うちの犬は昭和の香り高き飼育法による「外犬」。

玄関脇の犬小屋に住んでおり、我が家は玄関だけが1階で生活は全て2階なので、生活の姿はあまり犬に見えないようになっています。

 

が、

 

朝5時ジャストになると、たった1回、「ワン!」と鳴く。

 

こいつの体内時計の正確さがすごい・・・

っていうか、小屋の中に目覚まし時計でもあるんか?

 

ま、それは置いといて、

いつも通り着替えて愛犬と散歩なわけですが、家を出て1分もいかないうちに緑地帯に入り、そこから下を見ると下にはまっすぐ伸びる団地を貫通する四車線の幹線道路があります。

 

 

この写真の左上のあたりからこの道路を見ていたら、何やら変な音。

 

そう、あの蹄の音が!

 

今回はカモシカが四車線道路を全力疾走していました。

しかも横(中央線側)を走る車に並走しながら。

そして自分(カモシカ)はキープレフトで左車線を逸脱することなく真っすぐと。

 

ええとね、、、自然は豊かですが、世帯数4千くらい?人口1万人くらいの団地なんですよ、一応。

なのに幹線道路をカモシカが疾走する・・・

もう意味が分かりません。

 

カモシカなんぞ気にも留めず、あっちこっちを嗅ぐのに精一杯な我が家の愛犬。

柴犬って「忠誠心が強い」とか、「主人を守るために勇敢に・・・」とかよく言いますが、

守る気なんてこれっぽっちもありません、コイツは(笑)

 

そうこうしているうちにどこからか土手を上ってきたんでしょうね。

振り向けば奴がいる!

 

(さぁ~、私(カモシカ)はどこにいるでしょうかっ?)

 

自分が背を向けて歩き始めるとヤツ前進。

立ち止まって振り向くと静止。

しばし見つめ合う。

歩き始めると前進。

振り向くと静止。

しばし見つめ合う・・・

 

っていつまで続くんじゃい!

な「だるまさんが転んだ」を繰り広げましたが、こっちも朝の時間が潤沢にあるわけではないので、途中で無視して置いていきました。

 

彼は自分に何かを伝えに来たのか・・・?

一体、誰の使者なのか・・・?

単なる野良カモなのか・・・?

で、あのあとどこに行ったの・・・?

 

謎は深まるばかりです。