トリコロール記念日 | ペコちゃん

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10月24日の記念日は「トリコロール記念日」です。1794(寛政6)年10月24日にフランス国民公会がフランスの国旗である「青・白・赤の三色旗」を国家の象徴と定めたことにちなんで記念日が制定されました。

フランスの国旗は通称トリコロール(Tricolore, 三色の意)と呼ばれる世界でも最も有名な国旗のひとつ。トリ(tri)は三、コロール(colore)は色という意味。青は自由、白は平等、赤は博愛・友愛を表します。


フランス国旗は通常、公立の学校、役所関連などすべての 公共の建物に掲げられ、民間・軍事に関係なくほとんどの公式式典で掲揚されます。また、国旗の形ではありませんが青・白・赤のトリコロールが使用されるものがあります。

 

この色はフランス革命時にスローガンとして掲げられた「自由・平等・博愛」を象徴しています。色そのものに意味づけがされている、というわけではなく三色そろって「自由・平等・博愛」の意味を象徴する、とも言われています。


赤と青は1789年7月15日、国民軍司令官ラファイエットのフランス革命軍が帽子に付けた帽章の色に由来していますが、その色を選んだ理由はパリ市の色だからという説など諸説あり、白についてはブルボン朝の象徴である白百合に由来するというのが有力です。国王と人民の結びつきを表す配色が歓迎されたらしいです。


また、白は「ジャンヌダルクの旗に由来している」というような説やオランダの三色旗の影響があったとの説もあります。

国旗の色はそれぞれ青=矢車草(矢車菊)、白=マーガレット、赤=ヒナゲシの花で表現されます。
 

横比は長年の間、トリコロールは30(青):33(白):37(赤)の比率となっていました。これは明るく見える色は人間の目には大きく見えることへの考慮という説がありますが、現在は、海上用のみに利用され、陸上用では3色とも同じ幅と定められています。

フランス革命直後は規定が無かった為、赤・白・青の縦三色旗という現在とは反対の配色のものを始め、様々な旗が掲げられ、第一共和政が成立した1792年に制定された旗は現在のオランダ国旗と同じ赤・白でした。1794年に現在の旗となり、1814年から1830年の王政復古時を除いて使われ続けています。

フランスの国旗は革命運動の象徴でした。ルーマニア、チャド、イタリア、メキシコの国旗は革命の象徴としてのフランス国旗のデザインを継承しています。

■フランス国旗の影響を受けたデザインの国旗
イタリア 

 
メキシコ


            
ハンガリー

ドイツ

ルーマニア

オランダ

ロシア

などでも自国旗のことを「トリコロール」と自国語に合わせて呼んでおります。フランス三色旗の歴史は、実は今でも学問的には明らかにされていません。未知のことや謎な部分が多いために、かえって国旗誕生の逸話や伝説を多く生むようになりました。

有力説は、1789年のフランス革命時にパリ市の色であった青・赤と、王政そしてフランスの色であった白が結び付いて生まれたというものです。バスティーユ奪取の後、パリ市庁舎に出向いたルイ16世に、市民軍がつけていた帽章の赤と青、王政の白の三色をあしらった帽章を「君主と民衆の崇高かつ永遠なる同盟のしるし」としてつけさせたそうです。この帽章が三色旗になりました。こうして三色旗は愛国心の象徴として歓迎され、国民の心をぐっとつかんだようです。

1790年の秋、憲法制定国民議会がフランスのすべての軍艦・商船に縦縞の三色旗を掲げるように定めました。現在の国旗とは反対に左から赤・白・青の順に並んだ縦縞で、中央の白が他より幅が広いものでした。縦縞になったのは、その1世紀も前からオランダ船が赤・白・青の横縞三色旗を取り入れていたためです。

その後、1794年に現在の配色の三色旗が共和国旗に定められました。赤が外側に来ることによって空に翻ったときにより目を引くそうです。

王政復古の1814年から1830年までの間、三色旗は姿を消しましたが、1830年の七月王政で復活。この時、国王となったルイ=フィリップは、「フランスの王」ではなく「フランス人の王」を称し立憲君主制を採りました。改めてフランスの国旗を青・白・赤の三色旗とし、「国民が三色旗を取り戻す」ことを宣言しました。

以来、存亡の危機を何度も迎えるものの、フランス第5共和国の現在まで国旗として使われています。硬貨や切手のようなものにも刻まれ、1999年9月にフランス政府が採用した識別章(ロゴマーク)にも青・白・赤のトリコロールそしてマリアンヌ(Marianne)とともに掲げられています。
マリアンヌはフランス共和国を象徴する女性像。フランス共和国の擬人化されたイメージとしてまた自由の女神として国民に親しまれています。

『テープカットに使われるリボン』
公の建物が公開されるときに行われるテープカットには、トリコロールのリボンが使われています。

『懸章』
選出された代議士、上院議員、市(町・村・区)長などがトリコロールの懸章をつけます。


最後に、フランスと言えばサッカーの強豪国ですが、フランスのトップリーグに多くの日本人選手が加入しプレーしています。
1 松井大輔    ル・マン、サンテティエンヌ 他    2004-2012
2 酒井宏樹    マルセイユ    2016-2021
3 川島永嗣    ストラスブール     2016-2023
4 伊東純也    スタッド・ランス  2022‐(現役)

5 オナイウ阿道    トゥールーズ    2022-2023
6 長友佑都    マルセイユ    2020-2021
7 昌子源    トゥールーズ    2019-2020
8 南野拓実    モナコ     2022-(現役)
9 中田浩二    マルセイユ    2005-2006
9 植田直通    ニーム 2021-2022

 

フランス料理もなかなか縁遠いですし、サッカー日本代表の所属するチーム名から、マルセイユやモナコという単語は解りますが(笑)とりあえず来年2024年のパリ五輪をテレビ観戦して、フランスに行ったような気分になれれば良いかなと思っています(笑)

 

本日も来て下さって読んで頂きありがとうございました。心より感謝しています。