原作・福島文二郎、作画・花園あずき。
「ビジネス書のコミック版」シリーズは、近年ブームのようで、書店でよく見かける。
僕はこれまで、何となく避けてきた。
概ね少女漫画的な絵で描かれる本を買うのが照れくさい・・・ではなくて、まあ、活字で読めば良いと思っていたのが第一。
それと、コミック版も増え過ぎていて、何だか軽い感じがしていたというのが第二。
要は、大した理由もなく避けていたということだ。
今回、前から活字版が気になっていた本がコミック版になっていて平積みされていて目に入った。
そして、最近この種の「人材育成」の本を読み漁っており、「タイミングがあった」という感があって、手に取った次第。
「ビジネス書のコミック版」に初チャレンジだった。
結果として、本書に関しては「とてもヨカッタ」というものになる。
まず内容に関心があるもので、それが分かりやすくまとめてあるということ。
何より読みやすい、読み返しやすいということ。
コンパクトに、いろんな要素が整理されているし、それが更に漫画のお陰で簡潔な説明になっているので、「いつでも気軽に読み返せる」と思った。
意外と良いですね。
多くの本をたくさん読みたい、もしくはスピーディに内容を理解したいっていうときに、これは大いに役に立つような気がする。
極端に言えば、ビジネス書には文学のような表現の美しさは求めていないわけで、内容が理解できればそれで良い面がある。
だから、「ブームになるようなテーマのビジネス書の内容を知りたい」なんて時には最適かと。
今後も気軽に読み返そうと思っている。
中身について、少し触れとこう。
オペレーションのほとんどがアルバイトスタッフでありながら、ディズニーのサービスは素晴らしい。それがいかに成し得ているのかを語っている。
「夢の国」と呼ばれるディズニーだけに、モチベーションの高いスタッフが自然と集まってくるかと言えば、そんなことはない。
何せ18,000人ものアルバイトスタッフを抱えている。本人たちの資質頼りで済むはずもない。
緻密に組み立てられたシステムがあり、それを徹底する姿勢がある。
最近、これもまたブームの言葉で「凡事徹底」というのがあるけれど、ディズニーの取り組み1つ1つは、決して無理なことではない。
ただ、それを積み重ねることができるか、ということ。そこに強みがあるような気がした。
僕もたくさんの要素を学んだが、一番大きかったのは「自分がしてほしいことを、相手にすること」だ。
これも当たり前ですよね。でも、いざ人を教えようとすると、分からなくなるもので。
相手を大事にすれば、相手も自分を大事にしてくれる・・・確かにそう。「相手」と「自分」を入れ替えてみると・・・
「自分を大事にしてくれたら、自分も相手を大事にする」って書くと、「ああ、そうだな」と分かる。
人間関係において、当たり前とも言える考え方。これをビジネスの世界で、きちんと仕組みとした上で、徹底することができるのが、ディズニーの力なんだろう。
漫画、やっぱり分かりやすいなぁ。
また、何か読んでみようと思いやす。
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