岸見一郎・古賀史健『嫌われる勇気』 | 流れに任せて雑然と

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とても売れている本です。


・・・うん、確かに面白い。というか、読み応えがあった。


読んでいる途中で、「あ~、全然理解できてないわ、自分」と思いつつ、それでも惹き込まれる深さがあったかと。


心理学というより、これは哲学。「幸せとは何か」を突き詰めて、一つの視点を提示している。


また、対話というスタイルで書き連ねているのが特徴的。青年が哲人の示すことに反論をしながら、徐々にその哲学への理解が深まって行くという構成だった。



そして中身は、アドラーという人の提唱した心理学。


この考え方が今、支持されているという。本書は最も分かりやすく書いているのかもしれない。


「嫌われる勇気」とは、嫌われるのを気にせず自分の好きに生きろってことではない。


人の悩みは100%対人関係・・・他人の評価を気にする、他人の言動に影響される、それで悩んでしまう。


だから、そんな物の見方はやめて、「今、ここ」を生きようということ。



・・・えーっと、もっともっと深いことを書いてあるんだけど、僕には理解しきれていないし、また考えを整理して表現することもできない。


ただ、読んでいて、ハッとするような文章がいくつもあったことは事実。


繰り返し読んでみようと思っている。



僕の悩みもやはり、対人関係によるものばかりかもしれない。


他人の考えや言うことはコントロールできないのに、どうしても悩んでしまう。


これはおそらく、古今東西全ての人間に共通する悩みではないか。


だから哲学という学問が、ずっと研究され続けているのだと思う。



日頃、やっぱり悩むことはある。考えて考えて、深みにどんどんはまってしまうこともある。


そういうときに、本書の考え方を少しでも参考にできれば、いくらか悩みが解消されるような気もした。


「生きる」とか、「幸せ」とか、ムズカシイですねえ。。



嫌われる勇気―――自己啓発の源流「アドラー」の教え/岸見 一郎
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