過去に書いた「スノー、ストロークについて考えるPart3」という記事の補足です。


というか、後日談という感じでしょうか。


結論から言うと、この記事のセッティングはかなり濃いめだという事です。


プラグも真っ黒になりますし、特に夏場など走っていると、アイドリングでエンジンストールしてしまったり、エンジンが暖まった状態では再始動の時なかなかかからなかったり、かなり気難しい仕様になるという事なんです。


メリットはありますよ。濃いめの燃調によるアイドリングや低速での低音の効いた排気音、抜けのいいマフラーによる吹け上がりの良さなど。


濃いめの燃調はシリンダー内の温度も低いのでエンジンにもいいですしね。


ただ、一定期間SR500に乗って感じるのですが、むしろ400よりも薄めの燃調が合うみたいなんです。


この記事のセッティングよりも、少し薄めのほうが扱い易いかも知れません。


ちなみに最近の我が愛馬なんですが。一年近くあまりバイクに乗らない期間があり、久しぶりに始動するとだいぶ不調だったので、今はすべてノーマルに戻しました。


それが思いのほかヒットでして。


始動もキック2回で掛かりますし、ノーマルマフラーの排気抵抗によるトルク感はなかなか素晴らしいものがあります。


あと、細かなアクセルワークもとてもスムーズになります。


低音の効いた排気音と、高速の吹け上がりを捨てる気なら、ノーマルのセッティングもすごくいいなと実感しています。


「SR400 ストローク」で検索すると、いくつか目にこの記事がヒットしてくるため、検索エンジンからのアクセスがたまにあります。


参考にして下さる方もおられるかと思い、追伸を書いてみましたよ。


お役に立てれば。


えへへ。


先週はバイクの調子があまり良くなくて、マイナスな事ばっかり言ってましたけど。


そのあと、土曜日にキャブレターの再調整をしましてネ。


上の画像はヤマハのパーツ・カタログ・アプリのキャブレター部分のイラストです。


調整の時は図の16のジェット・ニードルとか、22のメインジェット、36のパイロット・ジェットあたりの番手を変えて吸気ガスのガソリン濃度を調整するわけですけど。


今回は長いあいだ不調のまま放置していたので完全ノーマルに戻したんですよ。


ただ、先日組み込んだオーバーホール・パーツのジェット・ニードルは本当のヤマハ純正ではなかったんです。(多分、微妙に番手が違ってた。)


それを純正に換えようと分解したら、ニードルを押さえる部品とスプリングが外れてました。


そら調子悪いわいな。(笑)たまにあるんですよね。このトラブル。


そんなこんなで、しっかりノーマルに戻して試乗しましたら・・・。


なんてスムーズなんだろ。めちゃくちゃシルキーで、トルクフルな乗り味。これこれ。これなんですわ。本来のSR。


音も静かでうちの女子にも評判がいい。もう最高。しばらくはこれで行こう。決定。


あ〜、いい気分。長らく通ってた歯医者さんで、「これで治療は終わりました」って言われた時みたい。鬱陶しい病気が全快したような。


は〜、やっぱりバイクはちゃんと整備しとかんとあきませんわ。精神衛生上。


これで、少しでも時間があれば乗れるぞ。イェイ。


よっしゃ。気分もいいし。お仕事頑張ろっと。









今日は、秋田県大館市から大分県九重町までの運行の途中で、32時間以上休みを取らなくてはいけないそうで、お休みでした。


朝から、うちの船の舵(かじ)の土台の部分の木が腐ってきてヤバいので、その修理のための視察に行き、そのあと自転車でホームセンターに行って材料を物色しましたけど、やはり素人仕事では難しいかなぁ?などと考えておりました。


ホームセンターから出てくると、見覚えのある顔が。幼なじみのY君じゃないですか。


多分、40年ぶりぐらいかな。


「Yちゃんか?」と聞くと、もう、そこまで驚かなくてもいいのにと思うくらいのリアクションで。(笑)


「よお分かってくれたなあ!」と。そのあとはおやじギャグ連発のオモロいオッサンで。


近くでフランス料理のレストランやってるねん!と。


店名を聞くと・・・。


「ハレンチ〇〇(←Yちゃんの名字)って言うねん!」って。


フレンチやろ。(笑)


近くやし寄ってって〜、って言うから。



うわ〜、ええお店やんか。立派なモンやで。


けどごめん、わしな、知り合いの店行けへんタイプなんやわ。そう言うと。


「ええねん、ええねん、そんなモン来んでええねんそんなモン。」って。


冗談ばっかり言うから、ずっと笑ってました。「Yちゃん、ええ加減にしゃいや。」って何べん言うたかな。(笑)


楽しかった。幼馴染ってホントにいいもんですね。一瞬で昔に戻れる感覚。この歳になると余計にそう思います。


家まで、思い出し笑いばっかりでしたよ。