東京でのイベントを前にして
2018年1月、LGBTのみなさまとワークショップを行って、私たちシニアコンシェルジュは気づかされたことがあります。
それは、多様性(を受け容れる)社会においては、”世の中の平均”の意味が変わっているということです。
現在の、私たちを支配している考え方には、その中心に(見ることのできない)”世の中の平均”があります。社会的規範(こうあるべきだ)となる平均が中心にあって、それぞれ人の人生(ライフ)は、その中心からどれだけ離れているかという点で語られることが多いのです。
しかし、LGBTのようなマイノリティ(少数派)主導のワークショップでは、少し様相が変わってきます。そもそも、特徴が多いわけですから(少数派の定義でもあります)、社会的な規範からは遠く離れているわけです。それでも、みなさまの意見を聞かせていただいていると、個人の意見で重複する部分が浮かび上がってくる。ココが、本当の意味での”世の中の平均”といえるのではないでしょうか。
多様性社会においても“世の中の平均”は役に立ちます。でもそれは、従来の平均の意味ではなく、多様性を受け容れた社会におけるコンセンサス(合意)という意味なのです。


