シニアコンシェルジュ協会は、健康・生きがいメッセ2018のイベントに参加してきました。このイベントは、第一部が基調講演、第二部が本イベント(12月8日)に出展する団体や品川区が参加してのワークショップでした。
第一部の基調講演は、「シニアから発進!世代をつむぐ三方よしの地域づくり」というテーマで、東京都健康長寿医療センター研究所の藤原先生のお話しでした。
第二部は、基調講演を受けて、NPO法人の代表や町会、品川区の職員などによるワークショップが行われました。ワールド・カフェ方式というタイプのワークショップで、みなさま自由に思っていることを闊達に発表されていました。
ワークショップの最後には、藤原先生にコメントをいただいたのですが、
①話題に挙がっていた男性の地域デビューの問題はどの地域でも問題になっている話である
②子育てが一段落した世代の女性は、実は、世代間交流のキーになる世代である
③一度きりのイベントではなく継続して関与できることが大切
といった点を指摘されていました。
さらに、シニアコンシェルジュ協会にとって心強かったのは、「これからの高齢化社会は病因や区役所といった最後の砦(内堀)で対応するのではなく、NPO法人などの地域(外堀)で対応することが大切。そして、外堀はいろいろな問題に対応できる連合軍でなければならない」と指摘されていたことです。シニアコンシェルジュ協会は、連合軍という表現がぴったりですね。
健康・生きがいメッセ2018のイベントの本番は、2018年12月8日(土)、今回と同じ、スクエア荏原において開催されます。