かまぼこの日 | ペコちゃん

ペコちゃん

宜しくお願いします(^_-)-☆

 

いつもここに来て下さってコメント書いて下さる方、「いいね」を入れて下さる方々、毎日本当にありがとうございます。そしてフォローして下さる方にも心より御礼申し上げます、ありがとうございます。

 

11月15日の記念日は「かまぼこの日」です。平安時代の文献と、七五三がルーツです。魚のおいしさと良質たんぱく質をそのまま凝縮し、食べやすく生まれ変わったのが、かまぼこ製品。そのままで食べられる日本独特の元祖ファスト・フードです。


かまぼこ製品がわが国の歴史に初めて登場するのは、今から約千年前、平安時代の1115年です。

 

当時の古文書に、祝いの宴会料理のスケッチがあり、その中にかまぼこが記録されています。そのため、この年号にちなみ11と15を分け、11月15日が「かまぼこの日」になりました。

実際には、これよりも昔から棒の先に魚肉のすり身を付けて焼いて食べていたようです。このころのかまぼこは図に見られるようなちくわに近いものでした。

また、昔は11月15日の七五三のお祝い料理に、子供の成長を祝って紅白のかまぼこを用意する習慣がありました。この七五三とかまぼこの関係からも11月15日を「かまぼこの日」としています。

かまぼこの最初の形は、今のちくわ型でした(再現かまぼこの写真)。この形が植物の「蒲の穂」に似ていて、蒲の穂は鉾のような形だったことから「がまのほこ」→「かまぼこ」と呼ばれるようになりました。

また幕末の志士・坂本竜馬も11月15日とは深い関係があります。誕生日が11月15日(高知県立坂本竜馬記念館公式サイトより)、暗殺されたのも11月15日。竜馬がかまぼこ好きだったかどうかは定かではありませんが、故郷の高知は全国でも有数の特産かまぼこの産地です。

 



またかまぼこを使った製品で代表的なものは「チーかま」です。チーかまは、料理にはもちろん、おやつや、お酒のおつまみなど、幅広い世代に愛されています

「チーかま」は、たらを主原料とする「かまぼこ」に、
専用の「チーズ」をミックスした「チーズ入りかまぼこ」の元祖です。

 

「チーかま」は丸善の登録商標のため、「チーかま」と呼べるのは

同社の製品だけです。

「チーかま」は、当時の開発研究員が、ドイツのソーセージに

「チーズ」を入れたものがあるのを知ったことがきっかけとなり

誕生しました。

 

日本の伝統的な食品である「かまぼこ」にうまく応用できないかと

試行錯誤して、ついに1968年(昭和43年)に「おらが幸」という名前で消費者の前にデビューしました。

「おらが幸」という名前は材料に北海道の牛乳や、
海の幸を使っていたことに由来します。小学校の給食などに導入され、子どもに美味しいと評判に。

 

その後、スティック型の「チーかま」が一般市場に発売されるようになり、お酒のつまみとしても好評を博しました。

商品ラインナップには元祖「チーかま」のほかに、
チェダー・ゴーダ・ゴルゴンゾーラ・パルメザンの4種類のチーズを使用した「チーかま濃厚」や、

 

唐辛子を練り込んだピリ辛の「ピリピリチーかま」、

 

中心に北海道産クリームチーズをたっぷり詰めた「クリーミーチーかま」、

 

さらに黒トリュフの香りが立つ「クリーミーチーかま 黒トリュフ」

などがあります。

 

チーかまは、そのまま食べても美味しいですが、ちょっとした工夫で立派なおかずの1品にもなりますので、レシピを2つ、ご紹介しますね。


【チーかまときのこのホットサラダ】
 

<材料 (2人分)>
丸善 チーかま2本
お好きなきのこ200g
サニーレタス4枚ほど
オリーブオイル大さじ2
ニンニク1かけ
輪切り唐辛子少々
★醤油大さじ1/2
★酢大さじ1/2
塩コショウ少々

 

<作り方>
1;今回は、「チーかま4本パック(タンパク質20g)」を使います。
2;チーかまは、8mm程の厚さに斜めに切る。
3;ニンニクをスライスしておく。
4;お好きなきのこを用意し、石づきを取り、ほぐしておく。
5;フライパンにオリーブオイルをひき、ニンニクと唐辛子を

香りが出るまで弱火で加熱する。
6;チーかまときのこを加え、中火で炒める。
7;★を入れ、塩コショウで味を整える。


<コツ・ポイント>
【簡単栄養ポイント】
きのこ→食物繊維が豊富。食物繊維は、腸内環境を
整えるほか、生活習慣病の予防にも役立ちます。きのこは約9割が水でできているためヘルシーですが、食べ応えがあって満足感を得やすいです。パンに挟んでも美味しいかも♪

 

【チーかまのピリ辛味噌マヨディップ】
 

<材料 (3人分)>
丸善 チーかま お好みの本数
★豆板醤小さじ1
★味噌大さじ1/2
★マヨネーズ大さじ3
★砂糖小さじ1
<作り方>
1;今回は、「チーかま4本パック(タンパク質20g)」を使います。
2;★をよく混ぜ合わせる。
<コツ・ポイント>
【簡単ポイント】
調味料を混ぜ合わせるだけの、ラクラクレシピです。ピリッとアクセントが効いた味噌マヨは、
野菜につけても美味しいです。

 

このようにアレンジ方法は無限大!手軽にできるので、是非お試しください♪

 

あともう1つ、かまぼこ製品で忘れてはいけないのは「カニカマ」です。「カニカマ」とは「かに風味かまぼこ」の略で、風味や食感、形や色などをカニの身に似せて作られたかまぼこです。

 

実際にはカニ肉は入ってなく、海外ですり身に加工した冷凍すり身として輸入されたスケソウダラを主原料とする場合が多いです。

 

株式会社スギヨの三代目社長「杉野芳人」さんが、昆布から取れるアルギン酸で人工クラゲを作ろうとした失敗作が、カニの食感に似ていて、人工カニ肉の製作を思いつきます。そして1972年(昭和47年)にスギヨが着色~着香したかまぼこを細く裁断した商品の「珍味かまぼこ~かにあし」を発売したのが最初とされています。

 

発売当初は「インチキじゃないか!」などの苦情が寄せられていましたが、この消費者の声を逆手に取り「カニのようでカニでない」とのキャッチコピーであくまでも「アイディア商品」として全国に広告宣伝活動と販売を行いました。

 

現在カニカマは日本のみならず世界各地で安値で食べられるサラダなどのトッピングとして広がっています。日本からも輸出されていますが、海外では韓国製のものが多く流通しています。

 

近年は本物志向や高級志向もある為本物のカニ肉が使用されたカニカマも少数ながら見受けられます。元祖「カニカマ」メーカーのスギヨでは、「まるでカニのほぐし身の様なカニカマ」「大人のカニカマ」「匠のカニカマ」「香り箱」など数多くのカニカマ商品を販売しています。

 

中でも「香り箱」はズワイガニの脚肉をイメージし、形状、食感、味、色合い、ジューシー感を再現したカニカマで2006年(平成18年)度の第45回農林水産祭最高賞「天皇杯」を受賞しています。

 

カニの代用品として使用出来、お刺身やちらし寿司の具にもピッタリなカニカマです。

 

インスタントラーメンやレトルトカレーと並び「カニカマ」は戦後の食品の三大発明と呼ばれる事もあります。

最後に、カニカマで作ったお料理3品をご紹介しますね。

(1)大人のカニカマ天ぷら


大人のカニカマの旨味をぎゅっととじこめた天ぷらは絶品です。付属のかに酢で召し上がれ。

 

(2)大人のカニカマと豆苗春巻き

 

アツアツの春巻き!下準備が簡単で、油もごく少量でできる揚げ物なので、作りやすいレシピです。

 

(3)カニカマ天津飯

 

パっと作れる満腹ご飯。育ちざかりのお子様に喜ばれること間違いなしのおすすめレシピです。

 

まだ他にもかまぼこ製品は沢山ありますが(笑)魚の練り物は栄養価も高いので、いろいろ見つけて楽しんでみて下さいね~

 

本日も来て下さって読んで頂きありがとうございました。心より感謝しています。