陽に 晒され 焼かれ

風に吹かれて倒されても

へこたれずに

また立ち上がれた あの頃

 

 今となっては力なく。。。

 ただただ生き永らえてる存在。

 気付かず お別れしてたり

 たまに さよなら言ってくる

 愛おしく大事なヤツ

 

 砂埃やら紫外線なんかに

叩かれ詰られても負けずに

ずっと一緒にいてくれると

昔は思っていたんだよ

 

 ケアもテキトーで

 だけど文句も言わずに頑張って

 当たり前に居るのが普通だと思ってたのに

 気づいた時には手遅れだった

 

 反省しているんだよ

だから飛んでいかないで

 手入れしていくから

だからサヨナラしないで

 

年々みすぼらしくなって

そんなに恨んでいたなんて

辛い思いさせていたなんて

口にしていってくれなきゃ

分かるワケないじゃんか

 

ねぇ ごめんて。

悪いって思ってるんだ

だから だから

もっと一緒に頑張って生きて行こうよ

 

もっとずっと楽しい時間を過ごさせておくれよ

 

ねぇ、お願いだよ。

風になびいて

根元からスッと抜けないでよ。。。

ねぇ、お願いだよ。

紫外線に負けて

穴を閉じたりしないでよ。。。

 

ねぇ、お願いだから

元に戻れないなんて言わないでよ。。。。。

ねぇ、寂しいよ。。。

まだ、禿げたくなって、ないんだよ。。。