世界気象デー | ペコちゃん

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3月23日の記念日は「世界気象デー」です。世界気象機関(World Meteorological Organization:WMO)が、発足10周年を記念して1960年(昭和35年)に制定しました。
国際デーの一つ。英語表記は「World Meteorological Day」。日本語では「世界気象の日」とも表記されます。

1950年(昭和25年)3月23日、世界気象機関条約が発効し、WMOが発足しました。翌年、気象学(気象と気候)およびオペレーショナル水文学など、これらに関連する地球物理学の分野における国際連合の専門機関として登録されました。

WMOは、気象事業の国際的な標準化と改善および調整、並びに各加盟国・地域間における気象情報・資料の効率的な交換の奨励を主な業務としています。本部はスイスのジュネーヴにあります。

2020年(令和2年)3月時点で、世界の186ヵ国と6地域が参加しています。日本は1953年(昭和28年)に加盟しました。日本の気象庁は、WMOや各国の気象機関と協力しながら、気候変動対策などの課題に取り組んでいます。

この日には、気象知識の普及や国際的な気象業務への理解を促進するため、毎年キャンペーンテーマを設けてイベントなどが開催されます。毎年テーマを掲げて行われていますが、2021年のテーマは「海洋と私たちの気候・天気」でした。

天気というと大気中で起こっていると考えがちですが、世界の天候には「海」が大きく影響しています。身近な例だと、冬に話題となった「ラニーニャ現象」が挙げられます。
太平洋赤道域の海面水温や海洋内部の水温の変化が原因で、日本周辺の天候に大きな影響が及びます。北陸を中心に発生した大雪も「ラニーニャ現象」の間接的な影響を受けた偏西風の蛇行がその一因と言われています。
また日本近海でも「海洋の酸性化」が進行していると発表されています。化石燃料の燃焼などにより、人為的に大気中に排出された二酸化炭素の一部が海水に溶けて、長期的に少しずつ酸性化しているためです。

「海洋の酸性化」の進行は、海洋の生態系に大きな影響を及ぼします。サンゴ礁の発達や形成を阻害したり、貝類などが小型化するなど水産業や海洋観光資源など経済への悪い影響が懸念されます。

また、海の二酸化炭素を吸収する能力が低下し、温暖化が加速するおそれもあります。最近、台風の強大化、豪雨の多発などが指摘されていますが、それらも温暖化が原因と言われています。 
さらに平年よりも早い発表が相次ぐ桜の開花にも、気候変動による地球温暖化が影響していると考えられています。気象庁が20日までに発表した「気候変動監視レポート」によると、国内の桜の開花日は1953年以降、10年間に1.2日のペースで早くなる傾向にあります。
レポートでは、1990年までと2020年までの30年間で、主な都市における桜の平均開花日も比較。仙台市や名古屋市、広島市、福岡市で6日、青森市と新潟市、東京都、大阪市では5日早くなっています。
ソメイヨシノの花芽は、真冬の寒さに一定期間さらされることで休眠から目覚め、その後の気温上昇につれて開花。温暖化で暖かくなる時期が前倒しされた結果、開花時期が早まったと考えられています。
ただ、温暖化がさらに進むと目覚めに必要な寒さがなくなり、開花しなくなる恐れもあるということです。日本は四季折々の花が咲いてこそだと思うので、そんなことにならない様に一人一人が出来る事をやって温暖化の進行を防いでゆきたいですね。

本日も来て下さって読んで頂きありがとうございました。心より感謝しています。