イギリス人のD君
ナダルアカデミー1期生の仲間
イギリス人のD君
アカデミーには2年間在籍していた
同じトップチームだった
優等生Ryuと 落ちこぼれD君
でもイギリスのジュニア代表が3人
その一人がD君
我が家では「ムスッと君」と呼んでいた。
いつ見てもムスっとしていたからだ
D君のお母さんは、底抜けに明るく超絶面白い方
Ryuを可愛がってくれた というが溺愛に近かった笑
アイビーリーグの1つですから、世界でも指折り
「Dはそんなに賢かったんや」 と聞くと
「いいやアホやで あいつのエッセイRyuが書いてた
文章書くの苦手やからさぁ イギリス人やのに」
テニスコーチの推薦で入れたらしい
「優しい顔になっとるやんか」
「ちゃうねん あいつ 精神が病んどるねん」
ダートマスで心許せる友達がひとりもいないらしく
寂しさを通り越して自信喪失になっているらしい
「あいつさぁ 1泊のはずが帰らへんのよ」
ダートマス行きのバスも予約していなかった
しばらくRyuと過ごしたいと🤣
アカデミーの仲間の多くは、
大学卒業後もテニスをしている(プロ志望)
いわゆるテニス中毒患者だ
D君は、さっさと引退して金融の道を目指している
次に会うときは、もう少しマシになってて欲しいとの事

ちなみにですが、
ヨーロッパで日本人、中国人、韓国人はアジア人ひとくくり
もちろん差別の対象です。
14歳でアカデミーに入り 英語がゼロ
イジメられて帰国したアジア人の方が多い
息子Ryuはトップチームの奨学金生
さらにピアノが弾けたことで 特別視された
2年目には Boss になってた🤣
NOしか言わない日本人Ryu
NOしか言わない日本人Ryu
一回 Ryuに喧嘩を売った奴がいた
保護者が敵視して、追放の御沙汰が出た
そしたら親御さんが数千万をアカデミーに寄付して
選手達に遠征代を提供して ノープロブレム
もちろん 息子に謝罪し それを受け入れたから
すごいよヨーロッパは

4年半で受けたカルチャーショックは数知れず
写真もう一回見て
立場にウルサイイギリス人が座ってる席は?
奥が息子ってことは、立場が上 ここは絶対
支払いは。D君 「奢らせてください」 だってさ
「可愛いとこあるやん」 って言ったら
「当たり前やで もし割り勘とか言うたら
クリスから干されるで
」

※クリスはアカデミー1年目からのコーチ
日本人コーチが白旗あげるぐらい優秀
今はアメリカでアカデミーを3つ
メッチャ稼いでる(お金に執着してないけど)
「Ryu いつでもきてくれよ
保護者対応は任せるから」 とオファーされてる
大好きなテニスをしながら 年収数千万円
それもアリですよね