油の日 | ペコちゃん

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8月23日の記念日は「油の日」です。京都府大山崎町にある【油の神社】と言われる「離宮八幡宮」と

 

東京・日本橋に本社を置く、様々な油脂事業を展開するカネダ(株)が共同で制定しました。

 

859年(貞観元年)8月23日に清和天皇の勅命により九州にあった宇佐八幡宮が大山崎に遷宮された事から日常生活に必要な様々な油について考えてみようと願い正式に認定~登録された記念日です。

 

離宮八幡宮は「長木(ながき)」という「てこ」を応用した荏胡麻の種子から油を搾る道具を発明して、これが企業規模の搾油の始まりとされる事から日本の製油発祥の地と言われています。

 

遷宮された大山崎には嵯峨天皇の離宮があった為離宮八幡宮と呼ばれる様になり、朝廷より「油祖」の名を賜り、油の専売特許を持ち栄えてゆきました。

 

諸国の油商人は離宮八幡宮の形状無しには油を扱う事は出来ませんでした。まさに「油の神様」なのです。

2023年には創建1163年を迎えました。

 

そして様々な油脂事業を展開する(株)カネダは1905年に金田勝次氏が若干17歳で3代目を継ぎ2023年で創業118年を迎える会社です。現在は6代目金田展明氏がカネダという企業を支えています。

 

毎年8月23日には油問屋として創業した浅草橋の金田商店を開催場所の中心として「油の日」イベント活動を行ってきました。

 

油脂は食品の世界においては不可欠な栄養源であり食べ物を美味しくするには無くてはならないものです。

最近ではn-3,n-6,n-9系脂肪酸の健康面への効果、効能が研究され話題になっています。

 

油脂は食品だけではなく乾性油は古くから塗料原料として使われていたり、ウレタン、ポリエステル、ポリアミド樹脂等の原料としても用途が拡大しています。

 

化粧品用途としては保湿効果や皮膚への浸透性から多くの油脂がスキンケアーの一部を担い、医薬品用途にも油脂が使用されています。油は健康や美容に欠かせないもの。料理の味をおいしくしてくれる万能食材です。

 

油は大きく2つに分類されます。飽和脂肪酸と不飽和脂肪酸。そしてさらに細かく分類されます。


●体に悪いと言われているのは【トランス脂肪酸】
トランス脂肪酸は、液体の油を人工的に加工して、固体の油に加工したもの。日常的に、トランス脂肪酸を摂りすぎると、体の悪玉コレステロールを増やしたり心臓病のリスクが高まると言われています。

気を付けるべき食品:マーガリン、ファットスプレッド、ショートニング、これらを原料に使ったドーナツ、パン、洋菓子、揚げ物
 
私は、食パンやロールパン、バケットに、バターやオリーブオイル、ココナッツオイルを塗って食べています。
オリーブオイルはω9系脂肪酸、ココナッツオイルは中鎖脂肪酸の油なので体にいい油です。

●摂りすぎに注意、サラダ油【ω6系脂肪酸】
ω6系脂肪酸とω3系脂肪酸をバランスよく摂ることでいい働きをしてくれます。ω6系脂肪酸には、コレステロールを低下させたり、皮膚の健康を保るのに、体に必要な油です。

ですが、現在の日本人の食生活ではω6系脂肪酸は摂り過ぎています。

 

ω6系脂肪酸の多い油:
サラダ油
べにばな油
コーン油
ひまわり油
大豆油
ごま油
これらを原材料に使った、マヨネーズ、ドレッシング
 
普段の食生活で食べているのはω6系の脂肪酸ばかり。ω6系脂肪酸の油は控えめにして、ω3系脂肪酸を増やす意識が大切です。

外食やコンビニで食事をするとどうしてもω6系の油を摂りすぎてしまうので、家で料理して食べるときはサラダオイルは使わないようにして、アマニやエゴマ、オリーブオイルを使うようにしています。

アマニやエゴマは体に良いω3系の油です。ただ、熱に弱いのが欠点。しかし、加熱しても使えるω3の食用油を最近スーパーで見つけました。サラダオイルの代わりに使っています。

◎選ぶなら、オリーブオイルやアマニオイル【ω9、ω3脂肪酸】
オリーブオイルが体に良いっていうのはもう常識的にみんな知っていますよね。オリーブオイルに多いω9系脂肪酸は善玉コレステロールは下げずに、悪玉コレステロールだけを下げてくれる働きがあります。

 

最近は「アボカドオイル」っていうのも出てきてます。アボカドオイルもω9系脂肪酸です。アボカドオイルはビタミンEが多いので抗酸化作用が期待できます。美容に嬉しいオイルです。

ω9系の油は熱に強いので、炒め油に使えるのが嬉しいポイント。
ω3系のアマニやエゴマは熱に弱いので炒め油には使いにくいけど、オリーブオイルは熱に強いので取り入れやすいですよ。

◎積極的にとるべき魚油、アマニ・エゴマオイル【ω3系脂肪酸】
現代人に不足しがちなω3系脂肪酸。ω6系脂肪酸を減らして、ω3系脂肪酸を増やす意識で取り入れたい油です。

ω3系脂肪酸が多い油:
魚(特に青魚)
アマニオイル
エゴマオイル
 
ω3系脂肪酸を摂り入れるポイント:
外食時は魚料理を選ぶ
鯖缶・ツナ缶など魚の缶詰を活用
マヨネーズやドレッシングはやめてアマニ・エゴマ油で手作りする
 
アマニ・エゴマ油は魚嫌いの人の救世主。魚が嫌いでも、アマニやエゴマオイルを食べれば、ω3系脂肪酸を摂り入れることができます。

最近ではスーパーでもの食用油のコーナーにアマニ油・エゴマ油が並んで身近なものにまりました。少し値段は高めですが活用してみましょう。

ただしアマニ・エゴマ油は熱に弱いので、炒め物や揚げ物には使えません。ドレッシングにしたり、スープや和え物、麺類にに少し垂らして油の風味を加えて食べるのがおすすめです。

他にも、アマニ油の原料であるアマニの粒をローストした、ローストアマニ粒は、胡麻やナッツのように風味があり香ばしくておいしいです。
ごはんにかけたりサラダにかけても香ばしくておいしい上に、ω3脂肪酸もとれて一石二鳥です。

 

◎話題になったココナッツオイルやMCTオイル【中鎖脂肪酸】
テレビでも話題になったココナッツオイルやMCTオイル、ダイエットに良いということで広まりましたね。これらは中鎖脂肪酸の油です。

中鎖脂肪酸は、代謝経路が違うので、すぐにエネルギーになり、体脂肪になりにくいのが特徴です。糖質制限でダイエットをする際のエネルギー源として使うのが最適な使い方かなと思っています。


良い油をとるための今日からできる、チェックリストです。

【チェックリスト】
・マーガリン・菓子パン・洋菓子はできるだけ食べない
・サラダオイルはオリーブオイルに変える
・魚料理を取り入れる
・エゴマ・アマニ油を使ってみよう


油を上手に摂れるようになれば、油は健康・美容の味方です。油は確かに摂りすぎは太るけど、必要なもの。すべて悪いものではありません。悪い油に変えて、良い油のω3系・ω9系脂肪酸を摂り入れてみてくださいね。

 

本日も来て下さって読んで頂きありがとうございました。心より感謝しています。