これは、正真正銘人の名前です。しかも王妃 ・・・どや   :*:・( ̄∀ ̄)・:*:


”キーボードの魔術師” リック・ウェイクマン

イエス のキーボーディストとして知らない人はいないでしょう。

その イエス 在籍時に アルバム「危機」の合間を縫ってレコーディングされた

73年の初のソロ・アルバム 「ヘンリー8世の6人の妻」 からの一曲で、

クオリティーの高いこの作品の中でも私の最もお気に入りの曲です。





$PIPPAPのブログ




N・ブライソン・モリソン 著の 「ヘンリー8世の私生活」 という本を読んでいるうちに

このコンセプト・アルバムの企画を思いついたといいます。

アルバムの内ジャケットにはキーボード群に囲まれた、 ウェイクマンの写真が載っています。

スタインウェイのピアノ、モーグ・シンセサイザー2台、メロトロン2台、ハモンド・オルガン

RMIエレクトリック・ピアノ&ハープシコード これ見ただけで当時の私はクラッと眩暈が~



もちろん、ただ飾りとして置いてある訳じゃございません (当たり前だけど)

この曲でもピアノによるワルツ調の優しいテーマから始まり、

途中のおどけた、ややホンキー・トンクなタッチのハープシコードに

エンディングの悲しげなシンセサイザーの音色など、効果的に使ってあります。



ヘンリー8世は、6人もの妻を娶りながら離婚をしたり処刑をしてしまったりと

かなりエキセントリックな人だった様ですが、 キャサリン・ハワード については

この動画が巧く解説してあり見て頂けると、その悲劇的人生が分ると思います。勉強になりますねー




小さくて解り辛いと思いますが、ジャケットの左端の蝋人形の上にチョコッと顔が写っているのは、

当時のニクソン大統領で、リックの遊び心が現れていますね。










もうこうなってきますと、名前でもなんでもありませんね。まあ良しと (どこが?)


トニー・オーランドとドーン の 「恋するキャンディダ」 の記事でも書きましたが、

ドーン は トーケンズ のハンク・メドレス がプロデュースしたグループで、

この曲の作者である トニ・ワイン がバック・コーラスに参加していました。

2匹目のドジョウを狙ったのかどうか、ハンクは、アップルジャックスの デイヴ・アップル と

共同プロデュースで、元エンジェルスの ペギー・サンティグリア をメイン・ヴォーカルに据えて

ワインも加えた3人組のガールズ・グループ ”ダスク” を結成させます。



$PIPPAPのブログ



夜明け (ドーン) に日暮れ (ダスク) という命名からわかるように男女の兄弟ユニットとして

プロデュースしたのは、明らかです。





$PIPPAPのブログ




ファースト・シングル として 「エンジェル・ベイビー」 をリリースしますが、

アーウィン・レヴィン=ローレンス・ラッセル・ブラウン の作品で 

ドーンの 「ノックは3回」 と同じ作者で、演奏ミュージシャンも同じです。

ミドル・テンポの明るい曲なのですが、71年全米57位止まりで終わっています。

セカンド・シングルも 同作者の 「ふたりのウェディング・ベル」で 全米53位。

次の またまた同作者の 「Treat me like a good piece of candy」 はトップ100圏外。



ドーン の快進撃は続いていたので、ハンク は、トニー・オーランドの覆面プロジェクトをやめて

ダスクと合体させて正式グループにしようとしましたが、

ペギー はこの申し出を断り、結局 ダスク は解散してしまいます。


同じ様な曲調でヒットしそうなのですが、名前が悪かったのでしょうか、

夜明け ”明”  日暮れ ”暗” 別れてしまいました。




「ノックは3回」 とソックリでしょう。









$PIPPAPのブログ




この4曲入りのEP盤ちょっと良いと思いませんか?

72年の来日に合わせて発売された、我が国独自の初期シングルを集めた編集盤です。

アブドーラ・ザ・ブッチャー をはじめとする悪役レスラーのテーマ曲としても有名になる

「吹けよ風、呼べよ嵐」


68年に デヴィッド・ギルモア (G) が参加直後にイギリスでは発売済みだったのですが、

日本では未発売でこの後シングル化された 

「青空のファンタジア」




でもなんといっても シド・バレット (G,Vo) 在籍時の残り2曲がいいですね。


ロジャー・ウォーターズ (B,Vo) 作の 「夢に消えるジュリア」 は、数ある彼等の作品の中でも

最も幻想的で、哀愁に溢れホロリとくる素敵な曲です。これは、プログレなんかじゃありませんね。

まさに日本人向け。英では68年に 「It would be so nice」 のB面として発売されましたが

日本では71年にA面としてリリースされ、トップ10近くのスマッシュ・ヒットになっています。

またまた日本人スタッフ 良~仕事してますね~   グッド!



そして67年の シド・バレット 作の 「シー・エミリー・プレイ」 は、全英6位の出世作になった

サイケ風ロックですが、邦題は 「エミリーはプレイ・ガール」


        see Emily play

        エミリーが遊ぶのを見ようよ


プレイ・ガールって意味全然違ってくるんですけどwww 

日本人スタッフ へ~んな仕事してますね~   パンチ!




夢に消えるジュリア








エミリーはプレイ・ガール  (笑)