越界ショートストーリー第6弾⑭ | s97s97のブログ

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2017年 突如として主腐になりました。
まだまだ未熟ですが、仲良くしてやってください♪

見た作品の紹介や、たまに日本語字幕・二次小説もやってます。
良ければ見てください☆

~ショートストーリー 第6弾 ~
IF(もしも、)⑭



おはようございます。s97ですサクランボ
≪圈套≫ あと1週間で放送が開始しますね音譜

こんなシーンや、(襲い中ハート小飛、色っぽい)

こんなシーン、(今度は小飛がボスを襲い中。何だか嬉しそうラブ)

こんなシーンとかも、(事後・・・ちゅ)


もちろんこんな可愛いシーンも、(監督、オムライス好きだよね~ハート)

早く見たくて仕方ないですきゃー


それでは14話ですです。どうぞキラキラ




このストーリーは、放送された越界をみて、s97が想像(妄想)した物語です。
読んでくださる方イメージにそぐわない場合もございますちゅ汗

“こんな妄想をしてる人がいるのね!ふ~ん“
こんな感じで気楽に読んでいただければ嬉しいですラブ



太陽    太陽    太陽    太陽    太陽    太陽    太陽    太陽    太陽


振武の脇を通リ過ぎようとした所で、腕をぎゅっと捕まれた。


「離せよ!」

そう言っても離してくれず、少し力が強まった。




そして、
「わからないんだ。

お前が子軒と付き合うって聞いたとき、凄く嫌だった。
無性に腹が立ったんだ。

それからは、お前と子軒が一緒にいるのを見ると、イライラして・・・。

二人の間に何かあったらって思うと、不安で夜も眠れなくなったんだ。


誰にも振文に、触れて欲しくないって・・・思ったんだ。


何でこんな風に思うのか・・・

わからないんだ。」


下を向いた振武の声が弱く、苦しそうに聞こえる。






しばらく、誰も何も言わず、
誰もその場を動かなかった。





そして、

「恋だよ。」


子軒が口を開いた。



「そういうの、恋って言うんだ。」

見ると少し笑っている。



「振文。
お前の気持ち、どうやら一方通行じゃあ無さそうだな。

ちゃんと話し合えよ。」



子軒は、俺の背中をポンッと押し、そのまま行ってしまった。




ーーーーーー



海が見渡せる砂浜の上に、俺たちは隣同士に座った。


さっきからずっと沈黙のままで・・・どうすればいいのかわからない。



こっそり振武の横顔を覗き見たけれど、まっすぐに海を見つめたままピクリとも動かない。



俺から何か言ったほうがいいんだろうか?
そう思い口を開きかけた時、

「お前に、聞きたいことがあるんだ。」

と話しかけてきた。



「あっ、うん。何?」
いきなりでドキッとした。




「子軒とは、どこまでしたの?」

「えっ?どこって・・何が?」



「だからその・・・キスとかそれ以上とか・・」


へっ?
あぁ~・・・えっと、


「キスは・・・した。」

そう言うと、俺の唇をじっとにらみ付けてきた。


何でにらんでんだよ!!



「口にじゃないよ、おでこにだよ。」
俺がそう言うと、ホッとしたように息をついた。


「気になって、夜も眠れなかったんだ。
子軒がお前に何かしてるんじゃないかって思うと、凄く嫌だったし腹が立ったんだ。」




「なぁ振文。」
まっすぐに俺の方を見ている。




「好きだって言ったら・・・どうする?」




どうしよう、泣きそうだ。




「俺もって・・・言う。」
声が少し震えてる。





「じゃあ、キスがしたいって・・・言ったら?」



「俺も、、」
とだけ言うと、俺はゆっくりと目を閉じた。







唇に柔らかくて暖かな感触がした。





叶ったんだな・・・


俺の・・・



恋・・・







つづく》






※見たドラマの台詞・シーンを参考にさせて頂いております。画像はお借りしています。