予備議員 に選出された 上皇后陛下 が辞退されたそうです。

確かに、上皇陛下 の意思を反映されていると誤解を招くのは避けられませんからね。

文仁親王殿下 の 皇族議員 選出についても、皇位継承 摂政 になられる順位の高い 皇族 が議員となるのは相応しくないのかもしれませんが、
皇族の数があまりにも少なすぎるため、どうしても 皇嗣殿下 や 上皇后陛下 が選ばれてしまうのですね。




 皇室の重要事項を審議する「皇室会議」の皇族議員2人を選ぶ選挙が7日、皇居・宮殿であり、秋篠宮さまと常陸宮妃華子さまが再任された。


 予備議員には、秋篠宮妃紀子さまと上皇后美智子さまが選ばれた。だが、美智子さまは、予備議員として参加した場合、上皇さまの意思を反映しているのではないかと誤解を招く恐れがあるとして辞退。次点の三笠宮妃百合子さまは100歳で高齢のため辞退した。更にその次点の候補者は3人が同じ得票数のため、後日改めてくじを引くという。宮内庁によると、辞退者が出たのは初めて。

 選挙は、天皇陛下と上皇さま以外で、成年皇族による互選で行われる。

 天皇、皇后両陛下の長女愛子さまは初めて出席した。立会人を務める予定だった上皇さまの弟の常陸宮さまは、新型コロナの感染が判明したため、愛子さまが立会人を務めた。百合子さまは、暑さで少々疲れ気味のため大事を取って出席を取りやめた。

 皇室会議は皇族男子の婚姻などを審議し、首相が議長となって衆参両院の正副議長や最高裁長官と判事、宮内庁長官ら計10人で構成。うち2人は皇族で、現在は秋篠宮さまと華子さまが務めている。任期は4年で、15日に満了となる。(多田晃子)