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10月2日の記念日は「美術を楽しむ日」です。「四美大校友会同窓会連合」が制定しました。「四美大」とは、
(1)女子美術大学
(2)多摩美術大学
(3)東京造形大学
(4)武蔵野美術大学
の4校の事です。日付は「芸術の秋」として親しまれている季節であり、「びじゅ(10)つ(2)」(美術)と読む語呂合わせから~
若い人々をはじめとしてすべての人に美術を身近に感じ体験する機会をもってもらい、美術の素晴らしさと可能性を伝えることが目的で記念日として2017年(平成29年)に正式に認定・登録されました。
この日には記念イベントが開催され、ゲストを迎えて美術に関する講演やトークライブが実施されます。
さて美術品とは、絵画(油彩、水彩、グラフィック)版画(シルクスクリーン)、石版画(リトグラフ)、銅版画(エッチング)、彫刻、掛け軸、色紙、扇面、仏像、仏画、日本画等、多種多彩です。
そんな中で、最近注目されているのは「仏像」です。歴史の教科書には6世紀なかばに仏教伝来とあります。
寺院や仏像を廃する時代もありましたが、それでも人々のあいだには絶えることなく信仰の心が息づいていました。言ってみれば1500年ものあいだ、我が国は仏教ブームが続いているわけです。
そんなにも長く私たち日本人の心を支えてきた仏教ですが、多々ある仏像の特徴や由来などを知ることで、もっと興味が出てくるかもしれません。
(1)阿弥陀如来
もっともポピュラーな仏様。限りない光、限りない命をもち、あまねく人々を救うとされています。ちなみに「あみだくじ」は、その後光の形状が語源だとか。
(2)釈迦如来
仏教の開祖であるブッダの尊称。簡素な衣服に、ヘアスタイルは螺髪(らほつ)というグルグルが特徴。普賢菩薩、文殊菩薩を従えていることも多いです。
(3)薬師如来
法隆寺や薬師寺の像が名高い、病に苦しむ人々を救ってくれる仏様。現代より病気の治癒がずっと困難だった時代、ひろく民衆の人気を集めました。
(4)大日如来
すべてのものを照らす日輪、すべての仏の祖とされます。多種多様な装身具を身に着けているゴージャスなお姿で、ほかと見分けがつきやすいのです。
また多くの日本人に親しまれているのは定番・縁起物、掛け軸ではないでしょうか。以下ご紹介します。
・富士
・鯉
・水墨山水
・彩色山水
・旭日
・鶴亀
・虎、龍
・書画
・高砂
・花鳥
・人物
・仏画
また海外の絵画も人気です。作家別にご紹介します。
◎ピカソ
◎ミロ
◎イカール
◎ビュッフェ
◎ラッセン
◎カシニョール
◎アイズピリ
◎カトラン
◎ヒロ・ヤマガタ
◎竹久夢二
◎ギィ・デサップ
最後に、2025年関西万博に向けて今、再注目されているのが、1970年大阪万博での象徴となった「太陽の塔」でお馴染みの、芸術家・岡本太郎さんの作品です。
岡本太郎さんは、絵や彫刻にとどまらず、壁画、衣装、舞台芸術、飛行船、写真、デザイン、そして出版、テレビ出演など活動は幅広いです。「芸術は爆発だ」という言葉から破壊的と誤解されるが、実は精神の解放を表現しています。「絵」と同時に「言葉」が一体で向かってきます。TAROブームと言える程、雑誌や本の出版がこれ程多い芸術家は最近いないのではないでしょうか。
身近な所ではここのブログでもご紹介したことがある「ふなばしアンデルセン公園」の入り口にある「平和を呼ぶ」像も岡本太郎さんの作品です~アンデルセン公園に行かれた際は是非ご覧になることをお薦めします(笑)
こうした貴重な美術品をインターネットを通じて眺めて楽しむのも良いですし、近隣の美術館や博物館に出向いたり、昔好きだった映画をもう一度見返したり、寝室やリビングにかけてある絵を交換してみたり、買ったきりしまいこんだポストカードを壁に貼ってみたり…そんな風に、ちょっとアートのことを意識して過ごしてみるのもたまには良いですね~
本日も来て下さって読んで頂きありがとうございました、
心より感謝しています。