これを改め、勝の談話として忠実に再現しようとしたのが、本書だということ。

歴史書の常として、筆者の思想が作為・不作為のいずれにせよ必ず表れてしまうということがある。

事実はひとつなのに、書く人の意思によって表現が変わり、読む人の捉え方によって解釈が変わる。

だから歴史書を読むときには、「書いた人」を意識して、その記載の真実性を考える必要があるのです。一応学生時代に歴史を専攻した者として、こういう基本姿勢は大事だと思っていて。

編者二人が目指したのは、真に迫ることだった。そういう意欲がベースにあると思えば、より重みを感じながら読める。

内容そのものに加え、勝の真に迫ろうとした編者の熱い気持ちが伝わって、これは「良い読書」だなぁと…そんな感覚で読み終えた。

今はお腹いっぱい!満足度高し。ブログで久々に取り上げる読書記事としては、やや難しい本だけど、敢えて書いてみたということです。


なお、ワタクシ、本は読んでます!

ペースはかなりゆっくりなれど、読書はしているので、またここで書いて行こうと思う。

..いざ、書くとなるとハードルが高くなるけれど。。いや、ボチボチ書いていきます。。



梅雨真っ盛りの日々の狭間にとった写真。青空が広がる日には、夏を感じる。そして、今日のような曇り空では、何となく蒸し暑く…季節は確かに進んでいる。

九州は豪雨が重なって被害が広がる一方で、関東は水不足が懸念されるという…異常気象ということなんだろうけど、何だか最近毎年「異常」と言っている気がして。

そういう気候や季節を考えていると、地球や宇宙にまで想いが広がって、そうなってくると、日頃の悩みがちっぽけに感じでくる。

ビールを飲みながら宇宙を思う。。40歳らしさかな。

やっぱり日々に埋没し過ぎると、見えなくなるものがあるのだろう。

本や映画、音楽といった表現に触れることで、思考が広がることがある。

街を散歩して、街の空気に触れることで、想像が広がることがある。

人と会って、他愛もない話をすることで、視野が広がることがある。

毎日いよいよ忙しくて、プレッシャーは大きくなるばかりだけど、今年の夏は「広がること」を求めていこう。

そのための機会を、自分なりに増やしていこう。
41歳となる夏に向けて、ちょっとした決意。。


「空からこぼれたStory」
byダ・カーポ

僕が小学生の頃、「名探偵ホームズ」のアニメが放送されていた。あの、シャーロック・ホームズのアニメ化だけど、何故かキャラクターが全て犬!

これ、ほんと面白いアニメでしたね。ホームズがダンディでありながら、けっこうユーモラスで。

確か、宮崎駿作品。だから、絵もシンプルながら美しく、展開も面白かったのかな。舞台であるイギリスに憧れたし。

もう一度見たいアニメです。

その主題歌が「空からこぼれたStory」。良い曲ですね。

♪石畳に陰がのびる~♪って、時々頭に流れてきて、口ずさんでしまう。

曲と物語が合っているんでしょうね。宮崎作品の恒久性って、こういうところにあるのかな。

絵もシンプルで好き。最近のアニメって、技術が進んで絵も凄いけど、ちょっと「どぎつい」感もあって。

宮崎作品の絵って、「恒久的なあったかさ」がある気がして。

年齢を重ねて、時代を超えられる良さ、質の高さみたいなものへのリスペクトが強くなってきた。

アニメ、名作です。街中で青空を見上げると、時々この曲が聞こえます。。