今日はランチタイムに同僚の女の子3人で少し歩いた場所にあるお店に。



ちょっと久々に行ったお店でチキンカツが乗ったピラフを美味しく頂きました。お腹いっぱい!






お盆休みの事、続き。

実家の帰省から戻って来てからの事。

私はまずタツヤさんと会った。


お互いのスケジュール、私が実家に帰省してたのもあってタツヤさんと会うのもこの日ちょっと久しぶり。


この日までまだタツヤさんは私に指一本も触れてきていない状況。


私は「今日は手を出してくるかも。」って気持ちで会いに行った。ちょっとした攻めた下着もつけて。




ってか、正直タツヤさんに「今日こそ抱かれたい」って思いがあった。


今まで会って言葉だけで私は彼に溶かされるような事を言われ続けて来た。


「失神させるくらい抱いてやりたい。」とか、「彩菜ちゃんってSだよね?いっぱい虐めてみたい。」とか、「妊娠させたいカラダ。」とか、「このエロいカラダに俺のカラダを覚えさせてあげようか?」とかエロい事言って私をその気にさせてくる。


何より彼からエロい雰囲気を醸し出している。


抱かれたと思う二の腕。服の上からも分かる厚い胸板。時にジーッと見つめてくる熱い視線。


どれを取っても私からしたら魅力的。


チャラくて如何にも女をいっぱい知ってそうなタツヤさんに私は凄く惹かれてしまってる。



そんな気持ちで会いに行った。


ある場所でお昼に待ち合わせ。


少し遅れてタツヤさんが来た。


「おー、お疲れお疲れ。あ、今日髪アップして雰囲気また違って可愛いね。服装もセクシーでグッドじゃん。今日も相変わらず彩菜ちゃんは可愛いな。」


相変わらずチャラいけど、こんな事言われて私はその気になる。


凄く良い気分にしてくれるタツヤさんはこの日も明るく楽しく私に接してくれる。


そんな彼と取りあえずカフェに行った。








それから買い物したりブラブラと。


一緒に歩いていても優しくエスコートしてくれたり女慣れしてるとはいえ嬉しい気持ちになる。


それでも手をつないで来たりとかは一切なく相変わらず私に触れてこない。


ちょっと勇気を出して私から手をつないでみた。


めちゃくちゃドキドキしながら。


するとタツヤさんは凄く自然に力を入れてくれて受け入れてくれてそのまま手をつないだまま歩いてくれた。


私めちゃくちゃ緊張。鼓動が伝わるんじゃないか?ってほどドキドキが止まらない。


と、同時に…、私はジワーッと股間に「ヌルヌル」って感覚が伝わって来た。


「ヤバい。私めちゃ濡れて来た…。凄い濡れてる…。」


手をつないだだけなのに…。凄く泉が溢れて来てる。


私の興奮状態をタツヤさんに察されないようにと思った。


途中手を離したりしたけど、向こうからも手を握って来てくれたりした。


あるタイミングで私はトイレに行った。


見ると尋常じゃないほど濡れていた。


私の興奮MAX状態の下着、パンストまでもが凄いシミになってる。


拭き取っても拭き取っても次から次へと泉から溢れて来る。


「ただ手をつないだだけなのに…。何もされてないのに…。もし何かされたら私どうなるの?」




そんな思いとカラダの状態のまま夜になり飲みに行った。


タツヤさんの知ってるダイニングバーに。


隣同士で座る席に座った。


少し時間が経った頃、私から少し身をタツヤさん側に寄せてみた。


それを徐々に寄せて行き密着させてもたれ掛かるようにした。あざといと思われてもいいって思って。


するとタツヤさんから私の腰に手を回して来た。


これまでにない緊張。


私のカラダは緊張でカチカチに。


故意ではなく時々タツヤさんの手が私の太ももにたまたま触れる。


それだけでも軽くカラダに電流が走る。


そんな時、タツヤさんの携帯が鳴った。


タツヤさんはフツーに電話に出て親しげに話してる。


漏れ聞こえてくる声は女の声。


心に嫉妬心が沸いた。


でも私は彼に対してそんな気持ちを持つ権利もない。



それから自分に勢いを取る為に少しお酒も多めに摂取した。

だから私は少し酔っていた。


タツヤさんも少し酔っていた。


そんな中タツヤさんから「そろそろ行こうか?」って言われた。


心の中で「キター。誘ってくる?どうする?」って思いながら私は「あ、はい。どうするんですか?これから。」って聞いた。


タツヤさんは爽やかに答えた。


「あ、今日はこれから転勤で地方に行ってるツレがこっちに来てるから、そいつと飲みに行く約束してて。今からまだ飲むのにスッカリ酔っちゃったよぉ〜。」って言われた。


私は動揺を隠しながら「あ、そうなんですねー?楽しみですよね?久々なら。じゃあ私はこれで。」って言った。


確かに別に飲みに行った後の約束もしてないし、彼の女でもないから引き止める権利もない。



結果、この日もタツヤさんとは何もなく終わった。


店を出て私の乗る駅まで送ってくれた。


「彩菜ちゃん今日も楽しかったよ。また会ってな。絶対な。あ、気を付けて帰れよ。家着いたらまた連絡ちょーだいな。心配だから。あ、ナンパされて付いて行くなよ-!」


この言葉と優しさは何なんだろう…。


益々私の気持ちは混乱する。



そしてそのまま凄く爽やかに去って行った。


「さっき電話してきた女と会ってるのかな?」


家に帰る時もそんな事をずっと考えてしまい。


帰宅して私は心配になりタツヤさんにLINEではなく電話をした。


すぐに電話に出て、「お、家に無事着いた?了解了解。安心だわ。また近々会おうな。」って。


電話の向こうは飲み屋にいるようなガヤガヤした音だけ聞こえて女がいるような気配はなかった。


電話を切って色々と考えた。


「私に興味がないのかな?私ダメなのかな?魅力なのかな?あの優しさは何なんだろう。」


私がいいって思う男はほとんど落とせてきた。

狙った男は手に入れてきた。


それが彼女がいる男でも奥さんがいる男でも。





私から手をつないだり、飲んでる時に身を寄せてなかったらこの日もまた触れられる事もなかったんだなって。



でもまた私に会いたいって言うし、相変わらず頻繁に連絡もくれる。


カフェで撮った上に載せた写真もタツヤさんは、


「デカい胸だしイイ脚してんなぁ。美味しそうなカラダ。これだけでおかずになるなぁ。改めて彩菜ちゃんってイイ女だなぁ。」って言ってくれたのに。


タツヤさんの作戦なのか、やっぱり私に魅力も興味もないのか、ただの飲み友達と思われてるのか、それとも何か向こうに考えがあるのか?



そんなタツヤさんを私は益々気になって仕方ない。


ムラムラした気持ちや複雑な気持ちでこの夜自慰行為が止まらなかった。


あのタツヤさんの胸板と二の腕で抱き寄せられて、そして激しく抱かれている事を妄想していたら自慰行為が止まらなかった。


おもちゃの電池が切れるほど。


また早く会いたい気持ちになる。


気持ちが犯されてる。あの人に。




彩菜。