第23回トラキン参戦記(予選編) | ぼんどの管釣り日記

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17歳から釣りを趣味とし、釣り歴28年
バスフィッシングをメインに釣りを楽しんできましたが、2012年4月にエリアフィッシングを始め、今ではほぼエリアです。
各地の大会にも参戦してます。

ご無沙汰しております。

昨今のSNSでのトラブルを見ていると、ブログを続けるのは厳しいなぁと感じ、更新をストップしていました。



ブログの更新をやめていた期間に、大会や釣り場でブログ更新のリクエストをいただくことが度々ありました。また、先日エキスパ行きを決めた後のブログへのアクセス数が伸びていることもあり、更新を待ってくれている読者の皆様へ、お届けしたいと思い、久しぶりに更新しました。



今回は備忘録として残してあった第23回トラウトキング選手権大会の参戦記となります。
自分用に文章で簡潔にまとめたものになります。

8戦分をまとめた長文になりますので、お時間のある時にお読みください。




①②2023年11月18、19日 平谷湖 オープンダブルス、シングルス

トラウトキング選手権大会ですが、運営が今期から釣りビジョンさんから独立したTORAKINさんに変わり、ペア戦、トライアルの名称が変更されました。

変わったのは名称だけで、レギュレーションはほぼ同じです。



①オープンダブルス

釣り座は、エンジョイエリアの山側アウトレット寄りで島前

1回戦(6チーム総当たり 5分×4 ローテあり)

①11-11 前日放流
普段はシャース2.3gスタートですが、水温が低いので、魚はスローと読み、ウエイトを落としてシャース1.9g KOUJYUで中層メイン、ボトムで追加

②2-3
ノア1.5g トライアングルで中層

③0-0
放流前で激渋、お手上げ

④2-3 当日放流
シャース1.9g KOUJYUで中層

⑤2-2
最終試合はお手上げでデコりました。
GJをスローに動かし絞り出す展開でした。

2敗3引の勝ち点3で、5位タイで黄色い腕章ゲットショボーン


準決勝は審判
エンジョイエリアの川側は、
スプーン担当は軽いので表層な展開
プラグ担当は沖の表層クランクかGJな展開でした。

GJは魚がスローなので、高速なアクションには追いつけず、スローなアクションが効いていました。


決勝は遠くから観戦
優勝ペアはGJでハメられていました。




②オープンシングルス

1回戦(タイマン 20分×2)

前日の夕方から降った雪の影響で水温4℃
魚は超スローになっていました。

釣り座はトーナメントエリアの川側最イン

当日放流でしたが、放流魚が少なく、超スロー

超スローな放流魚は初体験で、シャース1.9g、ノア1.5g、バンナ1.4g、アキュラシー0.9gとローテしますが、経験したことのない遅さに合わせられず、前半0


後半は、
パンチ 三ヶ日みかん
シャインライド マットレッドグロー(自塗りでレッドグロー追加)
ファットモカJr DRSS 15ノブ
でポツポツ釣りましたが、この日の魚はダートラン ショボクレレッドグローが好みだったようで、5-8で完敗でした。



負け組2回戦(10分×4)

釣り座は、エンジョイエリアの山側中央付近

①3匹
まずはスプーンでサーチ
前日良かったノア1.5gトライアングルで表層〜中層上目を引いて2匹

バンナ1.4g トライアングルへローテして1匹


②0匹
引き続きスプーンで探りますが、異常なし。
クランクも異常なし。
周りはボトムルアーで、かけ上がりのボトムちょんちょんで釣られていました。


③3匹
ここからは全力ボトム
シャインライドをちょい投げして、リフト&フォールで魚をボトムに呼び込んで、小刻みなバンプで食わせました。

カラーは、
1.マットレッドグロー(自塗りでレッドグローを追加)
2.コアピンク
3.パパオレコークライン
のローテでした。


④2匹
引き続きシャインライドで追加して、トータル8匹釣り、難関の2回戦を突破



負け組準決勝(タイマン 15分×2 放流あり)

シャース1.9g→ノア1.5gのローテで中層で釣り、前半3-4で折り返し


後半は全力ボトム
手前は薄いので、シャインライドで沖のボトムでリフト&フォールで誘ってからの小刻みなバンプの繰り返し

マットレッドグロー(自塗りでレッドグロー追加)1匹、コアピンク1匹釣り、5-4で準決勝突破



負け組決勝(13名 15分×2)

使用エリアは、エンジョイエリア川側
 
抽選は6番
魚の多いインレット側に入りたかったので、中途半端な番号


前半は、インレット側から4番目

インレット側は手前のかけ上がりに魚が多いので、全力ボトム予定ですが、スプラッシュトップ組がハマったら、すぐにスプラッシュトップへローテするつもりで挑みました。


スタートして、しばらくしてもスプラッシュトップがハマっていなかったので、プラで良かったパンチ 三ヶ日みかんをちょい投げして、サイトしながらリフト&フォールで魚をボトムに呼び込み、小刻みなバンプで食わすパターンをやり切り6匹


6匹は悪くないかなぁと思いましたが、最インの桟橋横に入られた方がダブルクラッチのマジックジャークで激ハメされたそうで13匹

前半は13-6-6-6-6なスコアだったそうです。



後半は、前半より2つアウト側の釣り座

後半も、スプラッシュトップ組がハマってなかったので、全力ボトム

パンチ 三ヶ日みかんで3匹
シャインライド マットレッドグロー(自塗りでレッドグロー追加)で1匹

後半4匹で、トータル10匹
17-15-12-10で、4位タイでした。



負け組の優勝スコアは17匹びっくり
放流なしで30分17匹だと、一等地に入らないと無理ですね。

前期のなら山さんのトライアルでも経験しましたが、負け組からエキスパへ上がれるのは1名なので、激ハメしないと優勝できません。


プラとは大きく状況が変わり、大会中も刻々と状況が変わり、超スローな放流魚は始めてだったので、勉強になりました。

ちなみに大会1週間前のプラの時はGJ シルバー系、パンチ 三ヶ日みかんが激ハマりでした。
夕方はスプラッシュトップでボコボコでした。




③2023年11月23日(木)東山湖 ユーカリカップ

前戦(平谷湖)直後なためノープラ
放流の入らない大会は、プラをしないと厳しいかったです。
自分は状況判断が遅い上に、プラなしでルアーを絞れていなかったので、ルアーを回して探りながらになり、確信を持ってキャストできませんでした。


予選

前半6匹
フェラーリで、モカDRSS イニシャルG
上目と下目の魚を狙い、上目は回遊魚狙いで速めに巻き、下目は活性の低い魚をデッドスローで口を使わずイメージで釣りました。

ACOが効かなかったのは想定外でした。
予選は全力ACOのつもりだったので。


後半2匹
引き続きフェラーリでモカDRSSでいきましたが、魚が回ってこず、2匹釣るのがやっと。

後半は風下の東ワンドに魚が溜まり、東ワンドでモカDRSSが正解だったみたいです。

トータル8匹で予選落ちえーん
ボーダーが11か12匹でした。
今回は国道側から上がった方が多かったです。



決勝は、
前年に続いて国道側を使用

Bスパーク2.9gのデジ巻きパターン
早いデジから遅くする展開で、上位3名ともにBスパーク2.9gでした。




④2023年11月29日(水)王禅寺 ムカイカップ

ターンオーバーが酷く、放流が入らないので、巻きは厳しい展開

ハイスタンプ1.8gのスローなリフト&フォールで3回戦(準決勝)まで進みましたが、1、2回戦が釣りやすい林側の釣り座で、3回戦で駐車場側へ移動してくると激渋で、アジャストできず、3回戦敗退でした。

この日のパターンとしては、
スパイス1g、ファイヤーボール0.7gのかけあがりシェイク巻き

ハイスタンプ1.8gのかけあがりリフト&フォール

上位陣の決勝パターン
優勝された方はハイスタンプのシェイク巻き
準優勝はポゴのリフト&フォール、ボトムバンプ、シェイク巻き
3位はファイヤーボール0.7gのかけあがりシェイク巻き




⑤⑥2023年12月3、4日 サンクチュアリ オープンダブルス、シングルス


⑤ダブルス
お立ち台側の最アウトレット

水深2mぐらい。魚はスロー、濁っているので色は強め

ジョイバレーと同じ感じで後から放流が効いてくる。瞬間的なバイトなのでクランクは掛からない。

上と下、沖と手前がキー

金系、蛍光ピンクが安定
バンドグランデ1.3gの自塗りのメタグリ/グローが3連発

魚が小型なので、ノア1.5g、ハントグランデ1.3g、アキュラシー0.9g、m2 0.6gが良い感じでした。

予選は1位で通過しますが、準決勝でパンチの三ヶ日みかん風カラーにボコボコにやられ、準決勝敗退でした。ショボーン

パンチのアクションは超スローなリフト&フォールで足元だけ

準決勝、私もパンチを入れましたが、焦っていたこともあり、速くアクションさせてしまい、食わせの間も入れず、釣果に差がでました。
マッディなエリアさんでは速いアクションだと魚が見失ったり、追いつけないこともあると、身をもって実感しました。



決勝は、
スプーンは軽めで上を引く展開
プラグは、見える範囲では上(パペットサーフェス)か下(パンチ)でした。




⑥シングルス
1回戦は、島前で、島周辺の沖と手前のかけあがりがキーで惨敗ガーン

負け組2回戦 受付対岸側のインレット寄り 
チィップ0.8gで表層を引くパターンにダブルスコア以上で惨敗ガーン

2回戦はクランクで勝負しましたが、ジョイバレーと似ているので、放流が後から効いてくるのでクランクは厳しい。

それと、ダブルス戦の予選が一番釣れる釣り座だったこともあり、難しい釣り座とのギャップにアジャストできませんでした。

サンクさんはクセがあるので通わないと、自分は厳しいなぁと感じました。




⑦2023年12月17日 アルクスポンド宇都宮 ヴァルケイン アングラーズシステム 東レ

1回戦(30分を2回 4名→2抜け)

川側中央付近

前半
釣り座前に前日放流魚が少なく、ドーナ2gが不発で、ハイバースト2.4g グリーンチャートをボトムからの巻き上げで2匹
2-6-2-1で2位タイ


後半
ハイバースト1.6g 銀/黒で1匹
1-0-0-0で1位

勝ち点5で1位タイで突破
1回戦40分でトータル3匹と、アルクス宇都宮さんでは過去一難しい大会でした。



2回戦(10分×3 3名→1抜け)
釣り座は駐車場側の南面寄り
ヘイズで下目で1匹
シャインライド コアピンクのデジ巻きで4匹
5-4-0で勝ち



準決勝(10分×3 3名→1抜け)
釣り座は駐車場側の南面寄り
シャインライド レッドグローとコアピンクで2匹
2-4-3で準決勝敗退でした。ショボーン

格上なお方に2匹先行されて焦ってしまい、ランディング直前に強引にやり取りしてラインブレイクとバラシで2匹ミス

格上にリードせれても、平常心でなければ勝てませんね。



決勝は駐車場側北面寄りを使用して、ヘイズ合戦でした。

優勝されたゴーシンさんだけ誘いを多用しているように見えました。

長いこと一緒にクランクの腕を磨いてきたゴーシンさんが優勝してくれて素直に嬉しかったです。爆笑




⑧2024年1月6日 なら山 オープンダブルス

今期のダブルス戦に一緒に出場してくれたゴーシンさん、山鬼さんは早々とエキスパ行きを決めてしまい、なら山さんの大会はシングルス戦だけだなぁと考えていましたが、自分と同じく相方がエキスパ行きを決めてしまった山Pさんからお誘いをいただきました。


予選(6チーム総当たりで2チーム抜け 1試合5分×4 ローテあり)

釣り座は、
受付側上流から2ブロック目

前日放流は速く、沖のボトム付近に多く、中層にも

この日の放流魚はシェイクや軌道変化などの誘いを入れないとスイッチが入らなかったです。

なので、シャース2.3gで、フォール中(着底直前から)に強めにシェイクの誘いを入れ、着底後に強めのフリップを入れてから巻き始め、リトリーブ中も時々強めのシェイクを入れたり、軌道変化させて釣りました。

当日放流も沖のボトムに落ちる魚が多く、シャース2.3gで取りました。

カラーは、KOUJYU→UV LOCK

手前のかけあがりを回遊する放流魚もいるので、手前も慎重にリトリーブ

当日放流はプラの時より多く入っているのと、少し時間をおくので、プラよりは少し速く、ボトムに落ちる魚が多かったです。

放流が落ち着くと激渋に

スプーン、クランク、GJ、ボトムのどれかで1匹絞り出す展開でした。

プラよりボトムが効かない感じで、プラで良かったドリフトスピンは5分の短時間だと厳しい。

プラでパターンにハマったのはツーウイン、ドリフトスピン37ぐらいでした。

予選は、3勝2引の勝ち点11で、トップ通過




準決勝(3チームから1抜け 8分×2を3ローテ)

釣り座は受付側最上流

もちろん自分がプラグ担当

お昼を過ぎると、手前のかけあがりを回遊する魚が多くなったので、GJ イワチャキンを投げ倒しました。

期待していたシルバー系カラーは不発でした。

上目ではバイトがだせず、GJに反応する魚は深かったので、着水後水中にラインを全て入れて、ロッドを水面に入れられるだけ入れ、潜らせてからの高速1/2回転デジ巻き→1、2秒浮上の繰り返し

反応がない時は、デジ巻きにイレギュラーを入れたり、回転数を1/3や1回転にしたり、デジるスピードを変えたりしました。

この日は、レンジ深めで、高速にデジって潜らせて、ブラインドで釣っていたので、ラインテンションを抜きすぎない浮上が良かったです。

ホーリーゴールドさんから「食わせの間を意識してください」と教わり、浮上時間の長短を意識してからGJで釣れるようになりました。

上流側に魚が多く、最アウトの釣り座スタートで、序盤に5匹差つけられましたが、釣果を重ねて追いつき、サドンデスへ

GJで先に釣り決勝へ



決勝(10分×2を前後半 トータル40分)

釣り座は川側の最アウトを使用(放流口寄り)

前半 
2番入場で、
画像の最アウトの釣り座へ

先発のスプーン戦は皆さんボトムからの巻き上げで、沖で掛けていたことと、プラグ戦スタート直後にお隣の方がウッサでバイトを出されていたこともあり、沖のボトムに放流魚が溜まっていると判断して、ウッサXS 15ノブをボトムから巻き上げると、パターンにハマり連発

途中2、3度ボトムを取り直し、リトリーブ中に時々シェイクで誘いました。

急角度で巻き上げるとバイトがでなかったので、緩やかに巻き上がるように意識してリトリーブしました。

ウッサXSを選択した理由ですが、沖のボトムでスプーンの巻き上げ軌道で釣れていたので、遠投できて、沖でボトムを取れ、巻き上げられるクランクとなるとウッサXSしかなかったからです。ウッサSでボトムを狙うと展開が遅くなり、10分の短時間で結果を出すのは難しいかなと。

ウッサがダメだったらプラで良かったツーウインへローテするつもりでした。

カラーを15ノブにしたのは、放流魚にはレッドグローが効くという経験からです。

15ノブで押し通して4、5匹釣り、前半8匹でトップで折り返し



後半 
釣れているアウトから埋まり、上流から3番目の釣り座へ

前半の釣り座より魚が少なくて、ウッサXS 15ノブで、中層で1匹絞り出すのがやっとでした。

後半3匹、トータル11匹で優勝決めサドンデスへ

サドンデスは、すぐに前半の釣り座へ移動して、山Pさんが1投で先に釣ってくれて優勝キラキラ



ちなみに山Pさんは放流が落ち着いてからはバンナ1.4g、1.7gのソルティマジョーラだけ

中層〜ボトムをシェイクや軌道変化などの誘いを入れながら丁寧に釣られていました。 

予選から決勝まで、安定してスプーンで釣ってくれた山Pさんにリアルに感謝です。ウインク




ウイニングタックルは、

①GJ(バラシ防止セッティング)
・ロッド イエローウルフ622L
・リール ルビアスエアリティFC LT2000S-P(ファンネル40mm、SLPW EX LTスプール2000SSS)
・ライン スーパーエステル0.4号
・リーダー フロロリミテッド3ポンド30cm
・スナップ eスナップ2 #S

なら山さんの魚はジャンプしやすく、岸に近づくと急に走るためバレやすいので、普段使うロッドより柔らかくしました。
ロッドが柔らかいので、アクションはデジ巻きオンリー(ロッドでアクションさせると吸収して、素早く潜行させられないため)


GJは、
カラー イワチャキン(背中にピンクのマーカーシール)
リング 純正
フック STフック ナノテフ #10(下向き)



②ウッサXS(飛距離重視セッティング)
・ホワイトウルフ62UL-e
・プレッソLTD2025C(ファンネル40mm)
・ライン スーパーエステル0.3号
・リーダー フロロリミテッド2.5ポンド30cm
・スナップ eスナップ2 #SS

沖のボトム狙いだったので、細いラインで遠くへ飛ばしました。


ウッサXSは、
カラー 15ノブ
リング 純正
フック BC-33F #8(フロント・リア共に)

2フックのクランクのフックの向きは基本、フロント下、リア上にしています。

深く潜らせて使うモカDRSS、パニクラDRはフロント・リア共に上にしています。



今期から賞状に

黒い外装が付き高級感がありますびっくり

これでエキスパートシリーズは3回目になります。

過去の総合成績は、
1回目(第20回)57位タイ
2回目(第21回)37位タイ

目指すは初の残留(総合20位以内)

初戦まで2ヶ月以上あるので、しっかり調整します!



エキスパ戦の前にアルクスポンド宇都宮さんで開催されるヴァルケイン スーパーカップ予選にエントリーできたので、まずはそちらを頑張ります!

エキスパ戦の前哨戦になるので、いつも以上にハイレベルな予感…チュー




トラキン参戦記は以上となります。 

自分用の備忘録として残してあった簡潔な内容ではありますが、参考にしていただけましたら幸いです。

各大会に参加された皆様、スタッフの皆様、お疲れ様でした。