設立の際、政府に申請を出しましたが、敵味方の区別なく救護を行う博愛社の精神が理解されず、許可されなかったため、有栖川宮(ありすがわのみや)征討総督に直接請願書を提出してやっと政府の許可が下りました。
一方、博愛社の本拠は、現在の東京都千代田区富士見2丁目にある東京逓信病院の付近にあった桜井忠興(さくらい ただおき)(1848~1895年)邸であり、この場所に「日本赤十字社発祥地」という木碑が千代田区によって建てられています。
ところで日本赤十字社と言えば、天皇皇后両陛下の長女・愛子さまは4月1日、日本赤十字社に入社されましたね。初出勤された愛子さまは、ネイビーのスーツ姿で、同期の新入職員とともに社長から辞令を受け取られました。
配属先はボランティアの育成などを担当する青少年ボランティア課で、早速社会人としての歩みを始められています。今後は皇族としての活動と仕事の両立を目指し、常勤の嘱託職員として公務などのない日に勤務される予定です。
あと日本赤十字社と言えば「献血」ですね。私は貧血気味なので献血は一度も協力したことがありません~なので偉そうなことは書けないのですが、1974年(昭和49年)に民間商業血液銀行が預血制度を廃止した事で全てを献血で確保する体制が確立されました。
以前テレビで東京の献血ルームのサービスが充実しているのを放送していてビックリしました~漫画が沢山置いてあって、お菓子、ジュースなどが飲み放題でサービスが充実しているため、定期的に献血に通う人もいるのだそうです~
また東京の新宿東口献血ルームは日本一献血者数が多い献血ルームで、平日で200人、休日には300人もの人が献血に訪れてくれるのです、私は自分が献血出来ないので、今回この事実を知って
人間の暖かい心に触れてホッとしました~
献血した後に休憩ルームに移りますが、お菓子やお茶、ジュースなど自由に食べて献血をした人の気分不良を軽減させるために感謝の気持ちでご用意下さっている様です。
これは東京の献血ルームのお話ですが、他の地域でもこの様な待遇で迎えて下さったら、気分良く献血に協力できるのではないでしょうか?
また日本赤十字社では海外、特に直近ではウクライナ支援にも力を注いでいます。2022年2月24日以降、ウクライナ各地で戦闘が激化し、また多くの人々が、周辺国(ポーランド、ルーマニア、スロバキア等)に避難するなど、極めて深刻な人道危機が発生しました。
国際赤十字は、ウクライナ国内及びウクライナから周辺国に流入する多くの避難民の人道ニーズに対応するため、国際社会に緊急支援を要請しました。