【ソチ備忘録7】男子ジャンプラージヒル | 流れに任せて雑然と

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葛西さ~ん!!!


テレビに向かってその名を叫んだ。


今大会の中で、最高も胸のすくシーンだった。


ジャンプラージヒルで、葛西紀明選手が銀メダル。


10代の頃から日本を代表するジャンパーとして、世界で戦い続けた41歳。7回目の出場となったオリンピックで、待望の個人のメダル獲得。


世界では、「レジェンド・カサイ」と呼ばれているという。


何がどうしてっていうことは、うまく言えない。いや、そういう説明を必要としない。


積み上げた実績と、今なお挑み続ける姿勢、そして41歳にしてメダルに辿り着いたという軌跡・・・


それが全部レジェンドなんだよなぁ、きっと。



先に行われたノーマルヒルでは8位入賞とまずまず。ただ、そのジャンプで腰を痛めたという。


だが、そんなのは関係ないというばかりの、見事な2本のジャンプだった。


今季絶好調で、「金を獲りにいく」と宣言していた。それだけ、自身が辿り着いた技術に確信を持っていたのだろう。


ずっとずっと、高みを目指して、追求して掴んだ技術。これ、凄い話ですね。


ジャンプって、やっぱり風の影響が大きいスポーツで、運次第というところがある。「風の不運」で敗れることはよくある。


だけど、安定して成績を出している選手は、悪条件であっても何とかする対応力を持っているのかもしれない。


葛西さんは、それぐらいのレベルに技術を高めていたのだろう。


もう1つ、絶対的なポイントだと思うのは、メンタルの強さ。オリンピックの大舞台で、2本しっかり良いジャンプをそろえることは、限りなく難しい。


技術に加え、心身のコンディションをベストに持ってくる・・・言葉では簡単に言えるけど、本当は奇跡に近い様なレベルの話だ。


葛西さんのレジェンドなところは、何度もオリンピックでは悔しい想いをしながらも、決して諦めることなく努力を重ねて、遂にベストの状態を作り上げて、結果をつかみとったこと。


ほんと、嬉しいやら感動やら興奮やら・・・そして何よりリスペクトの気持ちだった。


38歳の僕より年上のオリンピック選手は、最早珍しい。凄いなぁ、自分も自分なりにがんばらんとなぁと、素直に尊敬の念を抱いたわけです。


あと、この人は明るいオーラを常に発している感じがして、それも素敵ですね。


まあ、これこそベテランならではの境地なのかもしれないけど、オリンピックのプレッシャーなんてきっと想像を絶するレベルであろう中で、今回の葛西さんは何か楽しそうな空気すら出していた。


メダル獲得の瞬間、後輩たちが駆け寄るシーンがあった。彼らにとっても特別な存在なんでしょう。



葛西さんが大会前に、日本チームの主将として語った「不撓不屈の精神」という言葉。


この人が語ると、凄い説得力と温度がある。重みが違う。言葉もレジェンドだ。



・・・うーん、葛西さんのことを書こうと思うと、何だか興奮してしまってまとまらない。



備忘録としては、この感じを残すということで、まとまらなくてもOKかな。



はい、とにかく素晴らしかったのです。