お盆の行事いろいろ | ペコちゃん

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8月15日は「お盆」です。故郷に帰省したり、お墓参りやお供え物をしたり、親戚が集まって食事をしたりします。主なお盆の行事は、
●先祖を供養する盆踊り
●にぎやかに精霊を送る「精霊流し」
●山で火をたく「京都五山送り火」

こうしたお盆に帰ってきた先祖の霊を送り出す行事が各地で催されます。この中でも最も有名なのは「京都の五山送り火」です。

 

京都市左京区にある如意ケ嶽(大文字山)など五山で行われるかがり火や宗教や歴史的背景から「大文字の送り火」と呼ばれます。

 

送り火を川へ送る風習もあり、灯篭流しが行われます。

 

京都の夏の夜空を焦がす、京都の名物行事~伝統行事で葵祭、祇園祭、時代祭と共に京都四大行事の一つです。

 

またお盆の概念は日本全国に広まっている為、その行事の内容や風習は地方それぞれ様々な様式があります。

 

神奈川県の箱根町では『箱根強羅夏まつり大文字焼』が開催されます。大正10年(1921)、避暑客の楽しみのために始まりましたが、現在は箱根全山の有縁無縁の精霊の冥福を祈って、うら盆の送り火として行われます。


同じく神奈川県三浦市では『三戸お精霊流し』(みとおしょろながし)が行なわれます。三浦市初声町三戸地区に伝わる盆行事で、国の重要無形民俗文化財。
早朝に三戸浜で、谷戸上・北・神田の3地区で計3艘の藁(わら)製お精霊船が沖に向かい、霊を西方浄土に返す「盆送り」 がしめやかに行なわれます。


青森県黒石市では、青森県の無形民俗文化財『大川原火流し』が行なわれます。

南北朝時代、宗良親王(むねよししんのう・むねながしんのう)を匿った信州の豪族の子孫が落ち延びて大川原に住みつき、南朝方戦死者の霊を慰めるため火を焚き川に流したのが始まりという伝承があります。

 

毎年8月16日〜18日、秋田県羽後町西馬音内(にしもない)で行なわれるのが『西馬音内盆踊り』。

国の重要無形民俗文化財にしていされるほか、岐阜・郡上八幡(郡上市)の『郡上踊り』、徳島市の『阿波踊り』とともに「日本三大盆踊り」にも数えられています。会場となる西馬音内本町通りには有料の観覧席も設置されます。

秋田県横手市増田町真人山の真人公園で『全日本元祖たらいこぎ選手権大会』が開催されます。

箍(たが)が緩まないように沼に浮かべていた酒造り用の樽に、酒屋の若衆が遊び半分に乗って速さを競ったのが、「たらいこぎ」の始まりです。

秋田県大仙市の中仙支所前「ドンパン広場」で『ドンパン祭り』が行なわれます。

大仙市の中仙地域は『ドンパン節』発祥の地。2000人の踊り手が踊る「ドンパン踊り」(18:00頃〜)をメインに郷土芸能・民謡・和太鼓の演奏が行なわれ、フィナーレには1000発の花火が打ち上がります。

京都府宮津市の島崎公園沖の宮津湾で『宮津燈籠流し花火大会』が行なわれます。宮津市最大のイベント。
宮津湾に初盆の家から流される精霊船と1万余の燈籠、夜空に咲く3000発もの大輪の花火のコントラストが実に見事です。花火大会のクライマックスは海上スターマインです。


京都府舞鶴市の伊佐津川下流で『吉原の万灯籠』(よしわらのまんどろ)が行なわれます。

江戸時代、享保年間(1716年〜1736年)、クラゲが大発生し、漁がまったくできなくなった際、海中で火を焚き海神様の怒りを鎮め、クラゲ退治と海難防止、あわせて豊漁を祈願して始められたもの。

山口県周防大島町(すおうおおしまちょう)の橘グリーンパークで『周防大島花火大会』が開催されます。

1000張の提灯竿燈、2000基の灯籠流しとともに、例年4500発もの花火が夜の安下庄湾(あげのしょうわん)を彩ります。

 

また8月15日のお盆の翌日、8月16日の夜に寺社の境内などに老若男女が集まって踊るのを「盆踊り」と言います。これは地獄での受苦を免れた亡者達が喜んで踊る状態を模したと言われています。夏祭りのクライマックスですね。

 

皆様の地域でも「盆踊り大会」があると思いますが、そうした日本古来の祖霊信仰と仏教が融合した行事が「盆踊り」なのだと知ると、令和の今にも歴史が受け継がれてことに感慨深くなりますよね~

 

本日も来て下さって読んで頂きありがとうございました。心より感謝しています。