個人の自由と権利が尊重される社会というのは、
同時に、多様化した価値観が互いに衝突し、社会を分断するくらいの大規模な争いを招くことにも繋がります。

『自由』や『民主主義』に対して漠然と、平和的であると思い込んでいるなら、それは誤りです。

そういった自由や民主主義が内包する欠点を補い、社会全体の安寧を維持する上でも『権威』の存在は不可欠であり、

中でも、皇室や王室を戴く民主主義である『立憲君主制』こそ、不偏不党の伝統的権威である君主の下で多様な価値観が共存することを可能とする理想的な社会のモデルといえるでしょう。