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令和7年も暮れましたわ。
写真は先日うちの兄と行った、亡き親父の遺した定置網の杭(くい)抜きの光景です。
とうとう終わりました。ホント、心の中に刺さっていた杭も全部抜けたような気持ち。
最初、僕が杭にロープをくくる役をして、兄が舵を持っていまして。
水面ギリギリの杭にロープをくくらなくてはいけないので僕はすごくキツい体勢でね、何度も「あいたたた」とか言って腰を伸ばしたりしてたんです。
見かねた兄が「すっさん、いっぺん代わろか。」って言ってくれて、交代したんですよ。
そしたらその後2時間ほどでしょうか。兄は一切休みもせず、「あいたたた」とも言わず、キツい体勢のロープ仕事をやってくれたんです。
何度も「交代しよう」と言ったんですけど、「いやいや、何にもキツいことないで。」って言ってました。
スゴい。聞けば、仕事ではあまり座る事は少ないんだそうです。
それに比べて僕ときたらこの数年、特にこの一年は座りっぱなしだったな。力仕事も無くなったし。
身体がなまってるんだ。体重もまた増えた。
令和8年は体を鍛えなくては。
でもね、正直、体重はそれほど気にしてないんです。というよりこのくらいの体格というか、雰囲気がいいんじゃないかなともすら思えるんです。
というのも実はワタクシ、今、空前のモテ期なのではないかと感じておりましてね。
タクシードライバーを始めて、接する人数が爆発的に増えたからでしょうか。本当に毎日、男女国籍年齢問わず、ご好意を伝えていただく事や、それを感じることが多いんです。
ちなみにそやさけっちゅうてそのたんびにフラフラ〜フラフラ〜してるスノさんちゃいますで!(←知らんがな)
ご安心を!(←やかましわ)
ただ、そういう「モテ感の増加」と、この一年の「体重の増加」が同時に来たもんですからネ。
「モテ感=体重×光の速度の2乗」みたいな定理が出来上がってしまっていた訳です。(←相対性理論か)
でも、もうそんな悠長なことは言ってられません。
兄と仕事をして、自分の体力の無さを自覚しました。
このままじゃ早死にだ。
何かを始めなくては。
年が明けたら考えることにします。(←今考えろ)
憧れ・・・。
子供の頃から、無数に存在していたと思いますよ。
こんな物が欲しい、こんな事がしたい、こんな人になりたい・・・。
おかげさまで僕は沢山実現出来たような気がするんです。
素晴らしい人生だ。
でもね、長い人生の中で、気付かないうちにその憧れの存在すら忘れてしまったような、ささやかな夢もあるんですね。
3日ほど前、そういう子供の頃に(無意識に)憧れたモノに不意に出会ったんです。
朝早く、白川通りを南下していた時、30歳前後の女性が手を挙げておられました。
少し道路側に出て、焦っておられるような表情。
タクシーを停めて、ドアを開けて僕が「おおきに」と言うか言わないかで、そのお客さんが叫ばれたんです。
「あの5番を追いかけてください!!」
僕は「え?5番・・・ですか?」と言いながら、「とりあえず、行きますわね。」とタクシーを出発させました。
「あの5番のバスに乗り遅れたんでね、追い越して欲しいんです!」って。
おおぉ〜、感慨深い。
僕らの世代はゴールデンアワーに「刑事ドラマ」っていうモノがありましたよ。その中でよくこういう場面を観ていましたよ。
大人になってからもサスペンスドラマなんかでよくありました。
主人公がタクシーに乗って「あの車を追って!」ってヤツです。
ついに出会いました。
なんか一瞬、めっちゃ燃えましたわ。
実際はすぐに前方のバスはバス停に停まって、それを追い越して次の次のバス停近くに到着して、すごく余裕でミッションはクリアされてしまったんですけど・・・。(笑)
「優しい運転手さんでよかった〜。」って、すごく感謝してもらいました。
嬉しかったな。
また一つ夢が叶ったという、話です。えへへ。
Have Your Self A Marry Xmas.
バスを追いかけているあいだ、僕の脳内に流れていた曲です。
「太陽にほえろ!のテーマ」

