クリスマスが終わって、いよいよ年末モード突入ですな。。。
仕事も今日含めてあと3日かあ。今年を振り返り来年に思いを馳せる・・・そういう気分であります。
趣味の読書。今年もいろんな本に出会え、なかなか幸せな読書ライフでございました!昨年、震災の影響もあってか、読書量が少し減っていたけど、今年は少し戻してきたかと思う。
やっぱり読書していくことは、自分にとって生活の糧。いろいろ想像し、考える機会だから。来年も更に質量ともに高めていきたいッス。
さて、今年初めて著作を読んだ、批評家の宇野常寛さん。また読ませていただいた。
500ページ超の大作『リトル・ピープルの時代』。
いやはや何ともスゴイ量で。これを読み通しただけでもお腹いっぱい。そして中身が濃いので更に満足。今年、宇野さんの本は共作も含めて4冊目だけど、この本は中でもアツかった。
震災前から書き進めていたそうだが、震災があって大幅に加筆・修正をして、まとめ上げたとのこと。震災後だからこそ、宇野さんは自身の役割というか、書くことに必死になったようだ。
同世代の論客として、その視点や論拠、主張は心に響いてくる。今、最も注目している人でもあり、活動は期待も込めてフォローしていきたい。
本書の内容は・・・正直、僕に語る能力はないんですなあ。。しかも本書は、村上春樹の最新長編『1Q84』の書こうとしている想像性・世界の捉え方について、読み解くところから始まっており、この長編を読む前に理解するのはちょっと難しいかもしれない(『1Q84』も読まんといかんなあ)。
ただ、村上春樹がエルサレム賞を受賞したときの有名なスピーチ「壁と卵」の話は知っていて、それが何を言わんとしていたかについて、宇野さんの解釈が描かれていた。そして、この世界を切り開く想像力という意味で、村上春樹の限界を見ている(あくまで現時点だけど)。
更に、宇野さんはポップカルチャーの他の分野に、その想像力を発見している。それは、『平成仮面ライダー』と言われる、2001年以降の仮面ライダーである。。。
ざっくり言えばこんな感じかなあ。すごくすごくざっくりだけど。
このぐらいしか書けないけれど、けっこう考えているんです。考えられるだけでも、読んだ価値があるというもの。
今年、宇野さんをはじめ、批評家や学者の本に触れる機会を得た。
来年は、これらの本を読みこめる力を少しでもつけるのが目標かな。
37歳のオジサンにはなかなかハードな目標です。
そんなわけで、来年どっかで再読したいッス。500ページにもう一度挑戦するのはホネだけど、それぐらいの価値はあると思っているので。
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