過去に書いた「スノー、ストロークについて考えるPart3」という記事の補足です。


というか、後日談という感じでしょうか。


結論から言うと、この記事のセッティングはかなり濃いめだという事です。


プラグも真っ黒になりますし、特に夏場など走っていると、アイドリングでエンジンストールしてしまったり、エンジンが暖まった状態では再始動の時なかなかかからなかったり、かなり気難しい仕様になるという事なんです。


メリットはありますよ。濃いめの燃調によるアイドリングや低速での低音の効いた排気音、抜けのいいマフラーによる吹け上がりの良さなど。


濃いめの燃調はシリンダー内の温度も低いのでエンジンにもいいですしね。


ただ、一定期間SR500に乗って感じるのですが、むしろ400よりも薄めの燃調が合うみたいなんです。


この記事のセッティングよりも、少し薄めのほうが扱い易いかも知れません。


ちなみに最近の我が愛馬なんですが。一年近くあまりバイクに乗らない期間があり、久しぶりに始動するとだいぶ不調だったので、今はすべてノーマルに戻しました。


それが思いのほかヒットでして。


始動もキック2回で掛かりますし、ノーマルマフラーの排気抵抗によるトルク感はなかなか素晴らしいものがあります。


あと、細かなアクセルワークもとてもスムーズになります。


低音の効いた排気音と、高速の吹け上がりを捨てる気なら、ノーマルのセッティングもすごくいいなと実感しています。


「SR400 ストローク」で検索すると、いくつか目にこの記事がヒットしてくるため、検索エンジンからのアクセスがたまにあります。


参考にして下さる方もおられるかと思い、追伸を書いてみましたよ。


お役に立てれば。