なんか土曜日以来、シンジの事が頭から離れない。


今まで長年ずーっと幼なじみの男子の友達って意識しかなかったのに、変に男としてと言うか


別に好きになったって訳でもなく。


カラダの相性が合ったってなったのか。



シンジのカラダを私のカラダが覚えてしまったみたいで。


土曜日の夜の事を思い出すと大切な部分の泉から蜜が溢れてくる。


そんな事思ってたら自然と昨日の夜、シンジに私から電話してしまってた。


シンジは私に対していつも通りの対応して電話出てくれた。


けど、私が照れてと言うか、ぎこちない感じだったみたいで。


シンジに、「彩菜。どうした?なんかあったか?」って言われた。


だからシンジに聞いてみた。


「シンジ?何で土曜日、私の事抱いたの?ただ酔っぱらった勢い?それともただ雰囲気に流されただけ?」って聞いた。


シンジは少し黙った後、


「酔ってたけど勢いじゃない。お前にも彼氏がいることも分かってるし、これからの俺達の関係考えるとあんな事したら彩菜も困るだろうし、周りのあいつらも知ったら、特にミッチが聞いたらどう思うかとか思ってたけど。」


って。ミッチって私が付き合った事のある同級生でシンジとミッチも親友。


さらにシンジは、


「俺もお前の事が好きな時期あったし。今まで俺も彩菜の事大切な女友達って存在だったけど、でもどこかでお前の事女として見てる俺がいた。中学から大人になっても。そう言った意味では酒の力借りて彩菜を抱いてしまったのは悪かった。俺の勝手な行動だった。」


って謝られた。


私は「謝らないで。そうやって言ってくれるのうれしいから。」


そして私、バカなのか。おかしくなったのか本当に訳の分からない事言ってしまった。


「シンジ。私ね。あの夜の事。頭から離れないの。凄い長年の友達関係の中であんな事してめちゃくちゃ恥ずかしくて照れくさくて複雑な想いになって。友達関係が崩れるかもとか思ってめちゃくちゃ複雑な気持ちになって。でも、また抱かれたいってなんなそう思う気持ちになってると言うか。私には彼氏もいるし付き合うとかじゃなくて。でもシンジの事はフツーに好き。なんて言ったらいいのか。私こそごめん。変な事言って。」


シンジはびっくりしてた。


「怒ってないのか?」って。


私は、「起こってなんかいないよ。ただ、今までとは違う気持ちにはなった。」


そんな会話をして


今週の金曜日にシンジと再び会うことになった。


私はシンジに抱かれに行くこと。

シンジも私を抱きに来る事。


お互い言葉には出さなかったけど、そーゆー事。


電話切ってから過去にシンジと撮った写真とかデータ掘り返して色々見てた。


中学の時にシンジと撮ったプリクラ。




過去に飲みに行った時の写真の一部。



見れば見るほど複雑な気持ちに。


こんなのでいいのかな?私。


気持ち切り替えて仕事頑張らなきゃ!




彩菜。