「国民の休日」が制定された日 | ペコちゃん

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12月27日の記念日は「国民の休日」が制定された日です。1985年12月27日、祝日法(国民の祝日に関する法律)が改正され、新たに「国民の休日」が設けられました。

 

2つの祝日に挟まれる平日は、休日になることが規定されています。これが「国民の休日」のことなのですが、「国民の休日」という文言は、一言も記載されていないのです(笑)

 

つまり「国民の休日」は、2つの祝日に挟まれる平日が「休日」になった時の俗称です。
 

なお祝日法では、以下の日付が「国民の祝日」として定められています。

 

●元日    1月1日    年のはじめを祝う。    

●成人の日    1月の第2月曜日    おとなになったことを自覚し、みずから生き抜こうとする青年を祝い励ます日です。 なお制定時は元服の儀が行われていた小正月の1月15日でした。

●建国記念の日    2月11日    建国をしのび、国を愛する心を養う。    旧法の紀元節と同日。大日本帝国憲法公布の日と同日


●天皇誕生日    2月23日    天皇の誕生日を祝う。    

2020年~:天皇の退位等に関する皇室典範特例法施行により、令和元年(2019年)5月1日に第126代天皇に即位した徳仁天皇の誕生日に変更されました。

なお1989年~2018年(平成時代):第125代天皇であった明仁上皇の誕生日が12月23日でしたが、昭和天皇の誕生日4月29日の様に、他の名称の祝日とする考え方はまだ無い様です。


●春分の日    自然をたたえ、生物をいつくしむ。    旧法の春季皇霊祭より改称されたました。


●昭和の日    4月29日    激動の日々を経て、復興を遂げた昭和の時代を顧み、国の将来に思いをいたす。    昭和天皇の誕生日。平成元年(1989年)から平成18年(2006年)までは「みどりの日」でした。平成19年(2007年)から、現行の「昭和の日」が制定されました。
 

●憲法記念日    5月3日    日本国憲法の施行を記念し、国の成長を期する。    
●みどりの日    5月4日    自然に親しむとともにその恩恵に感謝し、豊かな心をはぐくむ。 

平成元年(1989年)の制定から平成18年(2006年)までは、昭和天皇の誕生日である4月29日でした。
●こどもの日    5月5日    こどもの人格を重んじ、こどもの幸福をはかるとともに、母に感謝する日。 

 

ちなみに2019年(令和元年)5月1日は令和初日として「祝日」扱いとなり、その前後がこの「祝日法」により「国民の祝日」となり、前例のない9連休(土曜日含めれば10連休)が実現しました(笑)
 

●海の日    7月の第3月曜日    海の恩恵に感謝するとともに、海洋国日本の繁栄を願う。    制定時は7月20日。2020年は東京オリンピック開会式の当初の予定日前日の7月23日に、2021年は東京オリンピックの開会式前日の7月22日に変更。


●山の日    8月11日    山に親しむ機会を得て、山の恩恵に感謝する。    2016年に制定。2020年は東京オリンピックの閉会式の当初の翌日になる8月10日に変更された。2021年は、東京オリンピックの閉会式の8月8日に変更。


●敬老の日    9月の第3月曜日    多年にわたり社会につくしてきた老人を敬愛し、長寿を祝う。    制定時は9月15日でした。
 

●秋分の日    祖先をうやまい、なくなつた人々をしのぶ。    旧法の秋季皇霊祭から改称。
 

●スポーツの日    10月の第2月曜日    スポーツを楽しみ、他者を尊重する精神を培うとともに、健康で活力ある社会の実現を願う。    制定時は体育の日という名称で、1964年の東京オリンピックの開会式が行われた10月10日でした。2020年にスポーツの日に名称が変更され、その年のみ東京オリンピックの開会式の当初の予定日の7月24日に変更。2021年は、東京オリンピック開会式の7月23日に変更。


●文化の日    11月3日    自由と平和を愛し、文化をすすめる。    明治天皇の誕生日。旧法の明治節から改称。
 

●勤労感謝の日    11月23日    勤労をたつとび、生産を祝い、国民たがいに感謝しあう。旧法の新嘗祭から改称。
 

「国民の祝日に関する法律」の施行に伴い廃止された祝日
×元始祭(1月3日)
×新年宴会(1月5日)
×紀元節(2月11日、ただし昭和42年に建国記念の日として復活)
×神武天皇祭(4月3日)
×神嘗祭(10月17日)
×大正天皇祭(先帝祭。12月25日)

 

なお12月25日が休日となっていた昭和2年(1927年)から昭和22年(1947年)までの21年間で、日本にクリスマスの習慣が広く普及・定着したとされています。

また2019年(平成31年)4月30日の第125代天皇明仁の退位により、先帝ではなく直近の崩御した歴代天皇の祭祀として昭和天皇祭(1月7日)が令和時代も継続されています。

 

建国記念の日の様に祝日として復活する事例もある様ですので、祝日の無い12月の25日、そして七草がゆの日でもある1月の7日を、何らかの「祝日」として復活・新たに制定して欲しいですね(笑)

 

本日も来て下さって読んで頂きありがとうございました、心より感謝しています。